月刊LaLaインデックス1983 MONTHLY LaLa INDEX 1983
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白泉社月刊LaLaのインデックスデータ。その1983年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。
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月刊LaLa 1983年12月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第8回 | ★★★ | |
「秋の一日」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん32 | ★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第33回 | 7ST. この家の鍵貸します | ★★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第59回 | ★★★ |
「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第8回 | ★★★ | |
「LARGO」 | 木原敏江 | その2 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.15 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第45回 | ★★★★ | |
「クリスマスデイ」 | 秋本尚美 | 読切 | したたかな女達 | ★★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 最終回 | 12−クリスマス・プレゼント− | ★★★★ |
「シャンペン・シャワー」 | かわみなみ | 第3話 | ★★★ | |
「黄昏シティ・グラフィティ12」 | 星崎真紀 | 読切 | 隣人戦争編2 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その44 | 琴ちゃんの散髪 | ★★★ |
「学生の領分」 | なかじ有紀 | 読切 | PART5 OSANDON戦争 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第16回 | ★★★ |
引き続き(笑)、この時期にしては中庸の号、かなあ。「エイリアン通り」「日出処の天子」「ヴェッテンベルク・バンカランゲン」は引き続き(笑)クライマックス近し。この後シリーズになる「したたかな女達」は秋本尚美の中ではキャラクターのエキセントリックぶりが楽しい秀作。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年11月号 |
表紙 | 木原敏江 | ヴェッテンベルク・バンカランゲン |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第32回 | 7ST. この家の鍵貸します | ★★★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第44回 | ★★★★ | |
「苺パーティその4」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん31 | ★★★ |
「LARGO」 | 木原敏江 | その1 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.15 | ★★★ |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第7回 | ★★★ | |
「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第7回 | ★★★ | |
「花は辺りに雨と降り」 | 森川久美 | 読切 | 「南京路に花吹雪」番外編 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その43 | 熱博士の復讐 | ★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第11回 | 11−いつもの11月− | ★★★★ |
「シャンペン・シャワー」 | かわみなみ | 第2話 | ★★★ | |
「黄昏シティ・グラフィティ11」 | 星崎真紀 | 読切 | ページツウ | ★★★ |
「文化祭戦争」 | わかつきめぐみ | 読切 | 不協和音ラプソディ・演劇部復讐編 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第15回 | ★★★ |
まあ、この時期にしては中庸の号、かなあ。「エイリアン通り」「日出処の天子」「ヴェッテンベルク・バンカランゲン」はクライマックス近し。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年10月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第6回 | ★★★★ | |
「シャール通信」 | 成田美名子 | ★★★ | ||
「晴れたら金の鈴」 | 大島弓子 | 読切 | 綿の国星★17 | ★★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第10回 | 10−台風シーズン− | ★★★★ |
「シャンペン・シャワー」 | かわみなみ | 第1話 | ★★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第43回 | ★★★★ | |
「黄昏シティ・グラフィティ10」 | 星崎真紀 | 読切 | ページワン | ★★★ |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第6回 | ★★★ | |
「苺パーティその3」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん30 | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その14 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その42 | ルンルンポスト | ★★★ |
「学生の領分」 | なかじ有紀 | 読切 | PART4 晃生の場合 | ★★★ |
「閉じられた9月」 | 篠有紀子 | 後編 | ★★★ | |
「自分の靴をはいて」 | 文月綾人 | 読切 | 第47回ララまんがスクール優秀賞 | ★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第14回 | ★★★ |
ひかわきょうこ「荒野の天使ども」は今回ダグラスの身上話でまた泣かせのツボ。あと、かわみなみのたぶん最大のヒット作「シャンペン・シャワー」がスタート。 あと、あまり高い評点をつけていない篠有紀子のサイコホラー路線でも、この「閉じられた9月」は猟奇殺人の被害者の生まれ変わりというアイデアを上手く使ってバランスよく仕上がっている方だと思う。ちょっと前に今でいうストーカーを短編のネタに使ったことがあったし、今回の場合は「FBI心理捜査官」的なネタを使っていて、発表当時はあまり気に留めていなかったけど、この時期の篠有紀子の扱うテーマは実は10年早かったのではないかという気が最近ちょっとしている(2000年現在)。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年9月号 |
表紙 | 山岸凉子 | 豊玉姫 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「ZV」 | 青池保子 | 読切 | ★★★★ | |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第31回 | 6ST. 親父が出てきた日 | ★★★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第42回 | ★★★★ | |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第5回 | ★★★ | |
「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第5回 | ★★★ | |
「閉じられた9月」 | 篠有紀子 | 前編 | ★★★ | |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第9回 | 9−赤トンボ− | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その13 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★★ |
「苺パーティその2」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん29 | ★★★ |
「黄昏シティ・グラフィティ9」 | 星崎真紀 | 読切 | 隣人戦争編 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その41 | ナイアガラ音頭 | ★★★ |
「新・古文の傾向と対策」 | わかつきめぐみ | 読切 | 不協和音ラプソディ・期末テスト編 | ★★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第13回 | ★★★ |
久しぶりの山岸凉子の表紙は飛鳥時代風の人魚という一風変ったモチーフで、絵にタイトルがついているというのはこの時期のLaLaでは珍しい(初期の萩尾望都の表紙イラストとかは毎月オリジナルイラストでタイトルがついていたんだけど)。 青池保子「ZV」はLaLa誌上でのナンバリングされたシリーズとしては最終作(後に新雑誌メロディでちょっと復活したりするんだけど)。『エイリアン通り』は第6話クライマックス。成田美名子作品の中でも、マンガとしての面白さとテーマ性がいちばんバランスよく両立していたのはこの時期だと思う。 わかつきめぐみ「新・古文の傾向と対策」は、クロスワード古文テストというアイデアが光る。多分にキャラクターにノレるかノレないかで好き嫌いが分かれると思われるこのシリーズ中でも、その辺の要素抜きにアイデアの面白さだけで読める好短編だと思う。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年8月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第30回 | 6ST. 親父が出てきた日 | ★★★★★ |
「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第4回 | ★★★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第41回 | ★★★★ | |
「苺パーティその1」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん28 | ★★★★ |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第4回 | ★★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その40 | すみれPART4 | ★★★ |
「聖子・17歳・1983夏」 | くぼた尚子 | 読切 | (聖子シリーズ) | ★★★★★ |
「学生の領分」 | なかじ有紀 | 読切 | PART3 片耳ピアスの同居人 | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その12 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第58回 | ★★★ |
「D・ゲーム」 | 裕美えこ | 読切 | ★ | |
「エンジェルブルー」 | 秋本尚美 | 読切 | ★★★ | |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第8回 | 8−夏のメフィスト− | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第12回 | ★★★ |
あいかわらず連載陣に★★★★とか★★★★★とか連発状態(笑)。クライマックス状態の連載陣はともかくとして、今月はくぼた尚子「聖子・17歳・1983夏」が文句なしの★★★★★。今にして振り返ってみても、聖子シリーズはくぼた尚子のベストシリーズだと思う。どこかでコミックス再刊してくれないかな(笑)。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年7月号 |
表紙 | 樹なつみ | 「マルチェロ物語」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第40回 | ★★★★★ | |
「夏が来て…」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん27 | ★★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第29回 | 6ST. 親父が出てきた日 | ★★★★★ |
「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第3回 | ★★★★ | |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第3回 | ★★★ | |
「青嵐」 | 木原敏江 | その11 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その39 | すみれPART3 | ★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第7回 | 7−気球− | ★★★ |
「ペパーミント・エッセイ」 | 篠有紀子 | 読切 | ★★★ | |
「ないものねだり」 | 秋本尚美 | 読切 | ★★★ | |
「ラプソディ・イン・グレイ」 | かわみなみ | 読切 | ノストラ探偵団事件簿No.13 | ★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第57回 | ★★★ |
「黄昏シティ・グラフィティ8」 | 星崎真紀 | 後編 | 三文編 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第11回 | ★★★ |
なんか連載陣に★★★★とか★★★★★とか連発しちゃってますが、クライマックスに近づきつつある「処天」と「エイリアン通り」はやっぱりよいです(笑)。あと、ひかわきょうこ「荒野の天使ども」も連載3回目にして泣かせを効かせたなかなかの展開(ミリアムの身の上話)で、この時期のひかわきょうこのイメージからすると意外なほどのストーリーテラーぶりを発揮。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年6月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「青嵐」 | 木原敏江 | その10 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「スオミさんの木曜日と金曜日」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん26 | ★★★ |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第2回 | ★★★ | |
「通りすがりに殺したい」 | 竹宮惠子 | 読切 | (姫シリーズ) | ★★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第56回 | ★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第28回 | 6ST. 親父が出てきた日 | ★★★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第39回 | ★★★★ | |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第6回 | 6−雨− | ★★★ |
「黄昏シティ・グラフィティ8」 | 星崎真紀 | 前編 | 三文編 | ★★★ |
「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第2回 | ★★★ | |
「学生の領分」 | なかじ有紀 | 読切 | PART2 ときめきの春 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その38 | くじ運 | ★★★ |
「日暮町夢色小路」 | 木村晃子 | 読切 | ★★★★ | |
「男一匹春爛漫」 | 橋本恩 | 読切 | 第45回ララまんがスクール第1位 | ★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第10回 | ★★★ |
竹宮惠子「通りすがりに殺したい」はいわゆる姫シリーズ。このシリーズの第1作は確かマンガ少年に再録されているのを読んだことがあった。この時期、「私を月まで連れてって」のシリーズも連載をしていたはずで、なんだか昔の短編のシリーズ化に着手しているな、という印象をちょっと受けたのを覚えている。そういえば、「私を〜」の最初の短編もマンガ少年に再録されているのを読んだんだったな(笑)。 それ以外では、なかじ有紀「学生の領分」シリーズが早くも第2作登場。あと、本誌初登場の木村晃子は下町っぽい日本の懐かしい風景を感じさせる独特の画風、作風がよく出ていて、秀作。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年5月号 |
表紙 | ひかわきょうこ |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「荒野の天使ども」 | ひかわきょうこ | 第1回 | ★★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第38回 | ★★★★ | |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第5回 | 5−夢− | ★★★★ |
「マルチェロ物語」 | 樹なつみ | 第1回 | ★★★ | |
「青嵐」 | 木原敏江 | その9 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その37 | モンロー人形 | ★★★ |
「コピーtheフェイス」 | 安孫子三和 | 読切 | 第44回ララまんがスクール優秀賞 | ★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第27回 | 6ST. 親父が出てきた日 | ★★★★★ |
「黄昏シティ・グラフィティ7」 | 星崎真紀 | 読切 | 橘御一家編 | ★★★ |
「天使たちの時間」 | くぼた尚子 | 読切 | 紐育フラッパー'57 | ★★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第55回 | ★★★ |
「5月病異聞」 | わかつきめぐみ | 読切 | 不協和音ラプソディ新入生編 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 最終回 | ★★★ | |
「ジャスト・ア・スタントマン」 | 香川かおり | 読切 | 風早参上!・其ノ四 | ★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第9回 | ★★★ |
ひかわきょうこ『荒野の天使ども』が連載開始。この当時は定型的少女マンガばかり描いてきたひかわきょうこがよりにもよって西部劇を描き始めた、ということにかなり驚かされたものだが、2000年現在ではもはやひかわきょうこの全作品の中で定型的少女マンガの比率はかなり下がっているのであった(笑)。 安孫子三和はララまんがスクール始まって以来初めての優秀賞でのデビュー。ちょっと前の投稿作と比べると、既に現在に至る独特の画風も確立されているし、アイデア、ストーリーとも確かに新人としてはなかなか突出している。 その他、ギャグも含めて実に読みごたえあり。★★★★連発状態(笑)。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年4月号 |
表紙 | 木原敏江 | ヴェッテンベルク・バンカランゲン |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第26回 | 6ST. 親父が出てきた日 | ★★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その8 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その36 | ある哀の詩 | ★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第4回 | 4−春− | ★★★ |
「EVIL」 | 篠有紀子 | 後編 | ★★ | |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第37回 | ★★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第8回 | ★★★ |
「あなたのための子守唄」 | 三原順 | 読切 | ★★★★ | |
「スオミさんの木曜日と金曜日」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん25 | ★★★ |
「冬の雨」 | 星崎真紀 | 後編 | 黄昏シティ・グラフィティ6 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第21回 | ★★★ | |
「学生の領分」 | なかじ有紀 | 読切 | ★★★ | |
「センチメンタルマーマレイド」 | 秋本尚美 | 第4回 | ★★★ | |
「かっこうの巣の中で」 | 伊藤美恵 | 読切 | 第12回ララまんがハイスクール準入選作 | ★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第54回 | ★★★ |
成田美名子「エイリアン通り」第6話スタート。このあたりからストーリーのノリのテンションが急にぐっと上がって楽しげになってくる。篠有紀子「EVIL」はオカルト映画的な味を狙いつつ、思いっ切り失敗している印象(笑)。三原順「あなたのための子守唄」は人生に疲れた老婦人とその唯一の理解者の少年をめぐるささやかな物語。少年の悟り切った視点がいかにも三原順である。 あとは、新人でなかじ有紀の初期の代表作「学生の領分」シリーズがスタート。なかじ有紀の持ち味は恋愛の幸福感を読者と同じ目の高さからウキウキと描く、というあたりになるんじゃないかとずっと思っているが、なかじ有紀はデビュー当初からずっとからなかじ有紀なのであった(笑)。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年3月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第25回 | 5ST. 鷹は舞いおりた | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その7 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その35 | すみれPART2 | ★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第3回 | 3−雪− | ★★★ |
「遥か青き時代より」 | 樹なつみ | 後編 | マルチェロ番外編 | ★★★ |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第7回 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第36回 | ★★★★ | |
「ケムの村にてPart3」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん24 | ★★★★ |
「冬の雨」 | 星崎真紀 | 前編 | 黄昏シティ・グラフィティ6 | ★★★ |
「前哨戦スクランブル」 | わかつきめぐみ | 読切 | 不協和音ラプソディ予餞会編 | ★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第20回 | ★★★ | |
「クレゾール夜想曲」 | かわみなみ | 読切 | ノストラ探偵団事件簿No.12 | ★★★ |
「センチメンタルマーマレイド」 | 秋本尚美 | 第3回 | ★★★ | |
「海へ還る」 | 森脇千里 | 読切 | 第7回アテナ大賞第3席受賞作 | ★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第53回 | ★★★ |
まあ、連載陣はいずれもほどほど。短編についてもそんなに特筆すべきこともなし。この時期にしては中庸の号、かな。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年2月号 |
表紙 | 大島弓子 | 「綿の国星」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第35回 | ★★★★★ | |
「チャーコールグレー」 | 大島弓子 | 読切 | 綿の国星★16 | ★★★★ |
「雪のスクリーン」 | ひかわきょうこ | 読切 | ★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第6回 | ★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第2回 | 2−寒波− | ★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第24回 | 5ST. 鷹は舞いおりた | ★★★ |
「青嵐」 | 木原敏江 | その6 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「遥か青き時代より」 | 樹なつみ | 前編 | マルチェロ番外編 | ★★★ |
「ケムの村にてPart2」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん23 | ★★★ |
「センチメンタルマーマレイド」 | 秋本尚美 | 第2回 | ★★★ | |
「ILLUSION−幻想−」 | はやせたくみ | 読切 | 第7回アテナ大賞第2席受賞作 | ★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第19回 | ★★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その34 | すみれPART1 | ★★★ |
「P・ゼネレイション」 | 裕美えこ | 読切 | 「Touch My Love」続編 | ★ |
「男犬政太郎」 | あおいせい | ギャグ | ★ |
山岸凉子『日出処の天子』は毛人の近親相姦でひとつの山場。大島弓子『綿の国星』は、ちびネコが出てこない番外編的な内容だが、恋人と別れて久しいサラリーマンの部屋を気まぐれに訪れる野良猫と気まぐれな恋人を暗喩的にオーヴァーラップさせる構成が効いていて、短編マンガとしてはなかなか。ひかわきょうこ『雪のスクリーン』はこの時期のひかわきょうこには珍しく日本以外を舞台にした、しかもミステリ的な短編……なんだけど、肝心のミステリ部分の底がちょっと浅くて、今ひとつ。(2001/01/08) |
月刊LaLa 1983年1月号 |
表紙 | 成田美名子 | 「エイリアン通り」 |
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作品名 | 作者名 | 連載回数 | サブタイトルなど | 星取表 |
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「青嵐」 | 木原敏江 | その5 | ヴェッテンベルク・バンカランゲンVol.14 | ★★★ |
「日出処の天子」 | 山岸凉子 | 第34回 | ★★★★ | |
「一万十秒物語」 | 倉多江美 | その33 | 五参り | ★★★ |
「ライム博士の12ケ月」 | 坂田靖子 | 第1回 | 1−来訪− | ★★★ |
「エイリアン通り」 | 成田美名子 | 第23回 | 5ST. 鷹は舞いおりた | ★★★ |
「センチメンタルマーマレイド」 | 秋本尚美 | 第1回 | ★★★ | |
「スクールガール・プリンセス」 | 吉田秋生 | 読切 | ★★★★★ | |
「シニカル・ヒステリ−・アワ−」 | 玖保キリコ | ギャグ | 第5回 | ★★★ |
「そらまめがいっぱい」 | くぼた尚子 | 読切 | 紐育フラッパー'57 | ★★★★ |
「南京路に花吹雪」 | 森川久美 | 第18回 | ★★★ | |
「シンデレラ・パーティ」 | かわみなみ | 読切 | ノストラ探偵団事件簿No.11 | ★★★ |
「ケムの村にてPart1」 | しばたひろこ | 読切 | ムーンドロップ町のかしこいうさぎさん22 | ★★★ |
「黒のもんもん組」 | 猫十字社 | ギャグ | 第52回 | ★★★ |
LaLa本誌初登場の吉田秋生「スクールガール・プリンセス」はこの時期の吉田秋生の作風がよく出た秀作。現在は文庫などに収録されているが、発表されてからしばらくはコミックスで読めない作品だったなあ、確か。 あと、くぼた尚子「そらまめがいっぱい」は後の『探偵日記』あたりにも通じるコミカル・ハードボイルド。キャラクター同士のマシンガントークの楽しさはくぼた尚子作品の特徴のひとつ。(2001/01/08) |
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