飯豊温泉川入荘★★★★ | ![]() |
飯豊山入口の豪快な半露天風呂 ■概要 飯豊(いいで)連峰は山形県南西部にある有名な山域だ。人が少なく山深いところで、マタギ(狩人)の世界だ。 飯豊温泉は800年前にマタギに発見されたと伝えられてる。 飯豊温泉の源泉はさらに奥の地神山登山口にあって、国民宿舎の梅花皮(かいらぎ)荘まで引湯されている。梅花皮荘には露天風呂がないので、梅花皮荘の隣にある川入(かわいり)荘に行くことにした。 川入荘は梅花皮荘の1985年に開業した別館にあたる宿泊施設だ。梅花皮荘とともに小国町自然環境管理公社が運営している。登山者向けの山小屋風の建物で、建物の裏にある玉川を見下ろすように建っている。 ![]() ■所在地 山形県西置賜郡小国町大字小玉川川倉西564−1 TEL:0238−64−2138 FAX:0238−64−2257 |
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■営業
■交通 |
■熊祭り 熊祭りは早春春の熊狩りが終わったあと、マタギ(狩人)が山の神に感謝する祭りだ。昔は山伏(法印)が主催したというが、現在は小国町の行事として5月5日に行われている。 会場は川入荘の隣だ。広場の中心には飯豊山を背景にして竹のやぐらに熊の毛皮が張り付けてある。近くでは大なべを使って焚き火でお湯を沸かしている。このお湯で狩人の体を清めるのだという。見物席には町の偉い人が並んでいるようだ。 ![]() |
熊祭りは、厳かな神事というより、地域の行事という雰囲気だ。子供たちの太鼓の演奏や、飛び入り参加の大声コンテストなど楽しそうなイベントが続く。川入荘の前には熊汁、岩魚の塩焼きなどの屋台が並んでいる。 地域の人がほとんど全員集まるので、広い駐車場もさすがに足りなくて、道路沿いにずっと車が並ぶ。民俗行事に興味がある方にはお勧めする。 |
■金目そば |