久吉温泉たけのこの里★★★ | ![]() |
山奥の森林公園にある濃いお湯 ■概要 碇ケ関の道の駅でダムの奥に温泉があると知って行ってみることにした。碇ケ関から南東方向、秋田県境に近い山の中に久吉ダムがある。そのさらに奥に久吉温泉たけのこの里がある。 たけのこの里は久吉ダムに合わせて開発された森林公園で、コテージなどの宿泊施設がある。温泉は1998年に開業した。 もともと温泉が湧いていたそうで、敷地の中にその名残の露天風呂の跡がある。 ![]() 内風呂を日帰り客に開放していて、別にある露天風呂は宿泊客専用になっている。施設の営業は雪のある時期はやっていない。 ![]() ■所在地 青森県南津軽郡碇ヶ関村大字碇ヶ関字碇ヶ関山1−128 TEL:0172−45−3131 |
![]() ■印象 浴室は窓側いっぱいに浴槽がある。外は斜面の石垣なので展望はない。浴槽には白っぽい茶褐色の濁り湯が満たされてあふれている。 浴室内はヒノキの香りで満たされているのでお湯の香りはよく分からない。さっそく入ってみるとぬるめのお湯だ。見るからに濃いお湯がしみてくるようだ。 白いフレーク状の湯花がある。水面には油状の皮膜が見える。浴槽のふちは赤茶色に染まっている。泉質はカルシウム・ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉、源泉の温度49.4度、成分総計3176mg。 湯上がりに受付の方にこの温泉のことを聞いてみた。山の上の方に2本の源泉があって、一方は赤く他方は緑がかったお湯。赤い湯をメインに使って、不足すると緑のお湯を加えるという。 源泉を一旦タンクに入れ露天と内湯に供給している。スケールが多くて、最初の3年は知らないでほおっておいたらスケールが1cmもついた。それからは冬の休業時に掃除しているそうだ。 国道から遠くちょっと寂しい感じがする公園だが、お湯はなかなかすばらしい。濃いお湯を実感できる。 |
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