変身ヒーローシリーズ その1
講談社「週刊ぼくらマガジン」連載 放映期間:1972/4/2〜1972/11/26 放映時間:毎週日曜日19:30〜20:00 (読売テレビ系) 原作:さいとうたかを、さいとうプロ 音楽:菊池俊輔 製作:東映、読売テレビ
ゴルゴ13原作として有名な「さいとうたかを」の作品。この番組「マッハロッドで、ブロロロロー、魔人ドルゲを、ルーロ、ルーローロ」と唄っていた「水木一郎」もゲストで出演してました。このヒーローは「白鳥健太郎」と「木戸猛」少年の二人の友情バロメーターが300バロムを越えた瞬間「バァ!ローム!クロース!」の雄叫びとともに、右腕をクロスさせることで、合体しバロム1に変身することができました。またクルマに変化したり魔人のスキャナーにもなる「ボップ」を空に放り投げて、その「ボップ」めがけて二人がジャンプして変身する「ボップ変身方式?」に途中から変わりました。そのほうがカッコよかったのか?(笑)当初コミック版の第1話では上半身裸のゴルゴ13似の男性だったがTV版がマスクマンになると原作もそれにあわせて変わっている。緑のタイツでもっこりが印象的でした(笑)でもいくら変身したと言っても、子供がクルマ運転していいのかぁぁ?(笑)
 超人バロム1(ワン)
小学館「週刊少年サンデー」連載
放映期間:1972/7/8〜1972/5/5
放映時間:毎週土曜日20:00〜20:30(読売テレビ系)
原作:石森章太郎
音楽:渡辺宙明
製作:東映、読売テレビ

キカイダーとは光明寺博士が製造した人造人間である。よく「ピノキオ」と比較されるが、原作設定そのものは、そのアンチテーゼ的作品となっている。「ジロー」が、チェンジしてキカイダーとなるが、不完全な「良心回路ジェミニィ」を持つため、プロフェッサー・ギルの吹く笛の音常にに苦しめられる。これは、SF作家アイザック・アシモフのロボット三原則が基本設定にあるようだ。同原作のロボット刑事Kでは「アシモフ回路」となっている。またキカイダーのメカ設定では原子力で動いていた。エイトマンもアトムも動力は原子力だから、それに類するんだけど!イチロウのキカイダー01は太陽電池で作動(笑)ちなみにボディの青は正義。赤は悪をあらわす。「チェィンジ!!キカイダー!スイッチオン!1!2!3!」とキカイダーにチェンジする事により良心回路が働きベルトが正義を示す青が上に変化する。たいていは赤いギターを背負いギターの音とともに登場する。これは小林旭のギターを持った渡り鳥シリーズをイメージしているのか?(笑)そうそう敵役のハカイダーはサブロウでした。彼ら実は兄弟だったって知っていましたぁ?しかもハカイダーの脳は光明寺博士で実はサイボーグという設定でした(笑)
人造人間キカイダー
ハカイダー
小学館「週刊少年サンデー」連載
放映期間:1974/4/9〜1974/9/24
放映時間:毎週火曜日19:30〜20:00(読売テレビ系)
原作:石森章太郎
音楽:渡辺宙明
製作:東映、読売テレビ

東南大学の学生。渡五郎が変身するミュータント。「ゴーリキショーライ! チョーリキショーライ!サナギマンからイナズマン〜!」と主題歌「戦えイナズマン」は、あの子門真人が唄っていました。その他の唄は水木一郎。、途中から「イナズマンF」に変わりました。サナギマンからイナズマンへと変化する二段変身ヒーローものです。サナギマンはモスラの幼虫に似ているし、イナズマンも蝶ですから、やっぱりモスラを意識していたんでしょうかねぇ〜?
 イナズマン
講談社「週刊少年マガジン」連載 放映期間:1973/4〜1973/9 放映時間:毎週金曜19:00時〜19:30(フジテレビ系) 原作:石森章太郎 音楽:菊池俊輔 制作:東映
石ノ森TVヒーロー作品の中でもマイナー中の5本の指にでも入るかもしれない?マイナーな刑事版のロボットヒーロー。ただし、米国映画「ロボコップ」と比較されることも多いしマニアでは有名なヒーロー(笑)、古めかしいハンチング帽とジャケットという出で立ちは「七人の刑事」を彷彿させるかなりシュールな作品だ。原作はロボットという体のため差別や偏見の目に晒されるというシャイな心を持つ青年ロボット。しかし、かなり人間くさいドラマ仕立ての為。当時のおこちゃま達には理解できない作品だったかも(笑)マザーという観音様型ロボットがKの母親?でした(笑)TV版は千葉治郎(新城刑事)が脇を固めゲストに千葉真一が出てました。番組途中からグレードアップ?して赤いボディに変わるものの知名度はいまいちですね。
ロボット刑事K(ケイ)
サンコミックス「正義のシンボル・コンドルーマン」 放映期間:1975 放映時間:? 原作:川内康範 製作:東映、読売テレビ

「月光仮面(58年)」「七色仮面(59年)」「アラーの使者(60年)」「レインボーマン(72年)」「ダイアモンド・アイ(73年)」に続く川内康範原作シリーズの一つ。川内康範は作詞家として『おふくろさん(森進一)』『骨まで愛して(城卓也)』の歌謡曲も手がけている。古代ムー帝国に伝わる幻の鳥・ドラゴンコンドルとその幼態。ゴールデンコンドルの力を身につけた「コンドルーマン」と人間の悪の心から生まれたモンスター一族との戦いを描く。主人公は三矢一心。87年にビデオ発売されたが結局300本しか売れなかったらしい・・・(笑)知っている人は、かなりのマニアですよ。そういう、私も見ていなかったです(笑)
正義のシンボルコンドルーマン