イマイチ洗練されていないタイトル (ぉぃ)

アフターバースト

Produced by (c) NCS
1990.10.26 発売 (\.3090)

一応シューティングなんですが、ちょっと変わっています。スクロールものではなく単一固定画面、1ステージ毎にノルマをクリアするタイプのゲームでかなりパズル要素が強いです (アクションパズル?)


まずはジャマな敵を排除すべし

ステージは主にブロックで構成されています。このブロックには絶対壊せないモノ、下のブロックが無くなったら落下してしまうモノ、単純に破壊出来るモノなど、があります。また、ステージによってはロボットや戦闘機が画面上を徘徊し、プレイヤーの行く手を阻みます。ブロックや敵を破壊し、時には利用しながら丸いタンクのような物体 (メインコンピュータユニットらしい) を破壊すればクリアとなります。基本的にメインコンピュータユニットは剥き出しの状態でいることは少なく、ブロックに囲まれていたり、ちょっと奥まった所に隠れていたりします。先読みしないとクリア出来なかったり、ゴリ押しで無理矢理クリアしたりプレイヤーによって色々な作戦で進めることが出来ると思いますが、各ステージには制限時間が設定されているので無駄な動きは禁物です。


この角度で上手く狙撃出来るか?

このゲームで面白いのがプレイヤーが操作するロボットの操作システム。十字キーの上下でライフルの射出角度が変わり、Bボタンでライフルを発射、Aボタンでジャンプします。また、ライフルはBボタンをすぐに離した場合にはすぐに弾が落ちてしまいますが、ボタンを押しっぱなしにしていると画面上のメーターが上がり、メーターがフルになると真っ直ぐ飛びます。メーターの位置によって飛距離が変わる (威力は変わらないので当ったら破壊出来る) のを利用して壁の隙間を通してタンクを破壊するといったスナイパーの気分も味わえます (壁越しに敵ロボットを倒すとか)。爽快感は無いのですが (コンピュータユニットを破壊しても大した演出は無いし)、狙った位置へ砲撃出来るようになった時の達成感は格別のモノがあります。


基本的に、相手より下にいれば有利です

このゲームの対戦モード (対人対戦の他、COMとの対戦も可) は、はるか大昔にX1というパソコンで発売されたエグゾア2・ウォーロイドソックリで、障害物で作られたビルの谷間で敵ロボットと一騎打ちするという内容。ただ、イマイチ盛り上がりに欠けるのはCOMとしか対戦してないからだけというだけじゃなく、ステージの構成も含めて非常に単調すぎるからでしょう。もうちょっと対戦を盛り上げるギミックを出して欲しかったですね。
まぁメインはあくまでもパズル?モードなので対戦に期待してる人は少ないかもしれませんけどね。


お買い得度:★★★★☆(4)
GBカラーだと変な色になるのが残念