いかにもなオバケ

バブルゴースト

Produced by (c) ポニーキャニオン
1990.12.21 発売 (\.3600)

逃げるというよりも避けるという方が正しいゲームなんですが、まぁ手出しが出来ないという点では同じかなと (^_^;)。内容は、画面上に浮かんでいるシャボン玉? (バブル) をゴールまで運ぶアクションゲームなんですが、プレイヤーは直接バブルを動かすことは出来ません。


ロウソクに何かありそう?!

では、どうするかというとモンスターを動かして息を吹きかけて動かすのです。当然バブルは息を吹きかけられた方向に直進しかしません。部屋の壁や置かれているアイテムに当たってしまったらバブルがはじけてミスになってしまいます。素早くモンスターを動かしてバブルの動きを制御して出口まで運ばなければならないのです。


右上のウサギは・・・ただの賑やかし

しかしながら、事は単純には運びません。というのも部屋に配置されているアイテムは、それ自身に触れたらアウトなのはもちろんですが、バブルの動きを邪魔しようと動いているのです。例えば扇風機は風を起こして進路を変えてきますし、電線は火花を散らしてバブルを割ろうとしてきます。時には電気のスイッチを切り、時には邪魔な進路を打ち消すように息を吹きかけてバブルを動かしていかなければなりません。この直接操作出来ないもどかしさがこのゲームの面白いところです (避けるしかないというストレスが溜まるゲームでもありますけど (^_^;))


さて、扇風機とドライヤーをどうするか?

このゲームで遊んでると、昔マックで遊んだグライダーとか、インクレディブル・マシンというゲームを思い出してしまいます。なんか、アイテムの使い方とかが似てる気がするんですよね (アイテムが日用品であるというところも)。箱庭的な雰囲気も実に良い感じだと思います (GB向きっていうかね)


お買い得度:★★★★☆(4)
こういう独特なゲームがもっと欲しいですね