宝川温泉汪泉閣★★★★ |
大露天風呂の巨大一軒宿 ■概要 奥利根のスキー場に春スキーに行ったついでに、大露天風呂で有名な宝川温泉に行ってみることにした。宝川(たからがわ)温泉は、水上温泉郷よりもさらに利根川を遡り、ダム湖の藤原湖よりも上流にある。利根川支流の宝川に1kmほど入ったところだ。 宿の名前は汪泉閣(おうせんかく)という。1950年ころにダムの工事で道路ができ電気が通うようになる前は、全くの秘湯だったそうだ。現在は山奥にありながら団体客も訪れる有名温泉になっている。 宝川温泉は一軒宿ながら広大な敷地がある。宝川の両岸に大きな露天風呂が4ヶ所も造られている。温泉入り口にはお寺のような大きな山門がある。立ち寄りで利用できるのは、露天風呂と受付の建物の内風呂である。 摩訶の湯のとなりの般若の湯(はんにゃのゆ) ■所在地 群馬県利根郡水上町藤原1899 TEL:0278−75−2611 |
■印象 受付からきれいに整備された歩道を川岸まで下ると、宝川温泉のシンボル摩訶の湯(まかのゆ)がある。どっしりと大きい屋根がある。お湯は透明、けっこう人がいるが広いので気にならない。混浴なのでタオルを巻いた女性もいる。 泉質は弱アルカリ性単純泉、敷地内に4本の源泉があって、総湯量は毎分1800Lと膨大だ。このおかげで大きな露天風呂はすべて掛け流しだ。 宝川の対岸にあるのが子宝の湯だ。湯船の上屋に武尊神社(ほたかじんじゃ)造られている。その下は脱衣場になっている。子宝の湯はこの季節ではややぬるすぎだ。 3つの露天風呂はどれも混浴だが、女性専用の露天風呂、摩耶の湯(まやのゆ)もある。脱衣場はひのき造りで床暖房もある。 広い敷地に大きな露天風呂がいくつもある。泉質は平凡だが豊富な湯量で掛け流しだ。自然の中の広々とした混浴風呂は楽しめると思う。 |
■営業
■交通 |
■スキー 宝川温泉よりもさらに上流に水上高原スキー場がある。水上地区のスキー場の中で最奧にあるので、それほど混まない。全体に比較的なだらかで初中級者でも十分に楽しめるだろう。水上高原スキー場のパノラマ(85kB) |