大井川最深部の温泉共同浴場 ■概要 大井川の最上流部、日本アルプスの山の中に寸又峡(すまたきょう)温泉がある。国道から県道に入ると道が狭くなり、奥泉から先は車もすれ違えないほど狭いところもあって、秘境と言ってよいだろう。 狭い道を延々と走ると急に開けた場所に出る。そこが寸又峡温泉の温泉街だ。山奥なのに13軒の温泉旅館がある。ネオンサインや看板がなく、おちついた雰囲気の小さな温泉場だ。 ![]() 温泉街の一番奥、一段高いところに町営温泉「美女つくりの湯」がある。急な坂を登ると、渓流に沿って板囲いの露天風呂が見える。周囲は南アルプスの山々。森に埋もれているように見える。 寸又峡温泉は1957年にボーリングが成功して、1962年に現在の温泉街まで引湯された。昭和30年代からの比較的新しい温泉地といえる。もとの源泉は明治時代に共同浴場「湯山温泉」が開設されていものという。 ■所在地 静岡県川根本町千頭269−2 TEL:0547−59−3985 |
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■営業
■交通 東名高速道路の静岡ICを降りて、国道362号線を北上する。本川根町千頭から県道77号線でさらに北上する。奥泉で寸又峡に向かい、県道77号線の終点が寸又峡温泉になる。静岡ICから60kmほど。駐車場は温泉街の入り口に公共駐車場がある。 ![]() 調査日:2005年9月 オフィシャルページ |