途中集計その4〜2009.5/25
めまい患者さんから寄せられたコメント |
主催の耳鼻科医さんのコメント |
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39 | 他人には伝わりにくいので寝てばかりいられず、辛い |
一般にメニエール病のめまいは発作期は治療を正確に行えばそれほど長く続きません。ただし頭痛は難治である印象があります。 |
40 | 10ねん以上前からめまいと頭痛に悩まされていましたが2年ほど前からめまいがふらつきに変わって来ました |
めまいがふらつきに代わっているのは迷路機能の低下が考えられます。その場合には回転性のめまいは起きにくくなりますがふわふわめまいが続きます。この症状にはめまいのリハビリテーション以外にはなかなか有効な治療がないのが現状です。 |
41 | 頭痛があると眠気とふらつきがある。 |
頭痛とめまいの関連があることから頭痛の予防治療が必要と思います。頭痛の頻度にもよります。 |
42 | 今回はじめて耳の詰まりと浮遊間の後に頭痛がしました。関係有るのか?どうか分かりませんが一応お答しておきます。 |
この頭痛はめまいに伴う前庭脊髄反射の更新による緊張性頭痛の可能性があります。元々頭痛がない方であればそのように考えられます。その後の経過によってはまた異なった見方が必要です。 |
43 | めまいがなくても頭痛がある時はありますが、めまいが出ると大抵、強弱の差こそあれ頭痛も起こっています。 |
めまいと頭痛の関連から片頭痛関連めまいの確実例の可能性があります。メニエール病の治療だけではなかなかコントロールは難しいです。 |
44 | メニエルの発症以前には閃輝暗点を10年前から、年に3 回ほど勃発。発症後2年はなかった。3年目の今年はもう2回。 |
メニエール病と片頭痛の合併の可能性が高く双方の治療が必要です。 |
45 | 頭痛よりも頭重が強くて、辛いときがあります。それを軽減させるために、少しでも血行がよくなるために、帽子をかぶって過ごす毎日です。これが意外と楽で、家事や外出ができます。 |
一般に片頭痛は血流がよいと症状が悪化します。血流の改善で症状が軽くなるのは筋緊張性の頭痛の可能性が高いですね。筋緊張性の場合にはまずはリラクゼーションが重要です。 |
46 | めまいはあまりないのに、頭痛が時々あって何かメニエルと関係があるのか心配です。 |
めまいよりも頭痛の方の治療が必要かもしれません。頭痛とメニエール病は合併している場合が多く頭痛を合併している症例の方がなかなか治りにくい傾向があります。 |
47 | 2 年前の7月にメニエル病と診断され治療をし落ち着いていましたが昨年の6月にまた発作を起こし入院を10日程しました。目眩は治まりましたが、難聴、耳鳴り、閉塞感、頭重感、高音が頭に響く、首肩背中の凝りがあります。何か良い情報や体験談等参考になることが有りましたら幸いです。 |
メニエール病の回転性発作は経過の中あるいは治療によって制御できることが多いですが難聴と耳鳴りは非常に現在でも治療が難しいのが現状です。耳鳴りによる不眠や気分の落ち込みに対しては薬物治療やリラクゼーション法が行われます。 |
48 | 耳閉感から始まって、頭痛、めまいの発作が起こります。 |
耳閉感、めまい、頭痛は典型的なメニエール病の場合もありますが明らかに難聴がない場合には片頭痛めまいの可能性が高いです。その場合には治療は若干メニエール病治療と異なりますので難聴の有無を調べる必要があります。 |
49 | tonikaku turaidesu... |
turainoha wakarimasu. Chiryouwo kangaenaitoikemasennne. |
50 | 回転性のめまいがいつ起こるのかわからなくて常に不安 | 予期不安に対しては行動療法や、信頼の置ける医師、医療機関との信頼関係が最も良い治療です。 |