LaLa増刊インデックス1984
LaLa EX INDEX 1984

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 白泉社月刊LaLaの増刊のインデックスデータ。その1984年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。


月刊Lala 1984年12月大増刊
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ヒューネラル・マーチ−葬送行進曲−」清水玲子読切  
「大人たちのハッピーエンド」原なおこ読切(ルイ君)2? 
「したたかな女達」秋本尚美読切連作・5 “きのうみた夢あしたみる夢” 
「鈴がなるまで」かわみなみ読切  
「美食の報酬」坂田靖子読切バジル氏の優雅な生活21 
「ロジカル・アレルギー・アワー」玖保キリコギャグ(その5) 
しばたひろこ読切ブライアン君の休暇13 
「もういちどクリスマス」倉掛雅子読切  
「アバンGAL・ど・ろーど」望月玲子読切  
「それぞれの季節」アベ浩子読切  
「レイニー・デイ」安孫子三和読切  
「紐育風ヴァカンス」村田美久読切  
 たこいの持っている「平岩コレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。
 原なおこ「ルイくん」シリーズは早くも2作目。原なおこの作品としては一番のヒットシリーズである。(2001/08/11)


1984年別冊LaLa11月号
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ハンガリアン狂詩曲」竹宮惠子エッセイ  
「クラクション」上住莉花読切「プレイバック32」 
「露台の恋」小原須磨子読切  
「Mr.G.Lを探して」望月玲子読切  
「ADAGIO−アダージオ−」滝沢美之読切  
「夢喰紳士3」高口里純読切伯爵と呼ばれた男 
「ノーベル・マンション」坂田靖子第2回(2) 
「うえぽん」いしかわじゅんギャグ(5) 
「さんさん8拍子」玖保キリコギャグ  
 別冊LaLaの第8弾。たこいの持っている「平岩コレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。
 まあ見ての通り、マンガ家のラインナップはおおよそ固定になってきている。(2001/08/11)


月刊Lala 1984年10月大増刊
表紙なかじ有紀 
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「奇脳粉荘へどうぞ」なかじ有紀読切 ★★★
「夜の水槽(アクエリアム)」くぼた尚子読切 ★★★★★
「あなたは見る窓辺の夢」木村晃子読切 ★★★
「したたかな女達」秋本尚美読切連作・4 “それぞれの秋”★★★
「ロジカル・アレルギー・アワー」玖保キリコギャグ(その4)★★★
「あっぱれ甲子園」香川かおり読切 
「信じたくない午後」望月玲子読切 
「鏡の国の娘たち」荒木淳子読切 
「ボーイズ・ツアー」小野沢百合子読切 
「夢の住人」森脇千里読切 ★★
「ベスト・ドレッサー」しばたひろこ読切ブライアン君の休暇12★★★
「ウォールワース君の休日」坂田靖子読切バジル氏の優雅な生活20★★★★
 この号は新人の作品がかなり不作(笑)。その代わりに中堅陣の作品は光るというちょっと両極端な印象。
 中でも絶好調のくぼた尚子の短編「夜の水槽(アクエリアム)」は恋人と倦怠期(笑)状態の建築家が、たまたま失恋現場(笑)を目撃してしまった女子高生につきまとわれているうちに恋愛に対する新鮮な気持ちを取り戻す、という話(笑)。まあ、「ロリコンな話(笑)」といえばそうかも(笑)。白泉社ではコミックスにならなかったけど、後に角川のASUKAコミックス『朝も昼も夜も』に収録されたので、読んでみたい人は古本屋で探してみよう(笑)。(2001/08/11)


1984年別冊LaLa9月号
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「Jump Sister Flower ! イブのおくりもの」守村大読切  
「サマタイム」大島弓子読切  
「エンガチョン」ささやななえエッセイ  
「プライベートナイト」上住莉花読切  
「ADAGIO−アダージオ−」滝沢美之読切  
「夢喰紳士2」高口里純読切伯爵と呼ばれた男 
「ノーベル・マンション」坂田靖子第1回1 入居者募集中 
「うえぽん」いしかわじゅんギャグ(4) 
「さんさん8拍子」玖保キリコギャグ  
 別冊LaLaの第7弾。たこいの持っている「平岩コレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。
 この号から隔月刊化で号数表記が「〜月号」となっている。基本的には「伯爵と呼ばれた男」「うえぽん」あたりが柱といえるか?(2001/08/11)


月刊Lala 1984年8月大増刊
表紙なかじ有紀 
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「したたかな女達」秋本尚美読切連作・3 “妄想の顛末”★★★
「サマー・タイム」わかつきめぐみ読切ぱすてると〜ん通信7★★★
「ラ・サマード」千家ゆう読切 ★★
「チェンジ」清水玲子読切 ★★★
「ロジカル・アレルギー・アワー」玖保キリコギャグ(その3)★★★
「終わりよければ…」坂田靖子読切バジル氏の優雅な生活19★★★★
「アルバイトシーズン」しばたひろこ読切ブライアン君の休暇11★★★
「ファミリー症候群」原なおこ読切(ルイ君)★★★
「えらいやつら・2」木村晃子読切 ★★★
「お花畑のビーマン」倉掛雅子読切 ★★
「パール・T“ティアドロップス”」アベ浩子読切 ★★★
「We are ...」安孫子三和読切天使の降る日・2★★★
「ボールルームBLITZ」石津ちえこ読切 
 わかつきめぐみ、玖保キリコの両シリーズは後の「ウェンディ」〜「シンディ」あたりのLaLa定期増刊につながる萌芽、といえるかも。
 原なおこは後に人気シリーズとなるおさんどん美少年(笑)ルイ君の初登場。(2001/08/11)


1984年別冊LaLaSUMMER
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「夢喰紳士」高口里純読切伯爵と呼ばれた男 
「Blueイブのおくりもの」守村大読切  
「新入社員」篠崎まことエッセイ  
「タマリンド水」坂田靖子読切  
「感傷模様」秋本尚美読切  
「プレイバック32」上住莉花読切  
「ハイ・ソサエティ上流社会」小原須磨子読切  
「うえぽん」いしかわじゅんギャグ(3) 
「さんさん8拍子」玖保キリコギャグ  
 別冊LaLaの第6弾。たこいの持っている「平岩コレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。
 いしかわじゅん、吉田秋生、柴門ふみ、守村大、と、LaLaプロパー(?)じゃないマンガ家を引っ張ってきて、本誌との差別化を図っているが、雑誌としての狙いはやっぱり今ひとつ曖昧と言わざるを得ない、かな? まあ、この手の別冊への取り組みはこの後もいろいろ行なわれるんだけど、大体は失敗に終わっていることが多いんだけど(笑)。
 そんな中では、投稿作が2作続けて本誌に掲載されたばかりの小原須磨子が早速起用されているのが多少目を引く。あ、あとは今回から「伯爵と呼ばれた男」が正式シリーズ名となった模様。(2001/08/11)


月刊Lala 1984年5月大増刊
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「翼のあるエレ」かわみなみ読切ノストラ探偵団事件簿No.14 
「春宵値千金」坂田靖子読切バジル氏の優雅な生活18 
「したたかな女達」秋本尚美読切連作・2 “女の戦争” 
「ロンリーガール」村田美久読切  
「海のプロフィール」望月玲子読切  
「麻実のプロローグ」裕美えこ読切  
「100万ポンドの愛」清水玲子読切  
「海の音・風の音」安孫子三和読切  
「センチメンタル・ドリーミング」伊藤美恵読切  
「ハートにシュートして」文月綾人読切  
「ブライアン君の休暇10」しばたひろこ読切  
「ロジカル・アレルギー・アワー2」玖保キリコギャグ  
「Dreaming Blue」かがや響子読切第8回アテナ大賞第3席 
「憂魔」荒木淳子読切第8回アテナ大賞第3席 
 たこいの持っている「平岩コレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。因みに、とーるさんが1984年4月に卒業、就職した後、「とーるコレクション」のLaLaは同期の平岩に引き継がれたので、この後たこいが引き継ぐまでの部分は「平岩コレクション」となります(笑)。(2001/08/11)


1984年別冊LaLaSPRING
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「静夜Silent nightsー夜明け前の天使」滝沢美之読切  
「無言のゴシップ・コラム」高口里純読切(伯爵と呼ばれた男)(6) 
「パーティー・マニア」坂田靖子読切  
「夢は夜ひらく」柴門ふみ読切  
「うえぽん」いしかわじゅんギャグ(2) 
「みょうちくりん」高橋亮子エッセイ  
「あなただけ」上住莉花読切  
「さんさん8拍子」玖保キリコギャグ  
 別冊LaLaの第5弾。たこいの持っている「とーるコレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。(2001/08/11)


月刊Lala 1984年2月大増刊
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「黄昏シティ・グラフィティ」星崎真紀読切<遠足編> 
「聖アントワーヌ通り」坂田靖子読切バジル氏の優雅な生活17 
「つぐみの鳴く樹の下で」篠有紀子読切  
「手のなるほうへ」千家ゆう読切  
「楽園行き・春」わかつきめぐみ読切ぱすてると〜ん通信6 
「ピンク・パンク・キャット」香川かおり読切  
「純情季」裕美えこ読切  
「サリアーノン」木村晃子読切  
「仮面劇場」いいだみちる読切  
「グリーン・グリーンの風の吹く」倉嶋圭読切  
「トライアングル」山本汎泉読切  
「ブライアン君の休暇9」しばたひろこ読切  
「ロジカル・アレルギー・アワー」玖保キリコギャグ  
「ガラスの森の白雪姫」橋本恩読切第8回アテナ大賞第3席 
「“プリティ・ボーイ”マイケル」小野沢百合子読切第8回アテナ大賞第3席 
 たこいの持っている「とーるコレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。(2001/08/11)


1984年別冊LaLaWINTER
表紙不明不明
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「人生はパーティ」星崎真紀読切  
「Fly boy, in the sky」吉田秋生読切  
「眠れる森の騎士」高口里純読切(伯爵と呼ばれた男) 
「ペキニーズ」坂田靖子読切  
「暗号名は「ほんのジョーダン」」青池保子読切  
「STATION」上住莉花読切  
「さんさん8拍子」玖保キリコギャグ  
 別冊LaLaの第4弾。たこいの持っている「とーるコレクション」では欠番。本誌の次号予告からリストだけ作成しましたが一部タイトル不明な作品などあるかも。吉田秋生「Fly boy, in the sky」は棒高飛びに打ち込む少年とカメラマン志望の青年の交流を描いたこの時期の吉田秋生らしい秀作(評価をつけるなら★★★★★)だが、現在では『BANANA FISH』の前日談として扱われてしまうことの方が多いのは、この作品のためにはちょっと残念。(2001/05/09)


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