球状方解石(Calcite)



長野県大町市湯股温泉
CaCO3 画像の幅約1.8cm

温泉作用で生成された球状の方解石です。
地元では昔から「霰石」と呼ばれていたもので、明治時代の鉱物学者により
海外の「アラゴナイト(Aragonite)」と同一視され、アラゴナイトの和名が「霰石」
となった由来のあるものです。
その後の研究により方解石であることが判明しましたが、「霰石」の和名は
今も残っています。