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『渋さ知らズ/渋龍』

(SHIBURYU/SHIBUSASHIRAZU)

《1999年1月10日発表》

いつもそうなのだ。生きていては有り難みが無いとで も言うのか? ローランド・カークは存命中「グロテ スク・ジャズ」とさえ呼ばれていた。ピアソラは予言 すらしていたと言う。「俺は死んだら売れるぞ。」今や その言葉の通りになってしまったではないか。時代が 追いついたなどとは態のいい言い分けに過ぎぬと知れ 。ふざけるな。クソ業界人/評論家こそ死に絶えろ。 再評価などではなく、今ここで評価を必要としている 者たちはクソの洪水に喘いでいるということを忘れる な。音楽とは時に生死を賭けた闘争という側面を持つ ものだが、自分というものがこの世に生まれ、生きて きたという全てを賭けて出された音どもは確かに存在 している。これ以上犠牲者を出すことは絶対に許され てはならぬ。渋さ知らズとは自らの存在意義の全てを 賭けて音を放つ者たちの連帯そのものであり、地底か ら全世界に向けて噴出するジャズ化されたマグマその ものである。欧州における歴史的快挙は本作の解説に 詳しいが、ここ数年の渋さ知らズの恐ろしいほどの進 化は、例えば本作の最後に収録された「DA DA DA」に おける無限とも思える清らかさにも顕著である。俺は 鳥肌が立ちまくった。渋さ知らズにまさに「今」正当 な評価を与えることができるか否か? それはもはや 地球規模で考えるべき人類的課題のひとつでもある。 参戦の方法は日々の過ごし方の中にこそ多々ある。連 帯せよ。 1999.4.8 古藤色即 sikisoku@po.teleway.ne.jp

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