2004年12月


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おわび
2004年12月4日(土)

今日は何曜日?今は何月?
・・・という感じで日々が過ぎて
行きます。仕事が忙しくて
せめて土日は休みたいのですが。
この日記をのぞいてくれている方
には申し訳ないです。

「山ねずみロッキーチャック」
2004年12月9日(木)

東京MXテレビで再放送が始まった
「山ねずみロッキーチャック」
に驚きを感じています。

まだ二回しか見ていませんが、良いです。
本放送はたしか私が小学校三年生の時で
見てましたけど、主題歌以外は印象が
薄かった。

いま、何に驚いたかと言うと、
いまのアニメに失われた「詩情」がある
というところです。

例えば第一話のオープニングは
雪と氷に閉ざされた小さな森。
一匹のうさぎが耳をすますと、
遠くから女性の歌声がかすかに聞こえてくる。
その声がだんだん大きくなる。うさぎは言う
「みなみかぜのおねえさんだ・・・
はるがきたんだ」。

春の到来を女声スキャットで描く。
最近このような表現に接していなかったので
非常に新鮮。

第二話。子供の山ねずみ三兄弟で
いちばんボンヤリしてるロッキーチャック
が、茫漠とした新天地への憧れから
いちばん先に家を出て行く。
セリフもさることながらはつらつとした
人物(動物か)の動きで心情が表現
されている。

目的地の“みどりがもり”に到着した場面
は「光に包まれたロッキー」。ここでは
透過光の効果が素晴らしく、見ていて
思わず涙ぐんでしまいました。
文字通りの「人生の最も輝かしい瞬間」、
その描出に成功していると思います。

続きが楽しみです。


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