| やまがたすこやかランド三太の湯★★★★ |  |
| やまがたすこやかランド三太の湯★★★★ | |
奥久慈の大型公共温泉 ■概要 久慈川に沿って水戸から福島の南郷を結ぶ南郷街道は今の国道１１８号線にあたる。南郷街道には今でも宿場の跡が残っている。小さな宿場の山方宿から東側の山に入ったところに、「やまがたすこやかランド三太の湯」がある。 三太の湯までは茨城の山地らしく低い山がつながっていて、ところどころに小さな集落がある。こんなところに温泉施設があるのかと心配になったところに、意外に大きな施設があったので驚いた。  周囲は低い山の谷間で、少し広がったところに突然といった感じで今風の公営温泉施設がある。二つの大きな三角屋根が目立っている。玄関の正面には地元の伝説の巨人「三太」の巨大な半身像が建っている。 三太の湯のオープンは２０００年４月、町村合併前の山方町が造った施設だ。現在は常陸大宮市の運営になっている。地域に似合わないほど大規模な施設かもしれない。茨城県北部の公営温泉としては最大クラスだ。  ■所在地 茨城県常陸大宮市諸沢５０７１ ＴＥＬ：０２９５−５７−４１２６ ＦＡＸ：０２９５−５７−４１２７ |
 ■印象 休日に訪れたが、余り混んではいない。２階に上がると東館と西館の２つの浴室棟がある。男女が日替わりになっている。この日は東館に入った。 浴室はずいぶん広い。浴室の半分を大きな浴槽が占めている。明るく広々しているのはうれしい。入り江状の部分はに気泡湯になっている。 お湯は無色透明、けっこうツルスベ感がある。 泉質はナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉、源泉の泉温４２.３℃、成分合計１．６１８ｇ、湧出量１６０L（動力）。 加温循環式、オーバフローもあり。消毒臭が少し残っているのが残念だが、公営施設なので仕方がないだろう。  露天風呂はややぬるめにしてあって長湯にちょうど良い。山の中なのでなかなか眺めが良い。大きなベンチもある。 休憩室も明るく広々としている。手打ち蕎麦（モリ６５０円）も出している。茨城北部のこのあたりは蕎麦どころなので、うまい蕎麦が食べられる。 茨城県は温泉施設はあまり多くはないが、三太の湯は大きく清潔な施設だ。かなり不便なところにあるがお勧めする。袋田温泉に行く途中なので、湯巡りファンにも立ち寄ってもらいたい。 |
■営業
■交通 常磐自動車道の那珂ＩＣをを降りて、最初の信号を右折して国道１１８号線に向かう。国道１１８号線を大子町方面に北上。山方宿を過ぎて岩井橋交差点を右折して県道２９号線に入る。久慈川を渡り１ｋｍほどで諸沢方向に左折、県道２４９号線に入る。５ｋｍほどで三太の湯の看板が見える。駐車場は広い。  調査日：２００９年１月 オフィシャルページ |