パッと見はギャル系のRPG (ぉぃ)

リトルマジック

Produced by (c) アルトロン
1999.11.26 発売 (\.3980)

パッと見、ギャルゲーを彷彿させるタイトルですが残念ながらパズルゲームです (^_^;)。いや、私も最初はタイトルといいグラフィックといいRPGだとばかり思っていたので最近まで遊んだことがありませんでした (手に入れたのも偶然でしたし)


魔法球を破裂させルートを確保

ステージをクリアするには魔法石 (ハート型) を所定の位置 (ハート型に点滅してる場所がある) に移動させ、ゴールゲートをくぐればOK。魔法石を移動させるには倉庫番のように押して運ぶ他、Bボタンを押すことによって1ブロック先に魔法石を蹴っ飛ばせる念動魔法と、シャボン玉のように膨らませ破裂する衝撃で魔法石を1ブロック動かせる魔法球 (Aボタン使用) を駆使しして運びます。なぜ、このような魔法が必要かというとステージによって水、トゲ、杭、ワープゲートなどのユニークな地形が出てくるのですが、そのほとんどがキャラは通過出来ないけど魔法石や魔法球などは通過出来るのです。ステージによっては主人公はほとんど動けず魔法球を駆使しなければクリアできないなどという場面も出てきます。


コイツは魔法球を見ると突っ込んでくる

で、このゲームの最大の魅力はこの魔法球です。こいつは自分で破裂させることはもちろん、時間が経つとしぼんで破裂します (消滅するといった方が正しいと思うけど)。また、溶岩が出てくるステージでは勝手にどんどん膨らんで破裂します。また、魔法石と同様に念動魔法で蹴っ飛ばすことも出来ます。さらにさらに、ステージが進むと出てくるヘビ、ドラゴン、モグラなどの敵モンスターをおびき寄せたり足止めしたりすることにも使えます。この魔法球の使い方 (特に破裂までの時間制御) がステージクリアの重要なポイントで、これを把握し上手く利用 (念動魔法と併用すれば数ブロック先で魔法球を破裂させることが出来る=遠くまで移動しなくても魔法石を運べる) してクリア出来た時の達成感はかなりの物があります。ロードランナーで初めて時間差堀りを使ってクリア出来た時と同じような感動がありました>私


○○の魔法、ガンバルぞっ (爆)

個人的に、久しぶりに楽しめたパズルでした。レベルクリア毎に出てくるグラフィックはちょっとデッサン狂ってたりしますけど、まぁOKでしょう (^_^;)。1回クリアしたらオシマイのゲームですが、後半のステージの難易度は非常に高いので値段分は楽しめること間違いナシです。制限時間が無いタイプのパズルなのでじっくり考えられるのもマルですね (もっとも、クリアするのにかなり軽快な指裁きを要求されるステージもあるので反射神経は必要ですが (^_^;))


お買い得度:★★★★☆(4)
最近リリースされたパズルの中ではイチオシでしょう