Reading Diary, Jul. 2006

2006.7.2

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“オススメ100冊/著作リスト”のレイアウト変更も順次進行中。 加納朋子ケン・フォレットロバート・L・フォワードイアン・フレミングジェイムズ・ティプトリー・ジュニアジェイムズ・P・ホーガン、 の6ページを更新。

本を読む

有栖川有栖 『乱鴉の島』 新潮社 2006

ISBN:4-10-430802-1 [Amazon]

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友人の作家・有栖川有栖と休養に出かけた臨床犯罪学者の火村英生は、手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者をはじめ、次々と集まり来る人々。奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。ミステリの醍醐味と喜びを詰め込んだ、最新長編。
期待した意味での“孤島もの”ではなく、「火村シリーズで孤島ものでバリバリのロジックもの!」と期待が過ぎた身としては若干拍子抜け。 さらにクローン技術が主題として語られるに至ってひしひしと失望感が...そんな時事ネタ引っ張り出さなくても、有栖川先生は日常に潜む悪意や情念から事件は書き起こせるはずなのに...と。 ただクローン技術云々をストレートに犯罪の動機にもってくるのではなく、そのアイデアのひねり方は面白かった。 いつも通り、作中のアリスが語る物語は、素直な観察とやさしいまなざしと誠意のこもった説明で満ちていて、これだけでも読む価値はあるのだけれど。 万人が期待する“孤島もの”を、是非。
エドガー・アラン・ポー、阿部保訳 『ポー詩集』 新潮文庫 1956

ISBN:4-10-202803-X [Amazon]

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大鴉/夢の夢/ヘレンに/海中の都市/死美人/レノア/不安の谷間/円形劇場/ヅァンテ島の歌/幽鬼の宮/勝利のうじ蟲/幻の郷/ユウラリイ/ユラリウム/ヘレンに贈る/黄金郷/アナベル・リイ/鈴の歌/詩の真の目的/詩人エドガア・アラン・ポオ
ポオの詩が『乱鴉の島』の中で主要なモチーフとして使われていたので、引っ張り出してきて再読。
小川一水 『回転翼の天使―ジュエルボックス・ナビゲイター』 ハルキ文庫 2000

ISBN:4-89456-753-9 [Amazon]

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大手航空会社で「空の女」を夢見ていた夏川伊吹がかろうじて就職できたのは、地元の弱小ヘリ会社「ジュエルボックス・ナビゲイター」社。そこで待っていたのは地べた九割・空一割の雑用の日々だった!果たして伊吹の空への憧れはかなう日は来るのだろうか?『イカロスの誕生日』で話題を読んだ新鋭SF作家、小川一水が書くヘリコプター冒険小説、書き下ろし。

DVD/CATVを観る

DVD「007 リビング・デイライツ」THE LIVING DAYLIGHTS, 1987

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監督:ジョン・グレン、原作:イアン・フレミング、脚本:リチャード・メイボーム、マイケル・G・ウィルソン、撮影:アレック・ミルズ、 出演:ティモシー・ダルトン、マリアム・ダボ、ジェローン・クラッベ、ジョー・ドン・ベイカー
何度でも言う。僕はティモシー・ダルトンの007が気に入っている。 原作を食ってしまう形で自分の個性を007スタイルとして定着させてしまったショーン・コネリー、 たぶん原作のイメージに一番近かったジョージ・レーゼンビー、 ユーモアを交えて007映画をシリーズとして定着させたロジャー・ムーア、 スマートでスタイリッシュなピアース・ブロスナン、 さあどうなるダニエル・クレイグ、 というボンド俳優の中にあって、最も人間くさくて魅力があるのが(早い話演技力に裏打ちされているのが)ティモシー・ダルトンだと思うから。
DVD「007 消されたライセンス」LICENCE TO KILL, 1989

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監督:ジョン・グレン、原作:イアン・フレミング、脚本:マイケル・G・ウィルソン、リチャード・メイボーム、撮影:アレック・ミルズ、 出演:ティモシー・ダルトン、キャリー・ローウェル、ロバート・ダヴィ、タリサ・ソト
興行成績はよくなかったらしいけれど、007映画の流れの中で見るのでなく、1本の独立した映画として見てみると最もまとまりのある傑作だと思う。 もっと評価されていい作品だ。

辞書関係

「きっずジャポニカ」 小学館

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精選された百科項目10,800を掲載。 新学習指導要領に完全準拠した新しい教科書から小学生に必要な項目をピックアップ。 さらに最新の社会情勢を理解するために必要な項目など、厳選された項目をていねいに解説。
仕事関係で入手。 小学生向けと侮ることなかれ。 (一般向け)百科事典をすべて読み通すことはまず無理だけど、この本なら通読できる。 この1冊から得ることのできる知識のボリュームは、大人であれ馬鹿にできない。 図版も豊富で読んで楽しい。 ただし、けっこう重いので、足に落とさないよう注意が必要。
「明鏡国語辞典」 ロゴヴィスタ

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初版発行以来、幅広い読者層に支持されてきた明鏡国語辞典は、使用頻度の高い現代語、約七万語を厳選収録し、「21世紀の日本語を歪みなく正しく映していく鏡としたい」という願いのもと、正しい言葉の使い方を的確に説明しています。確かな日本語力を身につけたい方にも、日本語の「美」を追求する方にもおすすめの辞典です。
仕事関係で入手。 参照ジャンプや全文検索も可能になって、希望小売価格ベースで書籍版と同価格というのは、うれしい話だ。
「旺文社 全訳古語辞典 第三版」 ロゴヴィスタ

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定評ある「旺文社 全訳古語辞典」の第三版は、22,500語を収録。用例は有名古典から精選、すべて現代語訳が付いています。紛れがちな同形の語の見分け方を示す「識別ボード」、意味の似ている語を集めた「類語パネル」、さらには朗読音声まで収録しました。高校生や大学受験生はもちろん、一般の方にも十二分に楽しめる古語辞典です。
仕事関係で入手。 旺文社の古語辞典は学生時代によく使っていたので馴染み深いし、個人的にも評価している辞典。 授業や受験勉強といった“必要”に迫られなくても、普通にパラパラとめくって読んで楽しい辞典でもある。
「有斐閣法律用語辞典 第3版」 ロゴヴィスタ

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日ごろ新聞やテレビで使われている一般的な用語から、学習上・実務上必要となる専門的な用語まで、13,600余の法律用語を収録、会社法にも対応しています。項目名の前にひらがなによる見出しを掲げ、1項目200字前後でわかりやすく簡潔に解説し、「法律用語を読むストレス」を感じさせない辞典仕様。企業の法務、法律の研究、各種国家試験対策に必携の法律用語辞典です。
仕事関係で入手。

2006.7.9

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本を読む

坂井恵+天野龍司 『XOOPS入門』 翔泳社 2004

ISBN:4-7981-0618-6 [Amazon]

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第1章 XOOPSとは/ 第2章 XOOPSはこんなところで使われている/ 第3章 ユーザから見たXOOPS―XOOPSサイトを利用してみよう/ 第4章 XOOPS2のインストールと基本的な設定/ 第5章 XOOPS管理の基本/ 第6章 モジュールで機能アップ/ 第7章 デザインに凝る―テーマセットとテンプレート/ 第8章 より深くXOOPSを使おう―カスタムブロックの活用とソースコードのハック/ 第9章 XOOPSサイトを作ってみよう―サイト構築、4つの事例

増井雄一郎ほか 『PukiWiki入門』 翔泳社 2006

ISBN:4-7981-0922-3 [Amazon]

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第1章 PukiWikiってなんだろう?/ 第2章 PukiWikiのインストールと初期設定/ 第3章 PukiWikiを使おう/ 第4章 スキンで見た目を変えよう/ 第5章 プラグインとその作成/ 第6章 応用事例―企業内での情報共有に活用する/ Appendix

DVD/CATVを観る

DVD「バグズ・ライフ」A BUG'S LIFE, 1998

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監督:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン、 脚本:アンドリュー・スタントン他、 声の出演:デイヴ・フォーリー、ケヴィン・スペイシー、ジュリア・ルイス=ドレイファス、デニス・リアリー、ボニー・ハント、ロディ・マクドウォール
「七人の侍」昆虫版。 キリスト教世界では、バッタとハエはどうしても悪役になってしまうのですね。
DVD「ウエストワールド」WESTWORLD, 1973

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監督・脚本:マイケル・クライトン、撮影:ジーン・ポリト、音楽:フレッド・カーリン、 出演:ユル・ブリンナー、リチャード・ベンジャミン、ジェームズ・ブローリン
ジュラシック・パーク」の原型。 ユル・ブリンナー扮する、何度倒しても執念深く主人公を付け狙うロボットは 「ターミネーター」の原型であるとも言える。 「ジュラシック・パーク」や 「アンドロメダ…」など、 完璧と思われていたシステムが些細なことから徐々に綻び、破局を迎えるという展開は、クライトンの真骨頂。 掛け値なく、面白い。
DVD「ある日どこかで」SOMEWHERE IN TIME, 1980

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監督:ジュノー・シュウォーク、原作・脚本:リチャード・マシスン、撮影:イシドア・マンコフスキー、音楽:ジョン・バリー、 出演:クリストファー・リーヴ、ジェーン・シーモア、テレサ・ライト、スーザン・フレンチ、クリストファー・プラマー
切ないねぇ。 恋に落ちる二人の間に立ちふさがるのは“時間の壁”だから、一見悲劇的に思えるラストは他に解決方法のないハッピー・エンド。 随所に時間SFファンのハートをグッとわしづかみにする伏線が散りばめられていて、これがまた泣ける。 「007/死ぬのは奴らだ」のジェーン・シーモアが美しい。

辞書関係

「プチ・ロワイヤル仏和(第3版)・和仏(第2版)辞典」 ロゴヴィスタ

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初級者から上級者まで使えるフランス語辞典の改訂版。仏和辞典では学習に必要十分な4万語、和仏辞典では「狂牛病」など現代用語を大幅に増強した4万5千語を収録しました。さらに、フランス語のネイティブ発音や図版、文法解説も収録。視覚からも聴覚からもフランス語が身につく辞典です。
仕事関係で入手。

2006.7.17

本を読む

エドガー・アラン・ポー、中野好夫訳 『黒猫・モルグ街の殺人事件』 岩波文庫 1978

ISBN:4-00-323061-2 [Amazon]

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美の錬金術師ポオ(1809-49)。その美への情熱は精確無比な計算と設計にもとづいてあらゆる作品に発揮されており、読者を怪奇な幻想世界、異常心理の世界へと抗いがたく引きずり込む。ポオの作に傾倒した若きヴァレリはあの「数学的アヘン」を決して忘れることはできぬ、と言った。表題作のほかに「裏切る心臓」「盗まれた手紙」など。

ケイ・ライターズクラブ 『ビジネスWiki導入・活用ガイドBOOK』 アスキー 2006

ISBN:4-7561-4769-0 [Amazon]

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様々な問題をクリアにしつつ、ビジネスでの具体的なWikiの活用方法を紹介。自分1人でメモ代わりに使う個人Wikiを始めとして、社内への情報を公開するための公開用Wiki、仕事の進行管理や情報共有に役立てるプロジェクト用Wikiという3つの段階を踏みながら、用途に応じたWikiの活用方法を学んでいきましょう。

DVD/CATVを観る

DVD「トロイ」TROY, 2004

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監督:ウォルフガング・ペーターゼン、脚本:デヴィッド・ベニオフ、撮影:ロジャー・プラット、 出演:ブラッド・ピット、エリック・バナ、オーランド・ブルーム、ダイアン・クルーガー、ショーン・ビーン、ブライアン・コックス、ピーター・オトゥール
特撮(CG)は凄いし、戦闘シーンは圧巻である……と、最近こんな感想ばかりのような気がする。 ギリシア神話の世界を描くでもなく(カッサンドラの予言は?)、史実を再現するでもなく(不明な点が多いのでこれは無理)、とにかく戦闘シーンをどうつないでいくかが最大のポイントのようだ。 “木馬”の話に象徴されるトロイの陥落炎上は確かに一夜のことだったかもしれないけれど、それにしても名だたる名将・王族があまりにも短い期間に集中して死にすぎ。 トロイア戦争が1ヵ月もかからずに終わってしまったような印象が残るのはいかがなものか。 戦略もへったくれも見えてこない。
 王族の使命とか家族愛とか英雄譚とか、演出上の多少の色気は感じられるものの、それぞれ中途半端。 いつの世も戦争の最大の被害者である民衆の、その悲劇性を欠片も描かないというのは大胆というべきか。 木馬を場内に引き入れて、勝利に酔う民衆を、王子パリスが「ヘクトルの死も忘れて...」と愚民扱いする始末(そもそもの戦争の発端とヘクトルの死の責任は誰のものやら)。
 よって見どころは、圧巻の戦闘シーン、トロイ王城の景観、ブラピの肉体美、あたりかと。 これはこれで一見の価値アリ。 オデュッセウスを演じるショーン・ビーンがいい味出してる。 外伝として『オデュッセイア』の映画化を希望。
DVD「007/ゴールデンアイ」GOLDENEYE, 1995

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監督:マーティン・キャンベル、脚本:ジェフリー・ケイン、ブルース・フィアスティン、撮影:フィル・メヒュー、 出演:ピアース・ブロスナン、ショーン・ビーン、イザベラ・スコルプコ、ファムケ・ヤンセン、ジョー・ドン・ベイカー
ショーン・ビーン目当てで、久しぶりに観る。

辞書関係

山川出版社の各種用語集

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「日本史B用語集」 「世界史B用語集」 「地理用語集」 「政治・経済用語集」 「現代社会用語集」 「倫理用語集」 「山川日本史小辞典」 「山川世界史小辞典」
以上8冊、とあるツテで入手。 日本史と世界史の用語集は学生時代にそれこそすり切れるほど使い込んだので懐かしい。 あ、活字が大きくなって見やすくなっている。 僕が使っていたのは20年も前の話だからねぇ。

2006.7.23

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“オススメ100冊/著作リスト”に新刊情報等追加。 西村京太郎加納朋子森博嗣
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 「スターウォーズ(エピソード4)」を観たのは小学生の時。 「帝国の逆襲」が中学生で、「ジェダイの復讐」が高校生。 そのインパクトは大きかったし、大学生の時に買ったLDで何度も観ているので、劇場公開版の展開は完全に刷り込まれてしまっている。
 ここでようやく本題。 その後CGシーン等を追加して作成された“特別篇”がどうしても気に入らない。 特に「ジェダイの復讐」改め「ジェダイの帰還」のラストシーン。 エンドアでの森の木陰でドンジャラホイのシーンが大好きだったのに...全く魅力のないCG技術万歳のシーンに差し替わってしまった。 人がたくさんいるねぇ...、すばらしい都市の景観だねぇ...、違うだろ。 帝国の圧制に苦しんでいたとはいえ、いい服着て、きれいな都市に住んでいた銀河市民の大掛かりな歓喜のシーンより、 過酷な環境でゲリラ戦を続けてきた主人公たちと、戦力の差をものともせず勇敢に立ち上がったイウォークたちの素朴ながらも心からの喜びの表現だったオリジナル版のラストシーンを僕は愛する。
 さらにさらに、特別篇DVD版ラストシーンではアナキン(ジェダイ・スピリット)がヘイデン・クリステンセンに差し替えられる始末。 何故若い? それならオビ=ワンもユアン・マクレガーに差し替えてやれよ(もっと怒る)。
 ……というわけで、このたびオリジナル劇場公開版のDVDが出ることなり、オリジナル版LD、特別篇VHS、特別篇DVDと買わされた身としては口惜しい限りだが、早速予約。 ああ、悔しい。
 ナス・キンの「テス」もデジタル・リマスター版が出た。 こっちは購入しようかどうか悩んでいるところ。
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本を読む

タニス・リー 『銀色の恋人』 ハヤカワ文庫SF 1987

ISBN:4-15-010725-4 [Amazon]

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シルヴァー・イオナイズド・自動制御・人間型・エレクトロニック・ロボット。―エレクトロニック・メタルズ社が試作した精巧仕様型ロボットのひとつ。とび色の瞳に赤褐色の髪、銀色の膚をしたシルヴァーはギターをつまびき、ありとあらゆる歌を紡ぎだす。ひとびとはデモンストレーション中のかれの歌をきそって聴きたがった。だが、たったひとつだけ、エレクトロニック・メタルズ社にとって誤算が生じた。人間そっくりのシルヴァーに恋する少女が現われたのだ…。近未来を舞台に、物語の名手タニス・リーが情感豊かに描きあげる、少女とアンドロイドとのSFラブロマンス!

森博嗣 『虚空の逆マトリクス』 講談社文庫 2006

ISBN:4-06-275461-4 [Amazon]

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西之園萌絵にとって、その夜は特別なものになるはずだった。けれどちょっとした心理の綾から、誘拐事件の謎解きをする展開となり…(「いつ入れ替わった?」)。上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文同好会のリリおばさんが、奇妙な殺人事件を解決(「ゲームの国」)など軽やかに飛翔する、短編7作を収録。

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DVD「パイレーツ・オブ・カリビアン」PIRATES OF THE CARIBBEAN, 2003

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監督:ゴア・ヴァービンスキー、脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、ジェイ・ウォルパート、撮影:ダリウス・ウォルスキー、 出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス
“海賊映画は当たらない”というジンクスを見事に覆した作品。 特撮も立派だが、ひとえにジョニー・デップの個性がヒットに貢献。 テンポのいい演出だけど、それでもまだ長すぎる。 あと30分短くできたら、★ひとつプラスできたのに。
DVD「ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の船」

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演出:山田高道、原作・監修:実相寺昭雄、脚本:佐々木守、特撮演出:小村浩一、樋口真嗣、 出演:三上博史、南果歩、国生さゆり、西村晃、伊東四朗、三宅裕司、京本政樹、石田純一、柳沢慎吾、小林昭二、黒部進、毒蝮三太夫

DVD「仮面ライダー THE FIRST」

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監督:長石多可男、原作:石ノ森章太郎、脚本:井上敏樹、撮影:田中一成、 出演:黄川田将也、高野八誠、小嶺麗奈、ウエンツ瑛士、津田寛治、板尾創路、宮内洋、 天本英世(デジタル出演)

2006.7.30

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西村京太郎 『新版 名探偵なんか怖くない』 講談社文庫 2006

ISBN:4-06-275459-2 [Amazon]

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「三億円事件を再現してお見せしよう」真犯人逮捕のために大富豪が入念に計画した推理ゲーム。クイーン、ポワロ、メグレ、明智といった往年の名探偵たちは抜群の能力を競い合う。だがクリスマス・イヴに予想もしなかった殺人事件が!驚天動地のトリックが圧巻の西村ミステリー。綾辻行人氏との特別対談も収録。
オススメ100冊で「殺しの双曲線」と併せて挙げている通り、西村京太郎の作品の中で僕の評価が高い作品である。 新版を出してくれた講談社に感謝すると同時に、何故、今?とちょっと不思議。 当然、「名探偵が多すぎる」「名探偵も楽じゃない」「名探偵に乾杯」と、シリーズの残りの作品も新装版の刊行を期待。
 世界の四大名探偵の競演ということで、パロディ小説だと思って気楽に読み進めていくと、最後に大きな“どんでん返し”が待ち構えている。 張り巡らされた伏線の消化率もバッチリ。侮るべからず。

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DVD「ミッション・クレオパトラ」ASTERIX & OBELIX: MISSION CLEOPATRE, 2002

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cover 監督・脚本・出演:アラン・シャバ、撮影:ローラン・ダイヤン、 出演:モニカ・ベルッチ、クリスチャン・クラヴィエ、ジェラール・ドパルデュー、ジャメル・ドゥブーズ、クロード・リッシュ、ジェラール・ダルモン
DVDのカバーが象徴するごとく、モニカ・ベルッチ演じる妖艶なクレオパトラが露出満点、セクシー・ダイナマイツ(死語)に出ずっぱりの大活躍...と期待してはいけない。 こんな感じのガリア人のおじさんたちが活躍するフランスのコミックが原作。 よって、出ずっぱりなのはヒゲ面のおじさんたち。
 クレオパトラ云々は原作コミックのエピソードのひとつで、「Astérix, tome 6 : Astérix et Cléopâtre」というのがそれらしい。 原作コミックを読んでいたなら、もっと笑いどころは多いんだろうなあ、と思いつつも、それでも随所で大笑い。
DVD「ゴッド・ディーバ」IMMORTEL AD VITAM, 2004

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監督・脚本:エンキ・ビラル、脚本:セルジュ・レーマン、撮影:パスカル・ジェネッソー、 出演:リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン、シャーロット・ランプリング、フレデリック・ピエロ、ヤン・コレット
フランスつながり、エジプトつながり、実際に観てみたら“砂時計”つながり。 リュック・ベッソンの「フィフス・エレメント」と 押井守の「アヴァロン」を 足して3で割ったような感じ(褒めてません)。 いろんなことが消化不良。

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