海水浴帰りに最適な温泉浴場 ■概要 山形県鶴岡市の西に由良(ゆら)温泉がある。小さな島(白山島)と海岸が陸橋でつながっていて、湘南の江ノ島を小さくしたような地形だ。島の東側の海岸沿いに温泉共同浴場の由良温泉センターがある。 始めは県道沿いにあると思って探したが見つからない。人に聞きながら探すと砂浜のすぐ近くにあった。壁がピンク色なので一度見つけるとすぐ分かる。温泉センターの前には海水浴場の砂浜が広がっている。 夏は海水浴客で混むそうだが、この季節は地元の人だけだ。休憩室も普通の民家の居間のよう。元漁師風の受付のおじいさんも良い味を出して、のんびりした雰囲だ。 ■所在地 山形県鶴岡市由良2−21−1 TEL:0235−73−2915 |
■印象 浴室はごくシンプル。清潔感のあるタイル張りで、横幅いっぱいに浴槽がある。窓は小さく曇りガラスなので、残念ながら眺めはない。お湯はなみなみと溢れている。源泉かけ流しだ。 お湯は 無色透明で香りはない。やや熱めだがとてもクリアなお湯だ。サラリとした浴感でとても気持ちが良い。 泉質はナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉(含石膏芒硝泉)、59.4℃、蒸発残留物1.999g、pH7.8 。 一番湯を狙ったが、地元のおじさんが先客だった。 毎日通っているとのこと。お湯の自慢話をしてもらった。浴室の掲示には「海水パンツを洗うな」などと海水浴場らしい注意書きがある。 浴後は肌がスベスベになる。海風に吹かれるとサッパリさわやかな気分になれる。さわやかな泉質なので、近くを通る人は寄って行くのもなかなか良いと思う。 |
■営業
■交通 山形自動車道の鶴岡ICを降りて、国道7号線を西に向かう。10kmほど走ると由良温泉に着く。由良交差点からを右折して海岸沿いの県道に出る。温泉センターは海岸にある。温泉センターに駐車場がないので、近くの遊魚センターの駐車場を使う。 調査日:2006年5月 |