成田市郊外のかけ流し湯 ■概要 成田市にかけ流しの温泉があると聞いたので、行ってみることにした。成田市街から西に離れて、印旛沼に近い田園風景の中に成田温泉大和の湯がある。 3階建ての館内は2階に入り口がある。建物の両端に浴室があって入って左がA館で右がB館、1階から3階まで浴室がつながっている。浴室は毎日男女が入れ替わる。 ![]() 100円リターン式の靴箱、受付でロッカーキーを受け取る。食堂などの清算はロッカーキーで行う仕組み。ちょととしたホテルのような贅沢な雰囲気だ。子供料金はなく、小学生未満の子供は入場できない。 温泉の歴史はそう古くはないが、最初の温泉旅館は小さなもので経営者が何度も変わってから休業したという。1998年に再開され、さらに2005年に施設を改築した。 コンクリートの建物にはたくさんの竹があしらわれていて和風モダンという雰囲気。その筋では有名な建築家が設計したので、デザイナーズ日帰り温泉とも言われている。 ![]() ■所在地 千葉県成田市大竹1630 TEL:0476−28−8111 FAX:0476−28−8112 |
![]() ■印象 2階の脱衣場から浴室内の階段をおりると内湯がある。赤みがかった濃い紅茶色の黒湯だ。透明度は30cmほど。お湯をなめてみると甘味がある塩味。つるすべ感もけっこうある。 ![]() 内湯は一部循環、かけ流し。泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉、源泉の温度18.1℃、成分総計9466mg。 露天風呂は完全かけ流しのようだ。ややぬるめだがお湯の鮮度が感じられる。湯口はつるつる感が強い。露天風呂の隣にある樽湯も真湯だが気持ちが良い。 ![]() 3階には展望風呂とサウナがある。サウナは結構変わったものだ。タイルでできた大きな椅子がある。岩盤浴の要領で椅子が暖かい。低温サウナのように湯気もたまっている。 畳部屋がないので、ゴロリと横にはなれないが、全体がリゾートホテル風で大人用の日帰り温泉という雰囲気だ。かなり不便なところにあるが、成田方面に遊びに行くついでに寄ってみたいところ。 |
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