12月16日12月17日

毎年恒例の家族旅行。日帰りの予定がうれしいことに1泊2日となりました。
2000年12月の家族旅行から日本秘湯を守る会のスタンプ帳を作りました。日本秘湯を守る会の宿は家庭的できめ細やかなサービスのところが気に入っています。比較的不便なところが多いですが、それも楽しみのひとつです。

今回は伊豆の雲見温泉に決め、スタンプは3つ目。初回の押印から3年以内に10軒押印すると、泊まった中から1泊2食付きの無料招待が受けられます。 数えたら10湯は行っているのですが、3年という期間内ではなかなか難しい。あと2年か...
11月26日 12月16日

家族旅行の時は近場を選んで、朝はゆっくり出て行きます。一行は東名高速を走りながら富士山を眺め伊豆方面へ。

昼近くになってくると最初に「お腹すいた」と言うのは決まって私。空腹時に乗車すると酔ってしまうので早急に決めないといけません。 調査した数軒の食事処を家族と相談し、修善寺の蕎麦屋に行くことにしました。

決めた蕎麦屋はサライ2001年23号に掲載されていた朴念仁。雑誌に掲載されていた蕎麦がきとザルを食べようと思っていました。立派な入り口に風格を感じ、 待ち行列も美味しいがゆえのものと自分に言い聞かせます。入ってすぐの待合室からは客室が見えないため、想像が膨らみます。

ようやく客室に通されメニューを見ると、せいろ蕎麦しか注文できません。待合室にはいろいろメニューが書いてあったのに!! 早く知っていれば別の店へ行ったのに。今宵の食事のためにお腹を空かしておけばいいのかな。肝心のお味というのはそれがショックで忘れてしまいました。

埼玉から雲見温泉を目指し到着したのは夕方近く。伊豆って案外広くて遠いものと感じました。ガイドブックの”主人が漁をして魚料理”のうたい文句に惚れこみました。 東北地方の山方面への旅行が多いため、たまには温暖で海の幸が美味しいところに行きたくなったのです。

雲見園は若いご夫婦が切り盛りしていてさわやかな感じがしました。外見も部屋も新しく夕食への期待が高まります。まずは夕食の前に温泉に入り旅の疲れを癒します。

雲見園

胃が小さくなったせいか、コース料理の時はとりあえず最低料金(量の少ないコース)にします。足りなければおすすめ料理を追加注文するというのがいつものスタイル。 品数があるよりは、厳選されたものを少量だけというのが理想です。

ここでは欲が出てアワビの踊り食いを追加注文。焼いている時のアワビがよじれる姿は何とも言えません。バターがよく合い、心配した歯ざわりはやわらか〜。 あ〜幸せ。

驚いたことに料金内で豪華船盛りも出てきました。その他焼き魚,酢の物,サザエ,鍋等があってもう大満足。 こちらは料理の他、宿主のお子様の挨拶が好評らしいです。子供のあどけない語り口が心を和ませます。

大満足な気分で部屋に戻り一眠り。起きたら温泉に行こうと思っていたら、翌朝になっていました。

夕食

手長エビ
11月27日 12月17日

朝早く起きて海岸を散歩しようと思っていたら...寝坊してしまいました。
健康的な海の幸の朝食を食べ、温泉へGO。チェックアウトぎりぎりまで楽しみ、コーヒーを飲んで出発。

こちらのコーヒー茶碗は地元の作家のものが置いてあり、趣があります。 よく見たら我が家の醤油さしと同じ柄のものがあります。誘惑されましたが工房探索は次回の楽しみに取っておくことにしました。
朝食

チェックアウト後、雲見海岸を散歩。歩いて行くと岩の向こうに富士山が見え、素晴らしい風景です。青い空と白い富士のコントラストは絵になります。

岩の隙間から下を覗くと遥か奥に波が見えます。高所恐怖症ではありませんがドキドキします。

松林からクリスマスリース用の松ぼっくりをたっぷり拾い得した気分。来年の分もあります。

家族会議の結果、伊豆半島を1周することになり、まずは下田方面へ。

途中、石廊崎で寄り道。風が強く、先端から見る海は高所恐怖症の人にはおつらいでしょう。水平線を見ると吸い込まれそうでめまいがしますが、スリルを楽しむことができました。
岩の向こうに富士山

岩の隙間から波

気がつくとお腹が空いてきたので下田でお昼を食べることにしました。サザエの壷焼きの大きいのが食べたいと思い、急遽みつけたお店へ。 中に入ったら水槽があり、求めている理想的なサザエが目の前に。欲張らず2つ注文したら...小さいサザエ5個づつ二皿。 あれっ?水槽のサザエを注文したと思ったのに残念でした。お店の方に相談すればよかったかな。
下田昇竜

気を取り直して稲取→熱川→伊東を過ぎ、お正月用の蒲鉾を買いに小田原へ。小田原は蒲鉾店や干物の店が軒を連ねてい迷います。 無難そうな鈴廣にて変わり種の蒲鉾とわさび漬けを購入。

一気に家に帰ると思いきや、東京タワーのイルミネーションを楽しみ、何故か秋葉原にて夕食。家族そろって外食の時は和食が多いのに珍しくラーメン屋さんに行きました。

店おすすめの俳骨ラーメン+チャーハン+ギョーザセットを注文し、あまりの量の多さに驚き。残すことはあまり好きではないので頑張って食べました。周りを見ると家族連れよりは若いサラリーマンが多いので、働き盛りの方はお腹一杯食べれることでしょう。

何回も伊豆を訪れているので身近に感じる反面、行ったことのないところばかりで伊豆を再発見した旅行でした。
車中から撮る東京タワー