小平温泉テルメ小川★★★


キャッチフレーズ

■概要

小平に洋風の日帰り温泉があるので行ってみた。東京都下の静かな住宅地域で、付近にはまた緑が多く残っている。青梅街道もこのあたりでは道幅が細くなっている。

小平温泉テルメ小川は2000年12月に開業した新しい温泉だ。たいへん深く1600mもボーリングして湧出したという。テーマパークのようなスペイン風の瓦屋根でスーパー銭湯とは違う豪華な雰囲気だ。



浴室は洋風と和風があって、男女日替わりになっている。洋風浴室には内風呂、露天風呂、サウナ、水風呂、打たせ湯、ジェットバス、テルマリウム(低温蒸気浴)がある。和風浴室にはテルマリウムの代わりに窯風呂(日本式蒸し風呂:別料金)がある。



■所在地

東京都小平市小川町1−2494
TEL:042−344−1126




■印象

たいへん人気の施設だ。休日に訪れたが、どこもかしこも満員状態。小平市周辺は温泉がなかったからしかたがないだろう。今回は洋風風呂が男湯なのでこちらをレポートする。

浴室中央にジャグジー、右手の壁際に大浴槽とジェットつきの寝湯がある。大浴槽のお湯は麦茶のような茶褐色だ。弱くモール泉の匂いがする。ツルスベ感もある。 それほど期待していなかったのでうれしい。

泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉、源泉の温度34.8度、成分総計2177mg。

建物の中庭に露天風呂が造られている。ここも茶褐色の温泉だ。露天風呂中央の噴水のような給湯口も面白い。景色はないがやはり外の風は気持ちがよい。

中庭にあるテルマリウム(低温蒸気浴)は細かいタイルでペルシャ風に装飾してあってこれも面白い趣向だ。暖かいタイルの椅子でウトウトしてしまった。

休憩場所として畳部屋はないが、食堂は広い。ビールやつまみは比較的低料金で利用できる。

かなり混んでいるが、温泉らしいお湯だ。空いている時間帯をねらって行けば楽しめるだろう。

■営業

営業時間 10:00−23:00
休館日 第2水曜日(祝日のとき翌週)
料金 1000円(3時間)
平日800円
窯風呂200円

交通

中央自動車道の国立府中ICを降りて国道20号線を東京方面に進む。3kmほどの寿町3丁目交差点を左折して、都道7号線を北上する。小川町で青梅街道にぶつかったら左折、1kmほどで右手に見える。駐車場は広い。
西武鉄道拝島線小川駅から2kmほど。



調査日:2002年3月

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