新世紀エヴァンゲリオン・麻雀補完計画

Produced by (c) キングレコード
2000.09.29 発売 (\.3980)

ルリルリ麻雀と同じ会社・スタッフが作った麻雀ソフト第２弾。今回はエヴァキャラ総登場。つーか、キャラを入れ換えただけでシステムは全然変わっていないという (さすがキングレコード (^_^;))

今回のシナリオモードは、授業参観に出てもらいたいシンジはゲンドウに電話をかけるのだが麻雀に忙しいゲンドウにかまってもらえない (静止した闇の中で・・・のパロですな)。落胆してるシンジにアスカが麻雀修行指南するために他のキャラ達と戦わせ、最後にゲンドウと・・・といった内容になってます。出てくるキャラはそれぞれ個性的というか、作品中の台詞まわし (パロ含む) をしてくるので原作を知ってると結構笑えます。

先にも書いたように麻雀のシステムは、ルリルリ麻雀と同じです。悪い点まで同じ (要は改善されて無いってこと (苦笑)) なのは困ったモノです。また、今回フリー対戦の相手は２１人に減りました (元々キャラが少ないんだけど)。その代わり、使徒１３番勝負というモードが新たに追加 (麻雀のルールを教えるモードは小冊子のカタチでゲームから切り離された)。これは読んで字の如く使徒１３匹を相手に勝ちぬいていくモード (コンティニュー有) なのですが、変わっているのはクリアの条件 (というか、基本はハコにすればＯＫなんですが、指示通りの役であがるとアッというまにクリア出来る) が設定されていて、例えばリーチをかけてあがれとか、タンヤオにしろとか使徒毎に指示が出ます。明らかに異常な配牌で指示通りに役を作ってあがるのはかなり難しいですが、やりがいはあると思います。

トレーディングカードも枚数が３枚に減っています。グラフィックの出来が良いだけにちょっと残念ですね。ヴォイスはレイ、ミサト、カヲルの３人に増えています (音質は相変わらずですが (笑))。個人的には、そういうところに注ぐ力をもっと麻雀のシステムの方にも・・・と思ってしまうのですが、いかがなもんでしょうか？それとも、麻雀はどうでも良いからグラフィックを増やして欲しい？

お買い得度：★★★☆☆（３）
作品自体のアピール度はアップしてるんですが
麻雀のシステムそのままってのは手抜きですな