洞爺村温泉いこいの家★★★★


高台から洞爺湖を望む絶景温泉

■概要

洞爺村(とうやむら)温泉は洞爺湖の北岸にある小さな温泉だ。洞爺湖の反対側には大きな観光温泉街である洞爺湖温泉があるが、こちらはずいぶん静かなところだ。

洞爺村温泉は洞爺この湖岸から50m程の高さの高台の上にあって、温泉ホテルが1軒と公営の日帰り温泉「いこいの家」がある。訪れた日はたまたま温泉ホテルが休みだったので、いこいの家に行くことにした。



いこいの家はたいへんシンプルな造りの施設で、浴室と休憩室があるだけだ。



■所在地

北海道虻田郡洞爺村字洞爺町199
TEL:0142−82−5177



■印象

浴室に入ると洞爺湖の全景が目に飛び込んできた。湖側は大きなガラス窓になっていて、正面には中ノ島が良く見える。すばらしいパノラマだ。窓際いっぱいに大きな浴槽がある。窓が下の方まであるので、お湯に浸かっても湖の景色が良く見える。

お湯は透明、黄緑がかっている。かすかに塩味がする。適温のお湯でつるすべ感も少しある。浴槽からお湯が溢れているのはとても気持ちがよい。泉質はナトリウム−硫酸塩・塩化物泉(含食塩芒硝泉)、源泉の温度は44.8度だ。

湯船から立ち上がって窓の下の方を見ると、湖岸の小島に朱塗りで2層の塔が見える。浮見堂といって、聖徳太子の像が祭られているそうだ。この付近は、湖畔の散策道とお土産屋がある。

休憩室でも湖の景色が楽しめる。売店ではそば、ラーメンも食べられる。気軽に利用できる値段なので地元の家族連れが多いようだ。休憩室でのんびり昼寝している人もいる。

洞爺湖の眺めがすばらしいので晴れの日に訪れることをお勧めする。温泉スタンドもある(100L:50円)。

■営業

営業時間 10:00−21:00
休館日 第1、第3月曜日
料金 370円

交通

札幌から国道230号線で南下、留寿都村を過ぎて、洞爺村入り口から道道137号線で洞爺湖畔に下りる。洞爺村に入ったら洞爺湖村温泉の案内板に従って丘に登る。駐車場は広い。
洞爺湖温泉パスターミナルから洞爺村行きバスがある。



調査日:2002年9月


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