大滝温泉滝の湯


演歌が流れる山里の温泉

■概要

山形県の新潟県境に小国(おぐに)町がある。小国にはいくつか温泉がある。大滝集落の大滝温泉は山里の小さな一軒宿の温泉だ。昔から硫黄臭のある冷泉があったそうだが、1981年に温泉宿ができた。

大滝集落は平地の少ない山里だ。その中に、壁に大きく字を書いてある家があるので、やっとそれと分かる。このあたりはこれと言った観光地がないので、観光客はなく、地元の人が集まる温泉だ。



■所在地

山形県西置賜郡小国町大字大滝
TEL:0238−62−5060




■印象

浴室は小さい。窓の下半分に雪囲いをそのまま残しているので、浴室は薄暗い。透明のお湯はわずかに黄色見かかっている。源泉は冷鉱泉なので加熱したお湯だ。浴感はこれと言った特徴は少ない。

客が少ないので浴室は貸切状態だった。静かにお湯を楽しむことができた。泉質は、ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉、源泉の温度は11.5度、蒸発残留物2094mgだ。

滝の湯の主人は演歌好きだという。
館内には常に演歌が流れている。

民宿並みの料金で宿泊できる。温泉のみを目的に行くと、温泉らしい満足感が少ないので、やや残念だった。


■営業

営業時間 7:00−21:00
休館日 無休
料金 400円

交通

東北自動車道の福島飯坂ICを降りて、国道13号線を北上する。米沢市から国道287号線でさらに北上、今泉から国道113号線を西に進む。小国町杉沢から案内板に従って左折して4kmほど行く。大滝の湯は大滝集落の中にある。



調査日:2002年5月


観光わらび園

小国町のこの付近は、わらびを自分で摘み取ることができる観光わらび園がある。山の南斜面の草を焼いてわらび畑にしている。訪れた時期は少し早くてできなかった。

小国町のわらび園は10箇所ある。5月下旬から6月下旬までがシーズンだ。週に2回午前中に開園している。 1人200円程度。

 

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