麻布十番温泉★★ | ![]() |
都会の健康センター ■概要 麻布十番は六本木に近いが、下町の雰囲気が残っている独特の商店街だ。ここにある麻布十番温泉はその昔にも何度か行ったことがあるが、近くに六本木ヒルズができたので見物帰りに寄ってみることにした。 麻布十番温泉は、老舗の鯛焼き屋や煎餅屋が残る麻布十番商店街の西の端で、六本木からの 鳥居坂を下りきったところにある。戦後すぐ掘り当てた温泉で1949年からある。現時の温泉施設は5階建てビルの3階にある。 ![]() 交差点角に小さな入り口があって、3階に上る。中は昔変わらずレトロな雰囲気が漂っている。下足入れが木の札で昔なつかしい。入り口をはいったところが休憩ホールだ。休日の昼だが先客は少なく比較的空いている。 ![]() ■所在地 東京都港区麻布十番1−5−22 TEL:03−3404−2610 |
![]() ■印象 浴室はたいへん小さいが掃除が行き届いて明るい色だ。小さなサウナと4人入れば満員の浴槽がある。お湯はもちろん黒湯だ。 ずいぶん濃いお湯の色だ。浴槽内のステップが見えない。結構熱くしてあるので長湯は無理。香りはあまりしない。ツルスベ感はけっこうある。 泉質はナトリウム−炭酸水素塩泉 (重曹泉)、源泉の温度は24度の冷鉱泉だ。浴室内には地下500mからくみ上げている天然温泉との掲示があった。 ![]() 休憩室は舞台がある。寄席などのイベントがときどきあるそうだ。売店があって冷えたビールやお新香などが手に入る。都会の中で妙に安らげるレトロなオアシスという雰囲気だ。 ビルの1階には同じ経営の温泉公衆浴場「越の湯」がある。休憩がいらない方はこちらが安い。 昔からのオアシスは健在だった。地元の人が多いが、土地柄で外国人もけっこう利用するそうだ。 |
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