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![]() ■印象 浴室は石造りの浴槽があるだけのごくシンプルな造りだ。大きく開けた窓からは谷に向かって雑木林の斜面が見える。 お湯の色はけっこう驚かされる。透明度は10cmほどの濃い茶褐色のお湯だ。水面には油膜のように温泉の析出が浮いている。 加熱した源泉が投入されかけ流されている。浴槽のお湯はややぬるめ、独特の香りがする。金気臭というよりタンメンスープのような野菜の香りがする。 浴感は強いキシキシ、ゆっくり浸かっていると体の芯からホンワカとしてくる。成分表はないが、泉質は単純二酸化炭素・鉄(U)冷鉱泉、源泉の温度9.9℃と掲示されている。 飲泉用のカランがあるのでコップに受けてみると、源泉は無色透明、鉄っぽいサイダーのような炭酸味がある。 浴後は肌にパウダーをはたいたようにスベスベする。かなり特徴のあるお湯なので近くに行ったら寄ってもらいたい。 |
■営業
■交通 中央自動車道の伊那ICで降りて、国道361号線の権兵衛トンネルを経由して、国道19号線で木曽福島に向かう。木曽福島を過ぎて元橋交差点を右折して県道20号線で御嶽山方向へ。黒澤から左折して県道256号線でおんたけスキー場方向へ。スキー場手前でおんたけ休暇村キャンプ場に向かう。駐車場は広い。 ![]() 調査日:2008年5月 おんたけ休暇村 |
■清滝 王滝の集落からおんたけスキー場に向かう途中に清滝(きよたき)がある。ここは御岳山に信仰登山する人が身を清めるところだ。 車道のすぐ近くにあるのでちょっと覗いてみた。季節が早いので人はいなかったが、いかにも霊場らしい雰囲気だ。 30m程の落差の滝だ。その下は立ちやすいようにコンクリートで固めてある。滝の中で頭を下げるとむち打ちになる。八分のところで出るようになどの注意書きがあった。 |
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