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「夏への扉」 R.A.ハインライン著作リスト
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100 Books, My Best
「夏への扉」 Robert A. Heinlein, THE DOOR INTO SUMMER, 1957

福島正美訳 ハヤカワ文庫SF 1979
ISBN:4-15-010345-3 [Amazon]
ぼくの飼っている猫のピートは,冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。
家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じると信じているのだ。
1970年12月3日,このぼくもまた夏への扉を探していた。
最愛の恋人には裏切られ,仕事は取りあげられ,生命から二番目に大事な発明さえ騙し取られてしまったぼくの心は,12月の空同様に凍てついていたのだ!
そんなぼくの心を冷凍睡眠保険がとらえたのだが……
大宇宙を舞台にした壮大な活劇ではない。
全人類を巻き込む事件でも国家存亡にかかわる事件でもなく、ありがちな裏切りと(ささやかな)復讐と本当の恋人を探す旅のお話である。
テーマとしては分かりづらいタイムパラドックスものだし、主人公もどちらかというとパッとしない朴訥な中年である。
でもこの作品はエンターテインメントして文句なく面白い。
各種読者アンケートで必ずといっていいほど第一位に鎮座するベスト・オブ・SFである。
「この本を読むと元気になれる」という書評をどこかで読んだ気がする。
まさにその通り。
千尋の谷だろうが奈落の底だろうが、人はがんばればそこから這い上がって幸せをつかむことができる。
そんな希望を目の前に置いてくれる作品である。
でも一番の泣かし処を持っていくのは、もの言わぬ猫。
猫のピートが喉を鳴らしてベッドの上に飛びおりるシーン,僕は泣いてしまう。
猫好きの人は問答無用、読むべし。
R.A.ハインライン著作リスト
1947
Rocket Ship Galileo

「宇宙船ガリレオ号」
山田順子訳 創元推理文庫 1992
ISBN:4-488-61811-1 [Amazon]
塩谷太郎訳 講談社(少年少女世界科学冒険全集1) 1956
土居耕訳 講談社(少年少女世界科学名作全集4) 1961
「月世界征服」Destination Moon, 1950(米)
監督:アービング・ピシェル、脚本:ロバート・A・ハインライン,リップ・バン・ロンケル,ジェームズ・オハンロン、出演:ジョン・アーチャー,ウォーナー・アンダーソン,トム・パワーズ
アカデミー特撮効果賞受賞
1948
Space Cadet
「栄光のスペース・アカデミー」
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1987
ISBN:4-15-010720-3 [Amazon]
太陽系文明の守護者にして、自由の戦士―それが、太陽系パトロール隊だ!オイスター・ホワイトの制服に身を包んだパトロール隊士官は、ぼくらの憧れのまと。そう、ぼく、マット・ダッドソンもパトロール隊士官を夢見て、士官学校に入学したのだ。サンタバーバラ・フィールド基地にあるヘイワース・ホールでの厳粛な宣誓式のあと、士官候補生となったぼくは、地球軌道上の練習船ランドルフ号へと向かった。だがそこで待ちうけていたのは、信じられないほどの苛酷な訓練だった…巨匠ハインラインが宇宙に乗りだした若者の友情と冒険の日々を鮮やかに描く傑作宇宙SF!
Beyond This Horizon
「未知の地平線」
川口正吉訳 ハヤカワSFシリーズ 1965
斉藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1986
ISBN:4-15-010680-0 [Amazon]
時は23世紀。遺伝子操作が可能となり、すべての病苦は克服され、人々は自由を享楽していた。だが、このユートピアのような地球社会に、反逆をいどむ集団があった。自らを〈生き残りクラブ〉と称するかれらの目的は、より機能的な社会をつくりあげること。四世代以上にわたる遺伝子操作の結果生まれたエリート種の一人でありながら、現状にあきたらぬ若者ハミルトン・フェリクスは、しだいにその運動に巻きこまれてゆくが…巨匠ハインラインが、遺伝子操作の問題に深く切りこみ、ありうべき近未来社会の姿をリアルにかつヴィヴィッドに描きあげた、記念すべき長篇第一作!
Sixth Column
1949
Red Planet

「レッド・プラネット」
山田順子訳 創元推理文庫 1985
ISBN:4-488-61805-7 [Amazon]
火星カンパニーは、火星入植者たちの実情を無視して、強引な植民計画を立案した。これが実施されれば、多数の死者が出ることはまちがいない。偶然このたくらみを知ったジムとフランクは、計画を阻止せんものと奔走した。が、カンパニーの対応は早く、彼らは学校の建物に追い込まれ、包囲されてしまった。ハインラインの名作。
「赤い惑星の少年」
塩谷太郎訳 講談社(世界の科学名作6) 1965
塩谷太郎訳 講談社(少年少女世界科学冒険全集7) 1956
塩谷太郎訳 講談社(少年少女世界科学名作全集9) 1961
1950
Waldo & Magic, Inc.
「魔法株式会社」
冬川 亘訳 ハヤカワ文庫SF 1982
ISBN:4-15-010498-0 [Amazon]
Farmer In the Sky
「ガニメデの少年」
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1987
ISBN:4-15-010729-7 [Amazon]
木星の第3衛星ガニメデ―太陽系最大の衛星に、いま、人類の本格的な植民がはじまる。宇宙船メイフラワー号にガニメデ植民団の一員として乗船したビル・ラーマーは、期待と興奮で胸がいっぱいだった。人口過密と食糧危機にあえぐ地球にとって、ガニメデ植民はその唯一の解決策なのだ。だがメイフラワー号の6千人もの植民団を一度に受け入れるには、ガニメデ植民地はあまりに小さすぎた。ビルの思惑に反してガニメデでの生活は、まず自分の土地を獲得することからはじまった…。ガニメデの厳しい自然環境を舞台に、1人の多感な少年の成長を瑞々しく描きあげる傑作SF!
The Man Who Sold the Moon
「月を売った男」
井上一夫訳 創元推理文庫 1964
1951
The Puppet Masters
「人形つかい」
石川信夫訳 元々社 1956
福島正実訳 早川書房(世界SF全集12) 1971
福島正実訳 ハヤカワ文庫SF 1976
ISBN:4-15-010217-1 [Amazon]
「ブレイン・スナッチャー 恐怖の洗脳生物」The Puppet Musters, 1994(米) (未公開)
監督:スチュアート・オルム
脚本:テッド・エリオット,テリー・ロッシオ,デビッド・S・ゴイヤー
出演:ドナルド・サザーランド,エリック・タール,ジュリー・ワーナー
Between Planets

「栄光の星のもとに」
鎌田三平訳 創元SF文庫 1994
ISBN:4-488-61813-8 [Amazon]
金星植民地と地球連邦との間には火種がくすぶっていた。地球の国籍をもたないドンは、いち早く地球を離れ、中立地帯となる火星へ向かう。だが時すでに遅し、彼が到着した乗換えステーションを金星軍が攻略、ここに独立戦争の火蓋は切られた。ドンは金星に足どめされ、戦渦の中で生きのびる道を探し求める。しかも彼は、地球の治安警察にマークされつづけていた…いったい何故。
「宇宙戦争」
塩谷太郎訳 講談社(世界の科学名作10) 1965
塩谷太郎訳 講談社(少年少女世界科学冒険全集25) 1957
1952
The Rolling Stones

「宇宙の呼び声」
福島正実訳 角川文庫 1976
森下弓子訳 創元推理文庫 1990
ISBN:4-488-61810-3 [Amazon]
カスとポルは15歳。発明の天才にして商売上手、ルナ・シティでは有名な〈悪たれ双子〉だ。今回の宇宙旅行でも、何やら大儲けを企んでいるようだ。父親のストーン氏は不安だった。双子だけではない。祖母も母親も姉も末の弟も、いずれ劣らぬ要注意人物なのだ。ただではすみそうにない…かくして、ストーン一家を乗せた〈ローリングストーン〉号は、波瀾含みの宇宙へ旅立った。
1953
Assignment In Eternity
「失われた遺産」
矢野徹・田中融二訳 ハヤカワ文庫 1982
ISBN:4-15-010482-4 [Amazon]
Starman Jones
「スターマン・ジョーンズ」
矢野徹訳 ハヤカワ文庫 1979
1954
The Star Beast

「宇宙怪獣ラモックス」
福島正実訳 岩崎書店(エスエフ少年文庫11) 1971
福島正実訳 角川文庫 1976
福島正実訳 岩崎書店(SFロマン文庫) 1986
「ラモックス -ザ・スタービースト」
大森訳 創元推理文庫 1987
ISBN:4-488-61808-1 [Amazon]
スチュアート家のペットは、ばかでかい宇宙怪獣だった。その名もラモックス。ある日、彼は飼い主のジョン・トマスの留守をいいことにつまみぐいにでかけるが…。初めて目にする怪物の姿に、街はたちまち一大パニック。おちゃめでとぼけたラモックスと、ジョン・トマスが巻き起こす大騒動の頴末は?ハインラインの傑作ユーモアSF、待望の完訳。
The Green Hills of Earth
「地球の緑の丘」
石川信夫訳 元々社 1957
田中融二他訳 ハヤカワSFシリーズ 1962
→“The Past through Tomorrow”
Revolt In 2100
「百五十年後の革命」
南井慶二訳 元々社 1956
→“The Past through Tomorrow”
1955
Tunnel In the Sky

「ルナ・ゲートの彼方」
森下弓子訳 創元推理文庫 1989
ISBN:4-488-61809-X [Amazon]
恒星間ゲートを利用して未知の惑星に志願者を送りこみ、回収の時まで無事生きのびていられたら合格。これが上級サバイバル・テストだ。よし、やるぞ!ハイスクール生徒のロッドは、両親の猛反対を押しきって、クラスメイトたちとともにゲートをくぐった。事故で回収が不可能になることなど、露ほども知らずに…。ロッドの長い戦いが始まった。
1956
Double Star

「太陽系帝国の危機」
井上勇訳 創元推理文庫 1964
「ダブル・スター」
森下弓子訳 創元SF文庫 1994
ISBN:4-488-61812-X [Amazon]
21世紀を通じてもっとも偉大な政治家が火星で行方不明となり、ここに全太陽系帝国は崩壊の危機にさらされることになった。一杯のウィスキーに釣られた失業俳優ロレンゾは、地球から誘拐されて火星に連れこまれる。目的は――行方不明となった最高大臣の替え玉となり太陽系帝国の危機を救うことにある。だが、もし火星人がその事実を知ったならば、彼の生命はない。大宇宙を舞台に展開するスリル満点の政治闘争。ヒューゴー賞受賞の栄に輝くハインラインの代表作!
ヒューゴー賞 1956 長篇
The Door Into Summer

「未来への旅」
福島正実訳 講談社(世界の科学名作13) 1965
「夏への扉」
加藤喬訳 講談社 1958
加藤喬訳 ハヤカワSFシリーズ 1958
福島正実訳 早川書房(世界SF全集) 1971
福島正美訳 ハヤカワ文庫SF 1979
ISBN:4-15-010345-3 [Amazon]
講談社インターナショナル(Ruby Books) 2000
ISBN:4-7700-2660-9 [Amazon]
野田昌宏「SFを極めろ!この50冊」早川書房 (1999)
《SFマガジン》「読者が選ぶオールタイム・ベストSF」 (1989) 海外長篇部門1位
↑100 Books, My Best↑
Time for the Stars

「宇宙に旅立つ時」
酒匂真理子訳 創元推理文庫 1985
ISBN:4-488-61806-5 [Amazon]「宇宙兄弟のひみつ」
片方善治訳 岩崎書店(少年少女宇宙科学冒険全集2) 1960
はるかな未来、人類は外宇宙探査のために亜光速宇宙船を送り出そうとしていた。莫大な距離をへだてた宇宙船と地球を結ぶ通信手段としては、テレパシーが理想的だ。そこで白羽の矢が立ったのが、ぼくとパットの双子の兄弟だった。夢見ていた恒星間旅行ができる。危険をかえりみず、ぼくたちふたりは喜んで訓練に参加した……。
1957
Citizen of the Galaxy
「銀河市民」
野田昌宏訳 立風書房 1969
野田昌宏訳 ハヤカワ文庫SF 1972
ISBN:4-15-010070-5 [Amazon]
1958
Podkayne of Mars

「天翔る少女」
中村能三訳 創元推理文庫 1971
ISBN:4-488-61804-9 [Amazon]
火星から地球への観光宇宙船トライコーン号は、途中、金星に寄港したが、その宇宙旅行中、船内には謎めいた雰囲気が漂っていた。そのうえ不審な言動をろうする弟のクラークにまどわされる姉のポドケインは、いつのまにか壮大な太陽放射線あらしの中で展開する謀略の中に巻きこまれていた。大おじアンクル・トムの曰くありげな使命とはなにか。太陽系宇宙の「モナコ」金星のカジノを舞台に暗躍する秘密結社の正体は? 巨匠ハインラインが描く、宇宙を旅する16歳の少女の冒険。『ポディの宇宙旅行』を改題。
Methuselah's Children
「メトセラの子ら」
矢野徹訳 ハヤカワSFシリーズ 1963
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1976
ISBN:4-15-010181-7 [Amazon]
Have Spacesuit--will Travel

「スターファイター」
矢野徹・吉川秀実訳 創元推理文庫 1986
ISBN:4-488-61807-3 [Amazon]
宇宙飛行士になることを夢見るぼくは、宇宙旅行が賞品となった懸賞に応募、1等賞はのがしたもののみごと入選し、中古ではあるが本物の宇宙服を手に入れた。さっそく修理して着用におよぶ……そのとき、宇宙服の通信装置に聞きなれない声が入ってきた。着陸許可を求めているらしい。いったい誰が、なんの目的で?ハインラインの代表的名作SF。
1959
The Unpleasant Profession of Jonathan Hoag
「輪廻の蛇」
矢野徹ほか訳 ハヤカワ文庫 1982
ISBN:4-15-010487-5 [Amazon]
Starship Troopers
「宇宙の戦士」
矢野徹訳 ハヤカワSFシリーズ 1967
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1979
ISBN:4-15-010230-9 [Amazon]
「スターシップ・トゥルーパーズ」Starship Troopers, 1997(米)
監督:ポール・バーホーベン
脚本:エド・ニューマイヤー
出演:キャスパー・ヴァン・ディエン,ディナ・メイヤー,デニス・リチャード
ヒューゴー賞 1960 長篇
《SFマガジン》「読者が選ぶオールタイム・ベストSF」 (1989) 海外長篇部門22位
The Menace from Earth
「時の門」
福島正実ほか訳 ハヤカワSFシリーズ 1965
福島正実ほか訳 ハヤカワ文庫 1985
ISBN:4-15-010624-X [Amazon]
1961
Stranger In a Strange Land

「異星の客」
井上一夫訳 創元推理文庫 1969
ISBN:4-488-61803-0 [Amazon]
宇宙船ヴィクトリア号で帰った“火星からきた男”は、第一次火星探検船で火星で生まれ、ただひとり生残った地球人だった。世界連邦の法律によると、火星は彼のものである。この宇宙の孤児をめぐって攻治の波が押しよせる。しかし、“火星からきた男”には地球人とは違う思考があり、さらに地球人にはないカがあった。“火星からきた男”は地球をゆるがせてゆく……老熟の境にはいったハインラインがその思想と情熱、世界観のすべてを注ぎこんだ波欄に富む超大作。
ヒューゴー賞 1962 長篇
1963
Glory Road
「栄光の道」
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1979
ISBN:4-15-010340-2 [Amazon]
Orphans of the Sky
「宇宙の孤児」
矢野徹訳 ハヤカワSFシリーズ 1965
矢野徹訳 ハヤカワ文庫 1978
ISBN:4-15-010281-3 [Amazon]
1964
Farnham's Freehold
「自由未来」
浅倉久志訳 ハヤカワSFシリーズ 1967
浅倉久志訳 ハヤカワ文庫SF 1983
ISBN:4-15-010509-X [Amazon]
1966
The Moon Is a Harsh Mistress
「月は無慈悲な夜の女王」
矢野徹訳 ハヤカワSFシリーズ 1969
矢野徹訳 ハヤカワSF文庫 1976
ISBN:4-15-010207-4 [Amazon]
《SFマガジン》「読者が選ぶオールタイム・ベストSF」 (1989) 海外長篇部門12位
ヒューゴー賞 1967 長篇
1967
The Past Through Tomorrow
「デリラと宇宙野郎たち」
矢野徹訳 ハヤカワ文庫 1986
ISBN:4-15-010670-3 [Amazon]
「地球の緑の丘」
矢野徹訳 ハヤカワSF文庫 1986
ISBN:4-15-010673-8 [Amazon]
「動乱2100」
矢野徹訳 ハヤカワSF文庫 1986
ISBN:4-15-010684-3 [Amazon]
1970
I Will Fear No Evil
「悪徳なんかこわくない」
矢野徹訳 ハヤカワ文庫 1977
上巻
ISBN:4-15-010260-0 [Amazon]
下巻
ISBN:4-15-010261-9 [Amazon]
星雲賞 第9回(1978) 海外長編
1973
Time Enough for Love
「愛に時間を」
矢野徹訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1978
矢野徹訳 ハヤカワ文庫 1984
1
ISBN:4-15-010581-2 [Amazon]
2
ISBN:4-15-010581-2 [Amazon]
3
ISBN:4-15-010583-9 [Amazon]
1978
The Notebooks of Lazarus Long
1980
The Number of the Beast
「獣の数字」
矢野徹訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1984
矢野徹訳 ハヤカワSF文庫 1993
1
ISBN:4-15-011008-5 [Amazon]
2
ISBN:4-15-011012-3 [Amazon]
3
ISBN:4-15-011016-6 [Amazon]
「あたしのパパが作ったタイム・マシンを見てくださる?」―ぼくの決死のプロポーズに、彼女は笑ってそう答えた。だがそれは単なるタイム・マシンではなく―。多元宇宙を自在に往来できる連続体飛行機だった。この画期的発明を狙う謎の異星人に新婚早々殺されかけたぼくらは、この飛行機を駆って時空を超えた逃避行へと旅立ったのだが…。円熟期を迎えたハインラインの力作長篇、待望の文庫化第一弾。全三巻完結。
Expanded Universe
1982
Friday
「フライデイ」
矢野徹訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1984
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1994
上巻
ISBN:4-15-011076-X [Amazon]
下巻
ISBN:4-15-011077-8 [Amazon]
あたしの名前はフライデイ。職業は戦闘伝書使―秘密文書を正確かつ迅速に運ぶのが任務。でも、この仕事は危険がいっぱい。先日も謎の武装集団に捕えられ、手ひどい拷問を受けたばかりだ。はやく休暇を取って、ニュージーランドに住む3人の夫のもとに帰りたい。だけど、彼らはどう思うだろう。あたしが遺伝子操作で作られた人工人間だと知ったら…ハインラインの著作中、最も魅力的なヒロインが活躍する傑作長篇。
1984
Job: a Comedy of Justice
「ヨブ」
斉藤伯好訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1986
斉藤伯好訳 ハヤカワ文庫SF 1995
ISBN:4-15-011108-1 [Amazon]
いったい何が起こったんだ。平凡な牧師アレックスは動顛した。南の島で火渡りに挑戦して意識を失い―目覚めると、世界が一変していたのだ。名前はアレックに、乗っていた機船は汽船に変わっている。客室係は初めて見る美女で、なんと彼の恋人だという。だがこれは、際限なく続く次元転換のほんの始まりにすぎなかった…聖書ヨブ記に材を取り、混線次元をさまよう男の冒険をコミカルに描く、ハインラインの話題作。
ローカス賞 1985 ファンタジイ長篇
1985
The
Cat Who Walks Through Walls

「ウロボロス・サークル」
矢野徹訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1988
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1996
ISBN:4-15-011140-5 [Amazon]
宇宙居留地ゴールデン・ルールで気ままに暮らしていたおれは、ある日見知らぬ男から人殺しを依頼された。だが詳しい説明を受ける間もなく、男は目の前で射殺されてしまった。新婚の妻グエンと共に真相究明に乗り出したおれだが、逆に覚えもない殺人の容疑をかけられて逃げまわる羽目に…いったい誰がおれを罠にかけたのか。宇宙居留地から月世界、並行世界にまで舞台を移しながら、スピーディーに展開する冒険巨篇。
1987
To Sail Beyond the Sunset

「落日の彼方に向けて」
矢野徹訳 早川書房(海外SFノヴェルズ) 1990
矢野徹訳 ハヤカワ文庫SF 1997
上巻
ISBN:4-15-011190-1 [Amazon]
下巻
ISBN:4-15-011191-X [Amazon]
目覚めると、ベッドには見知らぬ男の死体が。そして自分のいるのがどこで、いつの時代なのかさっぱりわからない。いったい何が起こったのだろう…。わたしはモーリン・ジョンソン・ロング。長命族の指導者ラザルス・ロングの母であり、その共同妻。植民星テラス・ターシャスにやってきてからというもの、自分の子孫に囲まれて優雅な生活を送っていたのに、昨夜からの記憶がない。わたしは必死になって記憶を探るが…。
1989
Grumbles from the Grave
ローカス賞 1990 ノンフィクション
1991
Stranger In a Strange Land
1992
Take Back Your Government!
Requiem And Tributes to the Grand Master
Tramp Royale