御前山温泉四季彩館★★  


茨城県の数少ない温泉のひとつで人気の温泉保養センター

概要

御前山村は栃木県との県境にある。村は那珂川(なかがわ)に沿って開けていて、少ない平地はほとんどが田圃になっている農村である。四季彩館(しきさいかん)は村営の大きな温泉保養施設である。那珂川を見下ろす高台に建てられている。新しい施設なので駐車場は十分にあるが、ほとんど満車になっている。近くの人が車で集まるためで、この温泉は相当な人気である。

建物の前には奇妙な円形の巨大モニュメントがある。




所在地

茨城県茨城郡御前山村大字長倉407−2
TEL:02955−5−2626
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印象

温泉は屋内に気泡風呂、薬湯、寝湯、サウナ、水風呂がある。屋外には露天風呂と打たせ湯がある。公共の温泉保養センターとしては、風呂の種類はなんでもあると言えるだろう。



お湯はすこしぬるめだ。露天風呂からは西が展望できるので夕日が見える。我々はちょうど日が沈むころに露天風呂に入ったので、一緒に入っている人とゆっくり夕焼けを眺めた。

休憩する所は畳敷きで、大部屋と小部屋の二つがある。大部屋では17:00まではカラオケ大会をやっている。飲食物の持ち込みは禁止のはずだが、常連のおばさんたちはミカンやお菓子を持ち込んで、おしゃべりを楽しんでいる。

温泉保養所にはめずらしいビデオシアターがあった。白黒の昔の喜劇映画「東海道五十三次のなんとか・・」をやっていた。なかなか渋い番組なので時間があればちょっと見てみたかった。



設備が新しくかなり混んでいるが、ほとんど地元の人ばかり。早い時間帯に来ればゆっくりできるだろう。晴れた日は夕日の眺めがよい。

営業

営業
時間
10:00−21:00
 
10:00−20:00
※11月から3月
休館日 第1、3木曜日
※祝日のとき翌日
 
年末年始
料金 1000円
平日800円
16:00以降500円

交通

高速常磐道の那珂インターチェンジから広域農道「バードライン」を経由して、国道123号線に出る。123号線を栃木県境方向に行く。御前山村内の那珂川沿い、御前山橋を左に見て通り過ぎ、右手の丘の上に四季彩館がある。




観光ヒント

国道123号線沿いの道の駅「かつら」は地元の新鮮野菜が大変安く手に入る。

調査日:1998年2月

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