2003年12月


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「平日休業」のお知らせ
2003年12月1日(月)

すみません、今仕事が尋常でないほど
忙しく、日記をつけることができません・・・。
「AM2:00帰宅/AM7:00起床」
という一行記述しかできないし、
これを書いてもつまらないですからねえ。

今月下旬には通常営業再開の予定ですが、
しばらく平日の日記をお休みします。
すみません。

ベルばら
2003年12月6日(土)

忙しいとはいいつつも、何か楽しみがないと
生きていけない。

寝る前に数ページですが、最近
「ベルサイユのばら」
を読んでいます。この前のBSマンガ夜話
でとりあげられていたので思い出して。
ずいぶん久しぶりに読むのですが、これが

発狂するぐらい面白い。

今3巻地点です。
読み始めて1巻、「ジャンヌとロザリー」と
いう姉妹が出てきた時点で
「ああ、いたね〜、こういう人」とスイッチ
オン、このケバい姉と性格が地味な妹の
対比に興味を集中させて読んでいます。


そういえば「ドラえもん」で、のび太くんが
大人気のまんが「ベルデカ」を買いたくて
お母さんの財布からお金をくすねようとして
烈火のごとく怒られる、というエピソードが
ありました。
「ベルデカ」・・・すごいな、F先生。

ジゼル
2003年12月7日(日)

「貴女(あなた)、御覧になりまして?」
とイキナリ女学生ことばになってしまいますが
11/30にNHK教育で放映されたN響
アワー・思い出の名演奏、
「天才バレエダンサー・ヌレーエフの
“ジゼル”」。一週遅れで見ましたが

これ、「森下洋子さまの“ジゼル”」ですわ!
あやうく見逃すところでしたことよ・・・。

(以下、男ことば)
1983年ということで20年前の公演。
一時間のダイジェスト版になってますが、
堪能しました。
ジゼルがまだ生きてる村娘の時は演劇ぽい
マイム演技でこれも良いのですが、彼女が
死んで妖精になっての後半が圧巻。
コール・ド・バレエも素晴らしいけれど
いや〜このジゼルの表現力はすごいよ。
泣けました。


TV中継はアップがあるので、筋肉が見える。
大山増達は、「バレエダンサーの肉体は、
あらゆる格闘家を超える。一番恐ろしい」
とコメントしたそうだが、さもありなん、
と思わせるものがあった。

新橋のサラリーマン一名より
2003年12月10日(水)

日本政府による自衛隊イラク派兵
計画の決定に反対します!

「さらば涙と言おう」
2003年12月13日(土)

昨日、金曜日のことですが。
客先の会議を終えて帰社する地下鉄の中で。


前に座っていた女の子。年の頃なら高校生、
いや大学生か。黄色い傘を持っていた女子で
あるが、まあ通例に従って携帯電話の画面を
見つめている。

フト顔を見ると表情に微妙な変化が。
「あっ、来る」。
生涯において「数多くの女性を泣かせてきた」
私にとってはすぐわかる。
案の定、彼女の眼から一粒の涙がこぼれた。
まんがの音で言えば「ぽろん」といったところ。


モリケン世代の男子としては
「♪頬を濡らす涙は 誰にも見せない」
であり、
「♪こらえきれぬ時には 小雨に流そう」
であるのだが。

さて、車中で見せた彼女の涙の意味は?


(1)
おじさん的に普通に考えるのは
「彼氏から別れのメールでも来たんじゃ
ないの」というものだろう。文面は
「よく考えたんだけど別れよう」とか
「楽しかったよ」とか?


(2)
メルマガで「悲しいお話」を購読していて、
「幸福な王子」とかを読んでいたのかも
しれません。これには雨の降る日でなくても
落涙の可能性はあります。


(3)
仮に女性の名前を恵美子さんとすると、
こんなメールが届いたのかもしれません
「えみちゃんへ
きょう、ポチが しにました。母より」
長い月日を共にした愛犬の死・・・。
これは「ぽろん」に合致するケースだ。


とまあ、よくわからないながら、
頬の涙を拭うことなく携帯画面を見続ける
彼女を残して私は下車しました。


一つ気になったことは、仮に(1)の場合。

これが手紙であれば、机の引き出しに
しまったり、「もう忘れるの」と庭で焼いたり
するんだろうけど・・・。携帯メールは。

「もう忘れるの」と削除ボタンを押すと
「メッセージを削除しますか?」と機械に
聞かれてしまい、儀式性を損なうこと
はなはだしい。「ピッ」という音もあまりに
即物的だ。

携帯の無い時代に青春期を送れて良かった。
と、一応言っておこう。

追憶の根岸線
2003年12月14日(日)

さてウイークデイ、残業しての帰路の
途上のこと。
脳が溶解していて、吊り革につかまって
ボンヤリしている。
京浜東北線を利用しているのだが、
高校の時も通学で同線を利用、
「ハシがころがってもおかしい年齢」
だったので、クラスメイトとこんなこと
を言い合って笑ったのをフト思い出した。

「根岸線」内の駅名を、文節とイントネー
ションを変えて言い合うだけのお遊びである。


「横幅」      (横浜)
「さくら・議長」  (桜木町)
「わかんない」   (関内)
「医師か八千代」  (石川町)
「謝って!」    (山手)
「ネギ・死」    (根岸)
「し〜ん。過ぎた」 (新杉田)
「よう!兄弟」   (洋光台)
「こうなんだ、胃液」(港南台駅)
「本郷・・・die」  (本郷台)
「OH!鮒」    (大船)



「他愛無い」という形容がふさわしい。
のちに東大に行った男も一緒にいたように
記憶するが、15歳はまだまだ中学生の
尻尾をひきずっていたようだ。

カプセルの季節
2003年12月20日(土)

火曜日は仕事で家に帰れず、久しぶりに
カプセルホテルを利用した。

誰もが思うように、あれはなんとも人間的
じゃないですね。蜂の巣みたいで。
映画「マトリックス」のようとも言えるか。

下のオヤジのイビキがうるさくて。爆音とは
ああいう音だ。


カプセルホテルなるものを初めて利用したのは
1985年。

なぜ覚えているかというと、「つくば科学万博」
の時だからです。

当時大学3年で、設計事務所で事務のバイトを
していて、測量の手伝いに来いと言われて
確か「土浦」へ行った。で、たまたまその時
科学万博をやっていたので、一泊して
翌朝に並んで万博を見てきた・・・のである。

予備知識なくカプセルに入ってがくぜんと
しましたね。風呂桶みたいで。

しかしある意味、子供達が夢見つつ親にダメと
言われてしまう

「押入れで寝る」

行為の感覚の実現のようでもあったともいえる。

私は当時20歳。美しい季節じゃないね、
土浦のカプセル体験。


ウルトラセブンの「カプセル怪獣」というのも
思い起こされます。

不思議×2
2003年12月24日(水)

20(土)・21(日)・23(祝)と出勤が
続いてしんどかったですが、24日で山を越え
ホッと一息。

疲れていたせいか、路線ちがいのバスに乗って
しまい、かつ、買って読んでいた「舞姫〜
テレプシコーラ(5巻)」があまりにも面白く
熱中してしまい。フト気付くと窓の外は
知らない街・・・。
聖夜にふさわしい不思議体験。

しかし、たしか去年もそうだったが
なぜかクリスマスイブとかクリスマスの夜は
洗濯をしている自分がいる。これも不思議。

貧者の贈り物
2003年12月25日(木)

24日はクリスマスイブだった。
同居人には、勤め先でもらってきた
カレンダーと手帳を
「はい、プレゼント」
と渡したら、哀しい眼をしていた。

25日、クリスマス。
新橋の駅前で古本を売っていた。
廉価版コミックス
「ドラえもん(タイムマシン編)」
を150円で買い、帰宅して
「はい、プレゼント」
と渡したら、黙っていた。

性懲りもなく、紅白 【紅組曲】
2003年12月26日(金)

紅白マニアだと思われると困るけど・・・。

それぞれの人が唄う歌が決まっていましたので

◆一言。(NC=ノーコメント)


【紅組】

愛内里菜(初)
「FULL JUMP」◆NC

aiko(2)
「えりあし」
◆NC。そういえば愛甲はどうしたろう。

安室奈美恵(9)
「SO CRAZY」◆NC

綾戸智絵(初)
「テネシーワルツ」
◆「ライトスタッフ」という映画で、サム・
シェパードがこの曲に合わせて踊るシーンは
なかなか良かった。

石川さゆり(26)
「能登半島」
◆ああ、いいねえこの曲。好きすき。
今すぐカラオケ行って唄いたい。

石原詢子 (2)
「ふたり傘」◆NC

Every Little Thing(7)
「また あした」
◆ニューアルバムを買ってなくてごめんね。
嫌いになったわけじゃないの。お金が無いだけ。
ちなみに佐野元春にも「また明日」という曲が
ある。「マチャアキか」でないことは判っている。

華原朋美(5)
「ありがとね!」
◆と、言われると
「♪わるいわね これからも よろしくね〜」
と続けたくなる。パフィーか。
「I’m proud」が好きなんだけど。

川中美幸(16)
「おんなの一生〜汗の花〜」
◆NCだけど、すごいタイトルだね。

倉木麻衣 (初)
「Stay by my side」
◆一貫してノーコメント。

香西かおり(12)
「無言坂」
◆無縁坂、とは違うんだよね。

後藤真希(初)
「オリビアを聴きながら」
◆えっ、なんで? ゴマキが唄ってたの?
聞(聴)いてないよ〜

小林幸子(25)
「孔雀」
◆くじゃくですか。本番、よろしく。

坂本冬美(15)
「あばれ太鼓」◆NC

島谷ひとみ(2)
「元気を出して」
◆薬師丸ひろ子さんが応援で駆けつける、
ということならば見ないでもない。

神野美伽(2)
「浮雲ふたり」
◆「浮浪雲のふたり」=渡哲也と桃井かおり
が応援に駆けつける、ということ・・・は
ありえない。話題が古くてスマン。

ZONE(3)
「secret base 〜君がくれたもの〜」
◆「太陽がくれた季節」なら我が人生の愛唱曲
なんだけどね。

天童よしみ(8)
「美しい昔」◆NC

中島美嘉(2)
「雪の華」◆NC

長山洋子(10)
「じょんから女節」
◆ジョンからジョセツ?「ジョジョの奇妙な冒険」
みたいだね!(正しくはジョナサンからジョセフ)

浜崎あゆみ(5)
「No way to say」
◆いしだあゆみの方が好きだな、僕は。

一青 窈(初)
「もらい泣き」◆NC

藤 あや子(12)
「曼珠沙華」
◆“あやや”と呼んでもええやろか?by園佳也子

BoA(2)
「DOUBLE」
◆ダブる=留年すること。

松浦亜弥(3)
「ね〜え?」
◆と言われると、
「♪気が付いてよ は〜やく〜 
よそ見などしないで〜」と続けてしまうが、
これは誰の曲だっけ?桜田淳子かな?

水森かおり (初)
「鳥取砂丘」
◆一度足をつけてみたい場所。

モーニング娘。(6)
「Go Girl〜恋のヴィクトリー〜」
◆勝ち負けではない、と言っておこう。

和田アキ子(27)
「古い日記2003 KOUHAKU Remix」◆NC


【紅白合同】

女子十二楽坊(初)
錦織 健(2)
「自由そして荒城の月」
◆NCだけど、この接続助詞「そして」は
何を意味しているのだろうか。

森山良子(8)
BEGIN(2)
夏川りみ (2)
「涙そうそう」
◆「涙うそうそ」=ウソ泣き。やめましょう。


明日は白組ですけど、
コメントにあまり意味が無いような気がする。
お疲れモードからのリハビリ、ということで
ご容赦願いたい。

性懲りもなく、紅白 【白組曲】
2003年12月27日(土)

小学生の落書きレベルですけれど、引き続き。

なお、本文中に多数のダジャレを含んで
います。
あなたの(心の)健康を損ねる可能性が
あります。
不愉快な気持ちになりたくない方は、
購読をお控え下さい。


【白組】

五木ひろし(33)
「逢えて…横浜」
◆横浜たそがれ、じゃないんだ。
敢えて横浜?

伊藤多喜雄(2)
「TAKIOのソーラン節」
◆思い出したけど、高校二年の時の
副担任が「タキオ」という名前だった。
しかしやっぱりソーラン節といえば
小林旭の「アキラのソーラン節」に
とどめを刺します。ドラマ・金八先生で
フィーチャーしていた「よさこいロック
ソーラン節」もいいね。

175R(初)
「空に唄えば」
◆ソラで唄える?

w-inds.(2)
「Long Road」
◆曲がりくねってはいないわけだ。

EXILE(初)
「Choo Choo TRAIN」
◆ニール・セダカ版の「恋の片道切符」は
大好きで高校の時によく聴いてました。
もちろんリアルタイムじゃないよ!

Gackt(3)
「Last Song」
◆学徒の「最後の歌」、と言われると
厳粛な気持ちになる。

北島三郎(40)
「風雪ながれ旅」
◆山本譲二の「みちのくひとり旅」と
セットなわけですか。

CHEMISTRY(3)
「YOUR NAME NEVER GONE」
◆この曲はたぶん、小学生に対して
「持ち物にキミの名前を書いておけば
どこかに行ってしまうことはないよ」
というメッセージを伝えるものなので
しょう。文部科学省推薦。

ゴスペラーズ(3)
「新大阪」◆NC

さだまさし(15)
「たいせつなひと」
◆大切なヒット(曲)。
雨やどりとか関白宣言とか?

SMAP(12)
「世界に一つだけの花」
◆(アタック)ナンバーワンよりヤッターワン。
書いてみたけど、死にたい気持ちになる。

谷村新司(16)
「いい日旅立ち・西へ」
◆ルネ・クレール監督「幽霊西へ行く」
岡本喜八監督「独立愚連隊西へ」
ウルトラセブン「ウルトラ警備隊西へ」
ザ・ドリフターズ
「ゴー・ウエスト(飛べ!孫悟空)」
ビレッジ・ピープル「Go West」
このように全ての表現物は西へ向かう。
そして乾物屋の“のりちゃん”は
マンモス西へ嫁に。

TOKIO(10)
「AMBITIOUS JAPAN!」
◆小学校の時、時夫という名前の同級生が
いた。ありがち系。

鳥羽一郎(16)
「兄弟船」◆NC

長渕 剛(2)
「しあわせになろうよ」
◆・・・と言う前に、貴様は周りの人間の
幸せを考えて行動しているのか?
と言いたい。悦ちゃんを幸せにしろ!
(自戒を込めて書いています)
「もう一度 自分のしたことを
よく考えてみてよね!」
という名作まんが(注1)のセリフを
おくります。
「わたしは じぶんかって 
だったのかしら・・・」
と反省して下さい。

はなわ(初)・テツandトモ(初)
「佐賀県なんでだろう
  〜スペシャル合体バージョン〜」
◆合体させるの なんでだろう?
という疑問が先に立つ。

氷川きよし(4)
「白雲の城」
◆「♪くろがねの城」なら・・・
(マジンガーZ by水木一郎)

平井 堅(3)
「見上げてごらん夜の星を」
◆いい歌だね。

布施 明(19)
「君は薔薇より美しい」
◆曲順がゴマキの「オリビア」の後に
ならないように願ってます。

細川たかし(29)
「浪花節だよ人生は」
◆「ひょうきん族」の中で、この曲に合わせ
口を“ポンポンポンポン”と鳴らしていたのは
ウガンダちゃんだったか、太平シローちゃん
だったか・・・

堀内孝雄(15)
「河」◆NC

前川 清(13)
「東京砂漠」
◆TVドラマ「夜明けの刑事」で、この曲を
ベースにしたシリアスな話があったように
記憶しているが・・・。

美川憲一(20)
「さそり座の女2003」
◆さそり座の女のKM先生も、
しょーもないダジャレで笑うことがある
そうだ(ある文献によると)。
ちなみにKM先生の某作品で、
ネコがシッポを巻いてるのを見て、
「心太くん、巻いてるじゃん」→
「まいてる・ジャン」→
「マイケル・チャン」(テニス選手)
と言う、素晴らしいダジャレがありました。
だから、自分の駄洒落を肯定する−という
つもりはありません。

森 進一(36)
「狼たちの遠吠え」◆NC

森山直太朗(初)
「さくら(独唱)」
◆「錯乱(独房)」だと怖いね、って
完全に小学生のノリだなあ。

山川 豊(10)
「函館本線」
◆いま職場で函館出身の人と仕事をしている
のですが、この人はコートを着てこない。
氷点下以上なら寒いうちに入らないそうです。

山本譲二(12)
「みちのくひとり旅」◆NC

ゆず(初)
「夏色など…」
◆ゆずと言えば、
「♪キミを 自転車の カゴに 乗せて〜」
という、映画「E.T.」のような曲を
思い出します。
“ゆずを聴かない人”は
“融通の利かない人”みたいだな ガハハ
・・・とくると、貴方の職場にもいる駄洒落好き
のオヤジだね。。。



なんとなく、心の疲れからのリハビリが
済んだような気がします。毒をもって
毒を制す、のような。
紅白の靴下、こう履くの、なんつってガハハ。
(これで終わりです、ダジャレ)


注1:
「でっかいちゃんと集まれ!」
(あべりつこ・作)

やっと読んだ
2003年12月28日(日)

高橋亮子さんのまんがをまとめて読みました。
通勤の電車の中で。

「がんばれ!転校生」(文庫・全1巻)
「しっかり!長男」(文庫・全3巻)
「夏の空色」(単行本)

短編は読んだことがあったのですが、
長編は初めて読みました。

コミカルな部分の絵を見て、出てきた頃の
「池野恋」さんを思い出しました。これは
余分な話。

さて、たまたまかもしれないけれど、今回
読んだ話はみんな
「頼りないけれど自分の進む道に悩む男の子」と
「おとなしいけれど自分とは何かを問う女の子」
が、恋愛感情をステップボードにして一歩を
踏み出していく、とでもいったようなお話
でした。
「真面目だなあ・・・」というのが第一感想。

余計なことだが一つ言えば、「男の子が
モテモテでいいな。贅沢な悩みだな」と
いうのはありましたが。

それにしても、私は今読んでいるので客観的に
なってしまうが、70年代後半に、10代で
出合っていたらまた違った感じ方があったのかも
しれない。まあそういうのは仕方がないけれど。

表層的に古い部分はあっても、図書館の書庫に
しまいこむのは惜しいと思います。
今のまんが雑誌でいわゆる「自我の確立」みたいな
テーマを全面に出した作品ってあるのかな・・・。

「坂道のぼれ!」が未読なので探して読もうと
思う。

読了
2003年12月29日(月)

ひと月かけてちょこちょこ読み続けていた
「ベルサイユのばら」を読み終えました。
いま、感動の渦の中にいます。

どうも、本の奥付(増刷日)を見ると、
私はこのまんがを中学1年の頃に初めて
読んだらしい。
高校の時に「世界史」の参考に、という
ことで再読しましたが、それ以来。

いやいや、昔はどこを読んでいたのやら。
今ようやくオスカル様の魅力に目覚め
ました。
これほどまでに素晴らしいまんがとは!
今からもう一度読もう。

「パーシモンの夢」
2003年12月30日(火)

7月に出た陸奥A子さんの新刊
「パーシモンの夢」をやっと読んだ。

夫婦の危機を描いた作品です。
陸奥A子さんの作品を追い続けて25年に
なります。登場人物の年齢も変わり、
絵も線が少なく、白くなりましたが、
やっぱり好きです。
今後もバリバリ描き続けて下さい。

Class Of 1978
2003年12月31日(水)

昨日は「ザ・ベストテン2003」なる
長時間番組を、途中から見た。
去年も、見たような気がする。
その前の年も・・・。つまり、毎年、
断片的にだが見ているようだ。

昨日、最も心が動いたのは
石野真子と渡辺真知子が二人で登場し、
「私達、同期なんです。仲良いんです」
と言った瞬間であろう。

「俺も同期です〜!」と叫びたい衝動。
別に私は1978年に芸能界にデビューした
わけではない。しかし、濃密な時間を共有
した、という感覚が暴走しているのだ。

石野真子さんは、当時はそんなに好きでも
なくて、何とも思ってなかったけど、
今現在(お年は幾つだろう?)唄っている
姿を見ると、「昔より100倍可愛い」と
思う。私の特別な指向がそう思わせるのか。
ともあれ、「春ラ!ラ!ラ!」を新鮮な
感動をもって見て聴いた。

渡辺真知子さんは、デビュー当時も好き
だったけど、NOW、貫禄十分の御姿を
見ても愛が薄れることはない。横須賀出身、
横須賀在住。「かもめが翔んだ日」、
レコード・バージョンとは違った歌唱が
心をうつ。いいなあ〜。

「春ラ!ラ!ラ!」も「かもめが翔んだ日」
もきちんと2コーラスの歌唱で、満足しま
した。

ああ、それにしても1978年。
私は中学2年であったが、歌謡曲への愛が
頂点に達していた時であった。
しかも卓球部の練習は皆勤、試験勉強も
バリバリやって、「りぼん」も熱心に読み
始め、かつ古い映画も見始め、さらにクラス
ではお笑い担当と、我が生涯でも最も開放的
で活動的であった年と言えるだろう。翌年
から自閉症児になってしまうこともあり、
余計その感が強い。ある意味では
「幼年期の終わり」ともいうべき年だった。

マア、それを後生大事に思っているわけ
でもないが、やはり若かったせいか、
当時のいろいろなことがクッキリ記憶に
残っている。
今では感性が、濡れゾウキンみたいで、
ボタボタと水が落ちてきてしかも新しい
水は吸わない状態だが、当時は綿が水を
吸うが如きだったからねえ。

そういう時に聴いた楽曲は体にしみついて
離れることはないわけで。なので私は
新春カラオケでは「わたしの首領」や
「迷い道」も唄うことになるだろう。

その1978年から25年の2003年
も終わり、来年は新しい時代の幕が開く
ような気がする。
これからのNew四半世紀にご期待下さい。


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