『ザ・スパイダース・アルバムNo.1』

(THE SPIDERS/ALBUM No.1)

《1966年4月15日オリジナル発売,SFL-7288》
A1.フリフリ・66           B1.ヘイ・ボーイ
 2.ノーノーボーイ            2.ワンス・アゲイン
 3.リトル・ロビー            3.落ちる涙
 4.ビター・フォー・マイ・テイスト    4.ラッキーレイン
 5.ロビーロビー             5.しずかに
 6.ミスター・モンキー          6.ゴー・ゴー

グループサウンズほど 日本の音楽界を席捲した現象は、それ以前にも それ以後にもなかったと思う。そして それは、日本にバンドを定着 させた筈なのに これほど ロック史の中でまともに省みられていない 事もない。それは、ブームが加熱する余り商業主義化が進み、日本語の オリジナル曲が、どんどん歌謡曲へと傾斜していった事が一因だろう。 これは、いわゆるGSブームが吹き荒れる前、1966年に発売された スパイダースのファーストアルバムで全曲オリジナルである。 基本的には、’60sビートの日本における一つの結実だと 思うが、同時にその後の彼らのヴァラエティの豊かさの萌芽がすでに 見受けられる内容でもある。全12曲のうち3曲が英語。日本語の 詩は、繰り返しが多く意味よりも まず ビートの熱さを伝えようと している。彼らは、65年ごろ 来日したいろんなバンドのオープニング アクトも努め その中で あえて自分たちの音「トーキョーサウンド」を 目指したのがこれである。 ブームになる事で商業主義にゆがめられたいくGS以前のピュアな音が ここにある。GSブームがこの延長にあれば、日本の ロックのその後の展開は変わっていたと思う。 あえて 各曲についてのコメントはつけません。30年の時を超えて 復刻されたこのアルバムに関しては、それぞれが自分の耳で聞いて 評価してほしいから。                             招き猫

●招き猫さんへのメールはこちら
●招き猫さんのホームページ
「CUTIE MORNING MOON HP」 http://www.kiwi-us.com/‾hitomi/gsjp.htm

●ディスクレビュー・メニュー(登録順)
●ディスクレビュー・メニュー(アーチスト名索引)
●ディスクレビュー・メニュー(発売年順索引)

●「JARA!!」トップページに戻る