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神奈川県鶴巻温泉「ゆたか」 byももこ(2000年7月)



温泉施設名 : ゆたか
温泉地名 : 鶴巻温泉
日付 : 平成12年6月22日

 旅館業を廃止したゆたかが、日帰り専門の温泉施設として営業再開したことをHP「街の温泉めぐり」で知り(管理人のI氏に感謝!)、今日早速行ってみました。因みにこのホームページは「みしゅらん」には「綿密で充実したレポート」と紹介されています(リンク欄)。

 入浴料として1050円を受取られた受付の女性に聞けば、営業再開は4月22日だそう。帰りがけに、お礼を述べた序でに、プールも有るようですが、と話を振ってみると、泳ぎたい、とのお客からの要望はあるが、その為には認可が必要との事。温泉をプールにも使っている為、保健所の認可が下りないことには、お客に利用させられないと云っていました。大変愛想の良い方でした。

 湯の方は、と云えば、飲めば塩気のあるナトリウム・カルシウム塩化物泉。同じ食塩泉でも、箱根湯本の天山とは比べ物に成らない程しょっぱい。私の知っているところでは、伊豆熱海のローマ風呂(ホテル大野屋、1500円小タオル付)の湯に近いものがあります。食塩泉は温熱そして保温効果が有ると云いますから、慢性関節リウマチを患う方が行かれると良いのかも。Ph.9。

 風呂数は男女共内湯と露天の各2。外の風呂は大変大きく(10×8m位?)、とりあえずは平泳ぎを2往復しておきました。周りに椰子の木が10数本植えられていて、だからジャングル風呂と呼ばれていた様な気がするのですが、その様な呼称はパンフレットの何処にも見当りません。ユニークだったのは、石の上を磨き平らにしたのではない、ベンチ形をしたコンクリート製の座所が2つ、露天の湯船の中に設置され、そこに腰を下せば、胸から上が水面上に出、火照った体を幾らか冷ますことが出来る、そんな仕掛けが施されていたことです。因みに私の背丈は172cm。

 風呂を出て中庭のベンチで一服していると、女風呂から年配の女性2人組が暖簾を潜って出て来、常連らしく、一人が、ここ(中庭)は前は建物が有ったのにねぇ、何故往きに気付かなかったのかしら、とけらけらと笑っているのが可笑しくて、話掛けてみると、そこの経営者がかわったことを教えて呉れ、更には、おひとり?若いのにエライわねぇ、とも云われました。

 どんなものか覗いてやろう、と女風呂が空になるのを待ち(HNはももこですが性は男です。ゲイじゃないよ)、2本目に火を点け、様子を伺っていると、今度は3人組。中1人が、ジュースを飲もう、と云い、其処に在る自販機の所へ行きましたが、高いわね、外に出てからにしましょ、と他の2人に云ったのが可笑しくて、30円はもったいないですね、と話掛ければ、そうよ、もう1本買えるもんねと答えました(其処のジュースは150円。差額×3人分=90円)。常連さんですか、と聞けば、其処ゆたかでは1人3500円で時間制限無の食事休憩が出来て、よく来ることを教えて呉れました。4月に新装開店してからは3千か4千円のコースで3時間迄の制限と成った様ですが。(自販機のビールはアサヒ・スーパードライのみで300と400円)

 男湯は私を入れ2人しか居なかったのに、女の其れには5人抜けても未だ居た様子で、其の後私用が有った事もあり、覗きと云う望みは叶えられないまま、ゆたかを後にしました。

 とまあ、私のレポートは以上で終りです。
 行ったのは4時頃ですが、それにしても日本のおねえさん方(年配の女性の意)は、平日の昼間から、語弊があるかもしれませんが、旦那の稼ぎを遣い、何をしているのでしょう。給料が銀行振込に成ってから、言換えると、男が月給袋を家に持帰り、家族を集め、神棚に手を合わせることをしなくなってから、日本の家族はおかしくなった、と云う右の論者が居ますが、奥さんが旦那の財布の紐を握っているとの話をすると、外国人は笑い、且つ、不思議がります。そんなのは日本だけだそうです。

 私は、結婚後も働きたい女性はそうすればいい、との立場に立ちますが、それにしても先の様な日本のおねえさま方には、何と云いますか、大変な愛着を覚えます。

 下に22日(と云っていました)に開設されたゆたかのHPのリンクを貼り付けておきます。
 http://www.tsurumaki-onsen.co.jp/

(鶴巻温泉追加情報)

クマコさんが鶴巻温泉会館のことを、確かやませみさんの町田ビューティースワンのカキコへのレスの時に、書かれていたことを覚えています。私からの貴重な情報なんてとんでもないことでして、石渡さん(「街の温泉めぐり」管理人)のお陰で、ゆたかが日帰り専門施設として再出発したことを知り、行ってみました。与えられるばかりでは悪いと思い、石渡さんに、メールで、御礼の意と鶴巻では他にもみゆき旅館と大和旅館で日帰り入浴が出来ることを伝えると、どうも源泉に関心が有るようで、ゆたかと陣屋以外は自家源泉を持っていない、と云った返信をくれました。

鶴巻温泉では全ての旅館とゆたかで立寄り入浴が出来ます。全部で確か6軒有り、中2つは、客が居ない時には、湯船にお湯を入れないのでしょうか、要電話予約となっています。

■陣屋:2500円以上(税・サ別)の食事をすると、プラス800円で小タオル付きの入浴可。男女別に露・内各1ずつ。「サンロクマル」と云うリクルート社発行のフリーペーパーに、最近は知りませんが、以前は入浴料が無料になる券が付いていました。

■みゆき:千円 男女別に露・内各1 どこかのガイドブックに紹介されたのでしょうか、最近は近くの弘法山登山帰りの客が多い。

■大和旅館:千円 男女別に内各1

それから、やはり「街の温泉めぐり」で知ったことですが、鶴巻、それから大山の麓では、いま日帰り入浴施設が造られています。詳しくは、石渡さんのHP、それから秦野・伊勢原両市のHPを御参照下さい。後の2つは下にリンクを貼っておきます。

http://www.city.isehara.kanagawa.jp/
http://www.city.hadano.kanagawa.jp/99new/1125-4.html

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