協和温泉★★


炭酸ミネラルウォーターの温泉

■概要

愛別町は旭川の東にあって、石狩川支流の愛別川がつくる広い谷にある。ここはきのこの産地として北海道内では有名だ。

協和温泉は愛別町の協和地区にある。広い田圃が山にせまるあたりに幅の広い三角屋根の建物がある。シンプルな白い建物でいかにも公共施設と言う感じだ。現在の建物は1988年に建てられたものだ。



温泉は明治時代に開拓者によって発見された。炭酸冷鉱泉として地元で利用され、歌志内の霊泉と言われきた。源泉の場所から協和温泉まで2km引湯している。

源泉は冷泉だが炭酸が強い。昔は子供たちが砂糖を混ぜてラムネにして飲んでいたそうだ。浴室内の掲示によると、源泉に熱湯を足してかけ流にしてある。

■所在地

北海道上川郡愛別町協和1区
TEL:01658−6−5815
FAX:01658−6−5807



■印象

浴室はあまり広くなく、大きな真湯の浴槽があって、右端に小さい温泉浴槽がある。真湯は泡やジェットが噴出している。こちらは特段言うことはない。



温泉浴槽は薄く褐色のお湯がある。流しはなしの2つの蛇口から水とお湯が出ている。水のほうがこの温泉の源泉だ。お湯は真湯の熱湯で、これと源泉の冷鉱泉を混ぜて適温にしている。

泉質は含二酸化炭素−カルシウム・マグネシウム−炭酸水素塩泉、源泉の温度は9.3度、湧出量は3.1Lとたいへん少ない。

コップが置いてあったので源泉を直接飲んでみた。ガス入りのミネラルウォータそのものだ。浴感はあまりはっきりしないが、炭酸の味は印象的だ。

■営業

営業時間 8:00−22:00
休館日 無休
料金 400円

交通

道央自動車道の旭川北ICで降りて、国道39号線を石北峠に向かう。愛別町愛別橋付近から道道101号線を北上、4km程で協和温泉の看板が見える。駐車場は広い。JR愛別駅から町営バスあり。



調査日:2003年5月


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