道志の湯★★★


道志道の村営温泉

■概要

相模原と山中湖を結ぶ道志道(どうしみち:国道413号線)は、中央自動車道や国道20号線が渋滞するときの抜け道として知られている。道志渓谷沿にあって、昔は曲がりくねった細い道だったが、近年整備が進んだ。

道志道の中程に、道志村営の温泉「道志の湯」がある。国道から少しはずれた沢筋にあって、周りは緑の山に囲まれている。あまり大きくない和風の建物なので、風景に合っている。



近年改装して浴室を大きくしたようだ。施設の構成は、御影石を使った内風呂と露天の岩風呂がある。ほかに休憩室、売店、食堂がある。



■所在地

山梨県南都留郡道志村7501
TEL:0554−52−2384



■印象

何度か訪れているが、公営温泉にしてはこじんまりとしていて、ローカルな雰囲気が気に入っている。休憩室では地元のお年寄りや家族連れがくつろいでいる。

浴室の御影石の湯船は大きい。窓が広いので明るい光が入ってくる。お湯はやや熱めで透明だ。わずかに青みがかっている。泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉、PHは8.7、源泉の温度は17.8度である。



露天風呂は5、6人が入れる岩風呂だ。残念ながら屋根が張り出しているので、あまり広々とした感じがしない。それでも周囲が緑なので落ち着ける。

休憩室では、食事もできる。ざるうどん500円。地元の人の利用が中心の温泉だが、休日は山中湖方面から道志道を使う人が利用するので、夕方はけっこう混むことがある。

■営業

営業時間 10:00−21:00
(4−10月)
10:00−20:00
(11−3月)
休館日 火曜日
12/29−1/1
料金 500円(2時間)
700円(4時間)
1200円(1日)

交通

中央自動車道の相模湖ICを降りて、国道20号線を藤野へ。藤野から県道76号(山北藤野線)で青根へ。青根から国道413号線を西へ行く。相模湖ICから35km程度。道志の湯の看板を見つけて左折し、川を渡る。渓流沿いに500ほど入ったところ。
駐車場は広い。



調査日:2000年5月

 TOP  温泉みしゅらん