2月19日2月20日2月21日

病床の父が先月亡くなり意気消沈。元気を出すには美味しいものを食べるに尽きます。以前から行きたかった仙台の焼鳥屋と生カキの食べ納めへレッツゴー。
2月19日 2月19日

真冬の東北とあってダマールの暖かさのレベル5の上下下着とゴアテックスの靴を準備して行きました。

お昼は仙台での予定でしたが、途中通行止めで遠回りをしたため国見サービスエリアにてランチ。悩んだ結果、牛タンビビンバ丼を注文。 何か一味足りなくて醤油をかけたら食べれるようになりました。前沢サービスエリアのビビンバ丼の方がコチジャンが効いていて美味しかったです。

やっと仙台に到着し、太白区の地底の森ミュージアムへ行きました。外見の近代的な建物からは想像できないものが内部に隠れていました。 なんと、遺跡の発掘現場がそのまま展示されているのです。薄暗い中に見えるのは土と2万年前の木のみ。 ジムのマラソンコースみたいな楕円型の周りに歩道が作られ、下にそれがあるのです。ものすごく威圧感を感じました。
地底の森ミュージアム   化石   間近な化石

前回見つけた網玄へ行くため、盛岡に宿をとりました。仙台から一気に北上。店へ行く前に盛岡駅に寄って日本酒の新酒をチェック。 南部美人 大吟醸初ばしり含む4本を購入し自宅へ発送。それは新聞紙に包まれていますが、底ににごりが少々あります。上澄みと混ぜたのとにごりと1本で3種味わえます。 しかも微発泡が繊細。家の近所では手に入れることができません。

網玄では生カキと白子を注文し、あさ開 てづくり大吟醸で乾杯。あっという間に飲んでしまい、前回飲みそこなった高木酒造 欄引き酒を追加。 メープルシロップのような甘い香りなのにアルコールが強いこと。活き鯛その他を注文し舌鼓。新鮮で美味しくて安い。ご主人はB級居酒屋を目指しているそうです。

期待を裏切らないところに大満足し、ほろ酔い加減でおやすみなさい。
2月20日 2月20日

これから青森へ移動するので天気の変わらないうちに出発。青森は予想に反して暖かく、汗をかいてしまいました。何故青森に来たか。 それは、佐藤隆介さん著『うまいもの職人帖』に書かれている『うに松』へ行くためです。うにの季節は夏ですが、池波正太郎さんや佐藤隆介さんのお奨めする店は季節に関係なくチェックしたいもの。

陸奥湾産のムラサキウニとバフンウニの塩ウニと焼ウニ,イカの塩辛を購入し自宅へ発送。晩酌を想像するとよだれが垂れそうです。

利尻や礼文島のバフンウニや三陸のムラサキウニの塩ウニも大好きですが、以前越前の塩ウニを食べた時はくせが強く感じました。九州のは食べたことがないのでぜひ食べてみたいです。
うに松

スーパーやお土産屋さんで津軽味噌の熟成したもの(もちろん無添加てづくり)を探しましたが時間がなかったせいか見つかりませんでした。 やはり信州味噌や仙台味噌が主流なのでしょうか。それとも蔵元でひっそり売っているのかな。駅前のきれいなビルの地下に魚市場があったのには驚きました。

青森を後にし、弘前城へ行こうと思ったら急に雪が降ってきて中止。積もらないうちに仙台へ移動。

仙台での夕食は鳥心という焼鳥屋さん。周辺はとても静かなのにそこだけあまたのお客。危うく外で待つところでしたが運良く入れました。日本酒の種類が豊富で管理が行き届いています。 醤油と塩と酢にもこだわりがあるみたいです。

昨晩飲みすぎたため、今日は自粛しようとビールを注文しました。が、焼鳥や白子を食べているうちに日本酒が飲みたくなりました。こちらは利き酒セットがあって、好きな銘柄4つ選べます。 全ておちょこに入ってくるのでこれは楽しめて良いので注文。4種味見すると違いがわかり面白いです。気に入ったのは宮城の純米吟醸墨廼江。美味しい焼鳥とお酒で幸せな気分。

旅行に行くとつい行きたくなるのがパチンコ。80〜90年代の羽根物が好きですが、最近はスロットやセブン機が主流で置いてあるところが少なくてさみしい思いをしています。 一般台(平台)があっても玉は13発出ないし、ルールが複雑だし。それでも見たことがないのは挑戦してみたくなります。 数軒あたって遊んだことのない機種があったので3千円投入したら3千円とチョコ4つ返ってきました。これだからやめられません。

2月21日 2月21日

今日は仙台市内を散歩。仙台は将来住みたいと思うくらい好きで年に数回来ます。まずは笹かまぼこの老舗 阿部蒲鉾店本店笹生の里にてお使い物とおつまみを購入。

本店・老舗・伝統・てづくり・無添加・限定などの言葉にとても弱いのです。そこまで行かなくても買えるのに、わざわざ行きます。
阿部蒲鉾店

かなり市内を歩たらお腹がすいてきました。閣の牛タン刺身が食べたかったのですが、カキの専門店かき徳で食事をすることにしました。

こちらは冬に来ると必ず寄ります。ついこの前カキは食べ納めにしようと思ったのにまたもやカキ。今度はカキフライにカキ茶碗蒸し。 牡蠣ごはんが食べたかったのに売り切れでした。これで今期のカキは終了。お土産にカキの加工品セットを購入。
あまりにも沢山食べすぎたので三越へ散歩。地下のお酒売り場で〔あさ開 てづくり大吟醸〕を発見してしまったので思わず2本購入。 お酒とおつまみで当分冷蔵庫が華やかになります。

あとは一気に家へ帰りました。これだけ暴飲暴食していると胃が悪くなるもので、しばらく養生することにします。あ〜甦った。