元スキー場にある湯治宿 ■概要 山形県米沢市の郊外には米沢十湯と言われる湯治場がある。福島から米沢に向かって県境を越え、山形に入ってすぐに五色温泉の入り口がある。国道から逸れて山奥の道を7kmほど走るとたどり着く。 山形県米沢市大字板谷字五色498 TEL:0238−34−2511 FAX:0238−34−2513 |
![]() ■印象 宗川旅館には内湯もあるが、日帰り入浴は露天風呂だけになる。露天風呂は母屋から少し離れたところにある。 建物の山側を少し登ると、露天風呂の入り口に着く。渡り廊下のようなものだが、なぜか途中までしかない。ビニールで囲ってあるのは雪除けだろうか。 廊下を辿ると男女別の露天風呂がある。男湯側は脱衣場が2つに仕切られているので、元は混浴だったのだろうか。 屋根があるが壁が取り外してあって、良い眺めだ。北側が山の斜面を見下ろせるようになっていて、遠くまで山が連なっているのが見える。石床の浴室に木枠の浴槽だ。浴槽はやや浅め。 透明なお湯が静かにかけ流されている。温度は熱すぎずちょうど良い。ほのかに木の香りがする。浴感にあまり特徴がないが、かすかにキシキシ感がある。 口に含むとかすかに柔らかい味がある。 泉質はナトリウム・カルシウム−硫酸水素塩・塩化物温泉、源泉の温度45.9℃、成分総計1064mg、pH=6.4。(泉質名がつくぎりぎりの濃度だ) ときおり鳥の声が聞こえるほかは何も音がしない。適温のお湯にじっくり浸かってボンヤリ山の景色を眺めていると、心からのんびりできる。 |
■営業
■交通 東北自動車道の福島飯坂ICを降りて、国道13号線を米沢方向へ。東栗子トンネルを出て板谷分岐から右に曲がって板谷集落に入る。板谷集落から五色温泉の看板をたよりに県道231号線をたどる。五色温泉まで舗装してある。駐車場は広い。 ![]() 調査日:2007年7月 オフィシャルページ |