つれづれ人物伝
ジャッキー佐藤
1999.08.09死去。41歳。
「ジャッキー」といえばアメリカ人は元JFK夫人のジャクリーンを、日本人は元ビューティー・
ペアの彼女を思い浮かべるだろう。名曲「かけめぐる青春」...ヒットしていた頃、中学の卓球部
で練習中に体育館のステージでよく歌って踊って歓声をあげたものだった(男ばっかで)。
「あなたから/私へ/私から/あなたへ/かける言葉は/悔いのない青春/かけめぐる青春」
我ら少年の魂をゆさぶったこの歌詞、あの振り付け。強くて美しかったビューティー・ペアよ永遠に!
マキ上田さん、お身体お大事に。香港のジャッキー(・チェン)も長生きしてね!
白鳥哲
1999.05.08まえWOWOWでやってたアニメ「ブレンパワード」の「声の出演・白鳥哲」って
寺内貫太郎一家2に出てたテツなのか?同姓同名の異人なのか?新入りの職工で伴淳に
怪我させたテツは「ひとりだち」という劇中歌を歌っていた。私はそのレコードを持って
いた。「ふるーさとからーのあのーこのてがみがー」。その後ぎんざNOW!で「3年D組
13番」(だったと思う)なるもうちょっと明るい歌をうたっていたのを見たのが最後だ。
久世トラウマ劇デビューから富野トラウマアニメで復活!ならこんなに嬉しいことはない。
堺正章
1999.03.17昼間TVをつけると「みんなのうた」で「北風小僧の寒太郎」をやっていた。
20数年振りに聞いたのではないか?子供のコーラスのあとで「カンタローー!」と
絶叫する部分が記憶通りなのでかえって驚く。TV「ハッチャキマチャアキ」(という
ような番組名だったと思う)の「カンチョーマン」(この番組でやってたと思う)に狂
ったように魅せられていた少年時代を悔いることはない。フロイト的解釈も不要だ。
つボイノリオ
1999.03.04朝日新聞朝刊一面「ピル6月に承認」を見て。
つボイノリオの歌で「怪傑!黒頭巾」というのがあった。ずきん=スキンにかけて
避妊一般をネタにした、往年のTV時代劇主題曲調コミックソングである。歌詞の
一節に「〜ピルピルミチルにーオギノ仮面〜魔法使いのベッサリーちゃん〜」とあった
と記憶している。つボイノリオのオールナイトニッポンを聞いていた方も多いと思うが
(金曜深夜でしたネ)、湿ったところない性的なバカネタ、積極的に再評価したい。
山本リンダ
1999.02.27友人よりベスト盤CDを借りる。
多くの人が既に指摘していることと思うし今更のことだが、「山本リンダ」という名は
すごい。セカンドネーム→ファーストネームという配列、「宮田フレディ」とかと同じことでしょ。
「リンダ山本」とせずこの芸名(と推測)に決めたひとの決断に感服する。余談ながら
私と同じ地元出身の「ナンシー久美」はファーストネーム→ファーストネーム。確信犯か。
坂上次郎
1999.02.25スポーツ新聞で大島渚監督の最新作『御法度』の主要キャスト発表の記事。
いや〜待った待った。『マックス...』から13年か。『ハリウッドZEN』の中止も
あったけど。来年5月公開を大期待で待つ。さて、新選組隊員の中に坂上次郎の名が。
TVドラマ『夜明けの刑事』(←水谷豊めあて)、『たぬき先生奮戦記』(奮闘だった
かも)、見てましたね〜。映画では江戸時代の顔となるだろう!音楽は坂本龍一(↓)。
伊藤つかさ
1999.02.11今日は寒い。雪も降った。
「冬来たりなば春遠からじだね」とは「エースをねらえ!」の藤堂さんのセリフ(*)。
春を待つ−そんな時、誰もが口ずさむのが伊藤つかさの名曲「夢見るシーズン」だ。
坂本龍一(**)のテクノポップサウンドにのって「はーるにーなればーきーいとー」と
歌えば幸せな気持ちになれる。長じての雪見大福のCMもわすれがたい。
*【訂正】1999.08.16
すみません、ひろみのお父さんの言葉でした。単行本を20年ぶりに読んで確認しました。
単行本11巻(宗方コーチの死の巻)の188頁、アメリカにいるひろみへのお母さんの手紙
「今年の冬は本当にきびしい・・・でもお父さんは口ぐせのようにいいます『“冬来たりなば
春遠からじ”だよ』」と。12巻(たえよ!この悲しみに・・・の巻)の17頁でも再登場。
**【訂正】1999.08.16
すみません、この「夢見るSeason」の編曲は大村憲司でした。
当曲収録の傑作アルバム「さよなら、こんにちは」で坂本龍一がARRANGER担当してるのは
B面5曲目の「恋はルンルン」です。情報提供してくれた“かをりさん”ありがとう。
水谷豊
1999.02.02TV「小さな小さなあなたを産んで」で大竹しのぶと共演。
演技パターンの異なる二人。大竹しのぶについては何も心配も言うこともないんだが、
水谷豊のこれからに私は大いなる期待をいだいています。変なオヤジとか変な爺さんの
役とか。何か大化けすることを期待している。
ジャイアント馬場
1999.01.31死去。61歳。プロ野球巨人軍時代のこと
「ある日、スパイクを履かず運動靴のまま練習グラウンドに来て、コーチにこっぴどく
怒られた。合宿所のげた箱においてあったスパイクに猫が子供を三匹産んでしまい、
『かわいそうで、どかせなかった』からだった」
(02.09朝日新聞朝刊「天声人語」より)
谷村新司
1998.12.31紅白歌合戦にて「チャンピオン」を熱唱。
「ひとりのーおとこをーのみこおんでいいったーーー」の後、
レコード版ではイフェクトのセリフ「YOU'RE KING OF KINGS!」を力強くシャウト!
昔は、S&Gの「ボクサー」の出来損ない(又は演歌)みたいな曲だと嫌っていたが、
最初からこういうふうに歌ってくれたら好きになれたのに...と思った。