蔵王温泉
大露天風呂★★★
 


温泉街の一番上にある大きな露天風呂

■概要

蔵王温泉はスキー場でも有名な大きな温泉地である。蔵王連峰の西斜面にある高地(標高900m)の温泉である。湯量が豊富で、温泉街のあちこちからお湯が出る。

蔵王温泉大露天風呂は、それまで蔵王になかった立ち寄り露天風呂で、1987年に作られた。温泉街の一番高い所にあって、スキーゲレンデのすぐ近くである。狭い渓流にそって露天風呂を作っている。渓流にかかる橋から露天風呂を眺めることができる。

露天風呂は4段あって、上流2段が女性用、下流2段が男性用である。中央に脱衣と休憩用の小屋がある。



■所在地

山形県山形市蔵王温泉
TEL:023−694−9417
FAX:023−649−9416
(蔵王温泉観光(株))



■印象

駐車場に大露天風呂の門がある。そこから坂を下って露天風呂に行く。硫黄のにおいがしている。小さい谷川の両側は木が茂っている。早春に訪れたので、まだ緑が十分でないが、なかなか良い雰囲気だ。

露天風呂はずいぶん大きく、上段はやや熱め、下段はややぬるめになっている。上段の湯の色はほぼ透明、下段はわずかに青みがあるうすい白である。なめると塩辛く酸っぱい。湯船全体に黄白色の湯花がついている。

お湯の量がたっぷりあって、きもちがよい。谷川の音を聞きながら湯に浸かる。泉質は、含硫化水素強酸性緑ばん明ばん泉である。源泉は53.8度、PH1.4(非常に強い酸性)である。


■営業

営業時間 6:00−日没まで
休館日 無休
4月下旬から11月初旬まで
料金 450円

交通

山形自動車道の山形蔵王ICを降りて、西蔵王有料道路を経由して蔵王温泉に行く。蔵王温泉街に入って、中央ロープウェイを過ぎてから右折して、狭い坂道を登る。源七の湯を過ぎてさらに登ると表示板がある。
駐車場は広い。



調査日:1999年5月

蔵王の自然をみるために帰りに寄った
蔵王山頂の御釜のパノラマ(92kB)をごらんください。

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