水沼駅温泉センター せせらぎの湯★★★ |
わたらせ鉄道、駅の温泉 ■概要 群馬県北東部は比較的温泉が少ないが、鉄道の駅に温泉があると聞いて行ってみることにした。桐生から足尾銅山跡まで続くわたらせ渓谷鉄道の水沼駅が「水沼駅温泉センターせせらぎの湯」だ。 渡良瀬(わたらせ)川の渓谷だんだん狭くなってくる辺りに水沼駅がある。駅前にわずかの集落があるばかりの山の中の駅だ。ホームの側から見ると普通の駅だが、跨線橋を渡って駅舎に入ると温泉の受付がある。 わたらせ渓谷鉄道は第三セクターが運営していて、せせらぎの湯もそこの経営だ。温泉は黒保根村が掘り当てた猿川温泉を引き湯しているそうだ。細長い駅舎に露天風呂、休憩個室、浴室、大広間、中広間と並んでいる。 ■所在地 群馬県勢多郡黒保根村大字水沼字早房120−1 TEL:0277−96−2500 FAX:0277−96−2505 |
■印象 浴室と露天風呂が離れている。まず奥にある露天風呂に行く。けっこう広い岩風呂だ。立ち上がれば川向こうの緑が見えるが、残念ながら塀が高い。お湯は薄い褐色、さらりとした感じで、やや熱めにしてある。泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉、源泉の温度は19.4度である。 露天風呂にはアニメマンガ風のかっぱの置物がある。水沼駅の近くに釜が渕という渡良瀬川の淵があって、そこに河童の伝説があって、それにちなんでこの温泉のマスコットになっている。 浴室は大きな窓があって、川がよく見える。対岸の緑が心地よい。浴室内には小さなサウナもある。浴室の外には小さな露天風呂もある。 駅の温泉はいくつかあるが、ここは温泉の建物にホームがついているような感じだ。鉄道ファンにはとても面白い所だと思う。ここのお湯は食塩泉なので良く温まるが、夏は汗がなかなか引かない。しばらく外で風に吹かれてのんびりした。 |
■営業
■交通 |
■手打ち蕎麦 水沼駅に行く途中、上毛電鉄赤城駅から車で10分ほどにある手打ち蕎麦の店に寄った。細い道をしばらく走ると大きな看板がある。 人気の店のようで結構混んでいる。もりそば500円。 |
透き通った感じの腰のある蕎麦だ。つゆはやや甘いが、うまい。1人2枚はあたりまえのようだ。 古代の茶屋 営業11:30-売切まで 無休 勢多郡新里村新川3163 TEL:0277−74−0533 |