『大工哲弘/ウチナージンタ』

(DAIKU TETSUHIRO/OKINAWA JINTA)

《1994年発売,OFF NOTE ON-1》
  1.マクラム道路/2.カチューシャの唄/3.ラッパ節/4.満州想えば/
  5.満州娘/6.奄美小唄/7.篭の鳥/8.東京節/9.書生節/10.汗水節/
  11.あきらめろ/12.安里屋ユンタ

沖縄は八重山諸島石垣島出身の民謡歌手、大工哲弘がヤマトのはやり唄を
中心に歌ったアルバム。
プロデューサーの梅津和時をはじめ、元コンポステラのメンバーやチンドン
など多彩なミュージシャンが参加している。

それぞれの歌の歴史的な背景は複雑で、それをさらに八重山諸島の歌い手
が歌うのだから、さらに複雑である。

しかし、このアルバムにはそうした重苦しさはない。
大工哲弘の唄やチンドン、三線といった音のキャラクターが、独特の大ら
かさや陽気な気楽さを漂わせている。
「あきらめろ」の歌詞にもみられるような、自らの不幸を笑ってしまうユー
モア精神や、したたかに生きる庶民の活力を感じさせてくれる。

                    1996年11月3日 小林アツシ


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