『ジャックス』

(JACKS)

《1995年2月22日発売,東芝EMI TOCT-8831》
  1.からっぽの世界/2.マリアンヌ/3.時計をとめて/
  4.われた鏡のなかから/5.裏切りの季節/6.どこへ/
  7.ラブ・ジェネレーション/8.薔薇卍/9.この道/
  10.遠い海へ旅に出た私の恋人/11.いい娘だね/
  12.堕天使ロック/13.花が咲いて/
  14.ロール・オーヴァー・ゆらの助/15.敵は遠くに/
  16.君をさらって

ジャックスのベスト・アルバム。
ビッグ・アーティスト・ベスト・コレクションというシリーズものの1枚
です。。
ブルーの帯が店頭で目立ちますが、シリーズものというのはジャックスの
よう「孤高のバンド」にはあんまり似合わないような気がします。(笑)

ジャックスのベスト・アルバムには、「からっぽの世界」が歌詞の問題で
自主規制により収録できなかった時代の『レジェンド』という名盤があり
まして、このアルバムの選曲も『レジェンド』をベースにして曲を増やし
たものです。

CD盤『レジェンド』との違いは、無事に世の中に出るようになった「か
らっぽの世界」と、タクト時代のシングル曲「いい娘だね」のラジオ用音
源の2曲を収録している事です。

「からっぽの世界」が1曲目になってます。
ある意味ではジャックスの代表曲ともいえるのでしょうが、なにも1曲目
にしなくてもいい気がしました。(^^;)

どうせなら、『レジェンド』やオリジナル・アルバムとは曲順をぜんぜん
変えるぐらいの工夫はしてほしかったところです。
ただ、写真に関してはファースト・アルバム『ジャックスの世界』のジャ
ケット写真の別テイクを使用するなど、マニアを刺激する工夫をしていま
す。(苦笑)
歌詞は載ってますが、解説等はありません。

オリジナル・ジャケットや盤の持つ雰囲気にこだわらないのであれば、お
買い得のCDで、これと早川義夫の『ひまわりの花』を揃えれば「ラブ・
ジェネレーション」「堕天使ロック」「いい娘だね」3曲の新旧録音を比
べて聞く事ができます。

なんと言っても、ジャックスの名曲の数々がこれ1枚でほとんど聞けてし
まうわけですから、ジャックスを聞いた事がない人はだまされたと思って
1枚だけ買う価値は充分あります。
収録時間は短めですが、これ以上収録してしまうとオリジナル・アルバム
を買う必要がなくなってしまうので、メーカーとしてもこれ以上は無理で
しょうね。

                            小林アツシ

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