大湯温泉
荒瀬共同浴場★★★
 


十和田の観光基地、大湯温泉の素朴な共同浴場

■概要

東北自動車道から十和田湖へ向かう国道の入り口にある大湯温泉郷は非常に古くから開けた所だそうだ。大湯川に沿って温泉旅館が建ち並んでいる。大湯温泉には4ヶ所の共同浴場があるが、一番東にある荒瀬共同浴場に行ってみた。

大湯川の川岸にある地元の人用の鄙びた共同浴場だ。なにも標識がないし、路地の奧にあるから初めての人にはまず分からない。我々も道順を教えてもらった。観光案内所でも地図がもらえる。


共同浴場の外には休憩用のソファーがある

■所在地

秋田県鹿角市十和田大湯
TEL:0186−23−5111
(鹿角市役所観光商工課)



■印象

お湯は澄んだ食塩泉、かなり熱くて温泉らしい。蛇口もない古いタイプの温泉だ。地元のおじいさんがのんびり出たり入ったりしている。

熱いのを我慢して入ると汗がでてきてだんだん気持ちよくなってくる。温泉が体にしみてくるようだ。この感じはホテルの風呂では味わえない。

建物はそれなりに年期が入っている。昔から生活の一部になっているような感じだ。休憩室もあってのんびりできる。外に出て河原の風にあたるとすがすがしかった。


受付のおばちゃんは秋田弁でよく来たナーと歓迎してくれた。

■営業

営業時間 6:00−21:00
休館日 無休
料金 120円
(5月から10月)
240円
(11月から4月)

交通

東北自動車道、十和田ICを降りて国道103号線を十和田湖方面に行く。車で15分程度で大湯温泉に着く。荒瀬共同浴場は一番奥の大湯新橋に近い川岸にある。裏通りにあって分かりにくいので地元商店で場所をきくとよいだろう。
駐車は5台程度可能。



調査日:1998年8月

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