檜枝岐温泉駒の湯★★★


檜枝岐村中央の共同浴場

■概要

檜枝岐(ひのえまた)村は尾瀬の裏側の入り口であるが、昔はたいへんな秘境であったそうだ。そのころの名残として、農村歌舞伎がいまでも残されている。
檜枝岐歌舞伎の舞台は村の中心部の山側にある。

駒の湯は最近建て替えられた共同浴場で、以前のものよりだいぶ大きくなった。ロッジ風の建物でなかなかよい。

駒の湯外観

■所在地

福島県南会津郡檜枝岐村
TEL:0241−75−2655

駒の湯露天風呂

■印象

朝早くに行ったので他の客はなく、管理人だけしかいなかった。さっそく浴室へ行く。きれいな石張りの内湯と広い露天風呂がある。露天風呂からは檜枝岐川と後ろの山が眺められる。

お湯は程良く温かく、澄んでいる。一人で静かに入るのもなかなかよい。出る頃になって中年のハイカーグループがやってきた。急ににぎやかになった。

駒の湯内風呂

■営業

営業時間 6:00−20:30
(5月−10月)
8:00−20:00
(11月−4月)
休館日 無休
料金 500円

交通

東北自動車道の西那須野塩原ICで降りて、国道400号線、121号線、352号線と乗り継いで尾瀬方面に進む。檜枝岐村中心部、駐在所の裏にある。駐車場は20台程度。



調査日:1998年9月


六地蔵

檜枝岐村六地蔵

檜枝岐の中心部に近く国道沿いに小さな地蔵が並んでいる。大昔この辺りでは凶作のため赤ん坊の「間引き」が行われたそうだ。地蔵はその供養のため。悲しい歴史だ。
橋場のバンバ

橋場のバンバは歌舞伎舞台のそばにいる子供を水難から守る神様だ。しなびたおっぱいの優しい顔だ。頭の上にお椀をかぶせて願いをかけるとなんでも聞いてくれる。

檜枝岐村橋場のバンバ


ばんばの前にはたくさんのはさみが供えられている。切れるはさみを供えると縁切り、切れないはさみのときは縁結びの願いを聞いてくれる。
針金でぐるぐる巻きになって絶対開かないはさみが供えてあった。

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2001/11/12 10:02:04;107748;ue3t-cb;RETR;ok;/homepage/spa/hinoematakoma/hinoematakoma.htm