あらい堰決壊被害について

2002.07.10 台風6号による

2002.07に日本を通過した台風6号による被害状況です。

このときは梅雨時期に通過した台風が梅雨前線を刺激したことによって、 東海地方を中心に集中的豪雨がおきました。 そのおかげで大谷川にあるあらい堰から水が溢れ出し、 遊水地である大垣市荒崎地区一帯が洪水の被害をうけました。 以下、自宅周辺で撮影した洪水状況です。


道路に面しているうちの裏口から撮った画です。

一見普通の写真のように見えますが、じつは道路が川のようになっていました。 ちょっとわかりづらいかもしれませんので補足しますが、水深は道路で60cmくらい。 左に見える民家の車庫は、通常道路より70cmくらい高いです(^ ^;;)。

このあたりの家は古い家が多く水害対策で道路より高くしているため 床上の被害は少なかったんですが、道路がこの状態のため移動は不可能でした。

撮影した時間は14:00頃でしたが、最終的な水面はこの状態よりさらに20cmほど 高くなりました。画の奥に見える方向がより低くなっているため、 さらに水深は深くなっています。

上記の裏口から撮った画とは逆方向の画です。

偶然にも人が歩いていたので分かりやすいと思いますが、人が歩くとこんな感じになります。 まさに”川!”って感じです(^ ^;;)。

左のほうの道路脇に見えるのは、町内にある船です。 昔からこの地方は水害に苦しめられてきたので、そのために町で船を持っています。

うちの横を走っている道路です。
上の画の交差点を左に曲がって歩いてきて、その交差点方向の画です。

ここは先ほどの道路より若干高いため水深はやや浅めで50cmくらい。 ちなみに右側に見える垣根の下のコンクリート壁は80cmくらいです。

うちの駐車場前の道路です。

もうどこもかしこも水がいっぱいです(ToT)。このあたりでひざ上10cmくらいの水深です。


上の画から少し下がって撮った画です。

写真をとった後ろにも車庫があるんですが、すでに車庫は浸水しています。 この日朝から会社に行っていたので、帰ってきたときにはすでに車庫へは 戻れない状態になってました。仕方が無く、車は近所のうちへ避難・・・

うちの裏口風景です。屋根の上から撮影しています。

中央からやや左上の木(垣根)が切れている部分がうちの裏口で、 1番目、2番目の写真はここから撮影しています。 当然のことながらその裏口から道路の水が浸水してきています。

屋根の上から東方向を見た画です。

私のうちから見ると東方向のほうが土地が低くなっているため浸水はひどかったです。 一面海のように見えるところはすべて田んぼ・・・境はおろか稲の頭すら見えていません。


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