ブロックメイズ
カセットビジョンでも似たようなゲームが・・・?

最初見た時はどんなゲームか全然分からなかったんですが、ペンゴ (セガ) に良く似たアクションゲームです。

Main

画面の右中央で足踏みして移動してるのが、プレイヤーの操作するプッシュマンです。コントロールパッドで上下左右に動き、アクションボタンでブロックや壁を蹴飛ばします。画面上にある黒丸が通常ブロックで、H,T,L,O と描かれているのが記号ブロックです。それぞれ、プッシュマンは直接蹴飛ばすことが出来 (各方向にコントロールパッドを押しながらアクションボタンを押す)、蹴られたブロックは壁のあるところまで滑っていきます。この時、すぐ隣に別のブロックがあった場合には、蹴ったブロックは壊れてしまいます。また、ブロックの移動する直線上にモンスターがいた場合には、潰れて得点が入ります。そうそう、トランポリンにぶつかると90度移動方向が変わるのも忘れてはいけない要素です。

モンスターには、普通に動き回っている気まぐれモンスター (画面右下:50点) と、プッシュマンと同様にブロックを蹴飛ばせるけとばしモンスター (左上:100点) が居ます。いずれのモンスターも触れると1ミス。プッシュマンが居なくなった時点でゲームオーバーですので気をつけましょう (2つあるレベルのうち、レベル1では6人、レベル2では4人でスタートし、5000点ごとに1人増える)。ちなみに、モンスターはレベル1だと気まぐれ2匹のみ、レベル2だと気まぐれ2匹+けとばし1匹という構成になります。


Bonus

さて、先ほど説明しなかった記号ブロックですが、フィールドの四隅に同じ文字が描かれているエリアがあります。ここに、同じ文字のブロックを蹴りこむと、ボーナススロットゲームに突入。画面上部に4つの記号ブロックがシャッフルされ、止まった時の状態によってボーナス点が入ります (2個同じ記号なら 100点、3個同じなら 500点、全部同じなら 1000点!)。ハイスコアを狙うには必須の要素なので、記号ブロックは壊すことなく確実にエリアに入れましょう。

最初にペンゴに似てると書きましたが、上記の他に壁 (外壁も含む) を蹴飛ばすと隣接しているブロックを弾くことが出来るというのもオリジナルとは違うけど似ているといえるでしょう (オリジナルの場合は、外壁を蹴飛ばすと敵がしびれて動けなくなる)。ただ、ペンゴが敵を全滅させればステージクリアというルールがあったのに対し、このゲームでは『タイマーが0になればクリア』あるいは『記号ブロックを全部エリアに蹴りいれたらクリア』あるいは『通常ブロックを全部壊せばクリア』という風に条件が複数あるのがおかしな所。何故こんなことになってるかというと、記号ブロックも通常ブロックも同じように壊れちゃったり、行き止まりにハマったりして救済措置が無いから。普通、こういうのって特別扱い (少なくとも壊れないとか) するもんなんですけどねぇ (笑)

ま、そのせいかどうかは分からないんですけど、どうにも達成感みたいなものが無いゲームですね。なんか、あっさりクリア出来ちゃったなぁ、みたいな。で、パターン自体もそんなに変わる訳じゃないので展開がひたすら単調です。正直言って、何回か遊んでると飽きちゃいますね (苦笑)