犬吠崎潮の湯温泉
犬吠崎観光ホテル★★★★


太平洋を望む豪快な露天風呂

■概要

千葉県の銚子、犬吠崎にも温泉がある。天気が良かったので行ってみることにした。犬吠崎の温泉は2つの源泉がある。今回は独自源泉の犬吠崎観光ホテルを訪れた。

灯台から海岸沿いの道を1kmほど。海岸に下りる急坂の下に観光ホテルがある。海に面して横長の建物だ。宿の裏手がすぐ太平洋だ。

ホテルの海側のサンデッキに出ると広い眺めが楽しめる。南側は長崎鼻、北側は犬吠崎を無結ぶ海岸線が見渡せる。正面入り口前に足湯があって、けっこう人気だ。



ロビーの券売機で券を買って、ホテルのフロントで料金を払う。料金にはタオルのレンタルも含まれていて、脱衣所にバスタオルとタオルのセットが置いてある。

入浴のみだけでなく、刺身定食と温泉入浴のセットコース(2500円)もあってなかなかよい。ただし利用時間が昼と夕方に分かれているので遅い昼食だと利用できない。

観光ホテルの源泉「犬吠埼潮の湯」は1997年と最近できたものだ。1000m以上掘削している。犬吠崎のもうひとつの源泉「犬吠崎温泉」は犬吠崎京成ホテルのもので近隣に給湯されたいる。こちらは2000年に掘削したものだ。

犬吠埼潮の湯温泉の泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物強塩泉、源泉の温度28.5℃、湧出量470L(掘削自噴)。分析表が掲示されていないので詳細は不明。

■所在地

千葉県銚子市犬吠埼10293−1
TEL:0479−23−5111



■印象

海に面した露天岩風呂からは岬と灯台が見える。すばらしい眺めだ。囲いもないので波打ち際も見え波の音がよく聞こえる。

お湯は淡い黄緑色、ややぬるめ。湯使いは少しのオーバフローがある加熱循環のようだ。



露天岩風呂の右隣に和風の雰囲気の露天ヒノキ風呂がある。こちらはやや熱め。塀の窓から波が見える。風が吹くととてもさわやかな気分だ。

オーバーフローの湯量が多いのでお湯の鮮度が良いようだ。体にズシンとこたえる浴感だ。肌触りはキシキシする。



内湯は変形の浴槽だ。こちらもやや熱め。お湯の香りはなにか磯の香りのようだ。お湯をなめてみるとかなり塩辛い。ダシ醤油くらいの塩辛さ。

強食塩泉らしいお湯だ。長湯すると体にこたえるが、露天風呂の眺めは最高なのでつい長湯になってしまう。

銚子にも温泉らしい温泉があることがよくわかる。東京から意外に遠いことがが難点か。

■営業

営業時間 11:00−20:30
休館日 無休
料金 1200円
(平日1000円)繁忙期特別料金あり

交通

東関東自動車道の潮来ICを降りて、水郷道路に乗る。神栖町から国道124号線で犬吠崎を目指す。 銚子大橋を渡り銚子市街に入ると左折して県道244号線で犬吠崎に行く。犬吠崎から海岸沿いに1kmほど。駐車場は広い。



調査日:2008年4月

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