予告されたが、残念ながら．．．のリスト

カウカウ大臣様のＨＰから情報をいただきました。
「カウカウ大臣のまんがの森」の「コミックデータ集」→「白泉社チェリッシュブック」
の記載を参照して下さい。

それとは別に、無断リンクですがこちらの書き込みも。（掲示板の記載事項も著作権があるとの判例が出されているのに・・・すみません！）

私は現時点で「チェリッシュブックシリーズ」の本を一冊も読んでいないのですが、手元にある古本の『花とゆめ』（1977年3号・特集＝山岸凉子の華麗な世界）の広告ページによると・・・

Ｃｈｅｒｉｓｈ　Ｂｏｏｋ　チェリッシュ　ブック　シリーズ
チェリッシュブックは一流少女まんが家による豪華な
愛蔵版詩画集です。
新書判・ケース入り・豪華装丁の上製本／本文オールカラーのデラックス版
●Ｃｈｅｒｉｓｈ（チェリッシュ）＝「愛蔵する」という意味

・・・だそうです。（雑誌の広告にも著作権があります。このページの引用について不都合がありましたらお手数ですがご一報下さい。即刻引用部分を削除いたします）

そもそも、『ビバプリンセス』1987年 2/25号に載った作品「昨日の続き」の扉ページ横には“新連載よみきりシリーズ開始！！”とあるのですが、その2/25号の次号（4/25）予告にあった「帰り道」は4/25号に掲載されず、6/25号に載りました。
その号の「まんが家ＲＥＳＴ ＴＩＭＥ」という作者コメントページで、樹村さんが
「病気のため、前号は大変失礼をいたしました」と書かれています。

推測するに、この時期体調を悪くされて、執筆できなかったのではないでしょうか？
（作品「家族の風景」に描かれたようなことが？？？？←あくまで推測）

１９７８年、筑摩書房の『現代まんが全集・全２１巻』の一冊（第２巻）としてラインナップされていたが筑摩書房が倒産したため、刊行されなかった。

ちなみに『現代まんが全集』は
編集／佐藤忠男・鶴見俊輔

全２１巻の内容は以下の通り

「７８年には筑摩書房より（中略）現代まんが全集が企画される。（中略）だが同年７月の筑摩書房倒産（のちに再建）によって、第一回配本「竹宮恵子集」ほか一冊を出しただけで、この企画は中断することになる。」
※平凡社,『マンガ伝』,P179,1987年12月3日より。この章「単行本マンガ」は村上知彦氏の執筆。

私の手元に「竹宮恵子集」があります。箱入りで、箱の帯には
同時発売（第一回配本）
１１ つげ義春
１７ サトウサンペイ集

次回発売
９ 東海林さだお集
１９ 手塚治虫集

以下続刊

−とあります。

１９９７年に刊行予定であった？

手元にある ちくま文庫『増補・ハナコ月記』（１９９６年１２月５日発行）にはさみこまれている筑摩書房の“にこにこブックス”というシリーズの広告を見てみます。

「好評発売中 ９月創刊４点」「１２月 新刊３点」とあって、
「以下続刊 次回三月に三点配本」とあり６冊紹介があります。
それに続き、「＊印は予定／タイトルは仮題 」として６冊が挙がっており、
そのうちの一冊が
＊『たのしい更年期』ヤンソン由美子＋樹村みのり
なのです。

結局 予定は未定・・・で、出版されなかったようです。