PCでは『さめがめ』っていうけど、これは『セイムゲーム』と呼ぶらしい

SAME GAME

Produced by (c) ハドソン
1997.04.25 発売 (\.3480)

奥山佳恵が描いたド下手な絵のパッケージと、弾厚作こと加山雄三が音楽を担当したという意味の無い話題作りで無駄金を使ったパズルゲーム (^_^;)。うーん、やはりGBとはいえ単品パッケージで発売するには苦しいタイトルなのは分かりますがこういう話題で気を引こうとしてもねぇ・・・


ボンバーマンの他、4種類の中かからコマのデザインを選べる

PCユーザーなら1度は遊んだことがあると思われる『さめがめ (Mac版は『まきがめ』でしたっけ?)』そのものなので説明の必要は無いでしょうが、ルールは同じ種類のコマを縦か横に2つ以上くっつけて消していくだけというシンプルなモノ。もっとも、その単純さ故に老若男女問わず多くのプレイヤーを惹きつけたんでしょうけどね。
GB版には2つのモードがあります。1つは SAME GAME モードで、制限時間内に決められた得点を取ればステージクリア。全20ステージあり、最初に選べる1〜10ステージをクリアするとコマが多くなっている11ステージ以降をプレイできるようになります。取れるコマの上にカーソルを合わせるとポイントが表示されるのですが、1個多いだけで点数が格段に違うのがこのゲームの特徴であり、ちびちび消していったのではたとえ全消し出来たとしても規定得点に届かずクリア出来ないことがあるので良くチェックして消しましょう。


さて、どれから消すべきか・・・?

もう1つは、TUMEME GAME モード。全部で100のステージが用意され、各ステージ毎に指定されているクリア条件 (全て消す、○点取るなど) をクリアしなければ次のステージに進めません。制限時間も無く、何度でもリトライ出来る (パスワードコンティニューも出来る) のが親切というかヌルすぎというか (^_^;)。このゲームって、パズルゲームにしては珍しくクリアすることよりも如何に高得点を取るかということに重きが置かれているので、このモードで遊んだ時の達成感というか爽快感は薄いような気がします (実に不思議なことなんですけどね)


何故にカウガールスタイルかは不明

当時ハドソンのCMキャラになっていた福原愛 (つーより、卓球少女・愛ちゃんつった方が良いか (^_^;)?) がゲームの端々に出てきますが、こんなに可愛くはないよなぁ>実物。ま、そんな個人的不満はさておき、最初に書いたようにこのゲーム単品で1個のソフト分の値段を取るのは非常にキビシイものがあると思います (当時は元より希少価値が出た?現在でも)。幸い Loppi の書き換えラインナップに入っているので、他のソフトの隙間に入れる (Fブロック1ですから) というのはアリだと思いますが、それでも書き換え料が高いと感じるのは私だけでしょうか?
参考までに付け足しておきますが、カーソル移動を含めて操作性は特に問題ありません。コマが少ないので画面の切り替えも早いですしね (昔、MacLc2でラージ面を遊んだ時の反応の鈍さといったら (苦笑))


お買い得度:★★☆☆☆(2)
中古で200円くらいなら買いかなぁ・・・?