君はこの画面を見たことがあるか!?

ピングー・世界で一番元気なペンギン

Produced by (c) ピーアイ
1993.12.10 発売 (\.4200)

某オークションで完品が数万円で取り引きされたというウワサ (なんか自作自演っぽいですけどねぇ) の超レアソフト。私も中古品を持ってますが、完品を見たことは1度も無いです。


ビデオと同じでしょ?

最初にお断りさせていただきますが、このソフトの説明書持っていないので勘違いしてる部分もあるかもしれません。その辺はご容赦ください。
さてさて、本ソフトはシステム的にはミニゲーム集です。全部で4つのストーリーがあり、各ストーリーでノルマとなっているゲームをクリアすれば次のストーリーに進める仕掛けになっています。各ストーリーが始まる前に、ビデオと同じようなテロップが流れ、ゲーム開始前のデモが流れます。結構雰囲気出てると思うんですがファンの人から見たらどうなんでしょうね?ちなみに、ピングー達は例のピングー語で喋っていますがGBのサウンドだとちょっとショボイ感じがするのが残念です (それを言うのは酷かもしれないけど)


いたずらロビに気を付けろ!

第1話『ピングーの魚つり』:海の中のお魚を釣り上げるゲーム。魚によって点数が違っていて、点数が高い魚ほど釣り上げるのに苦労する (相当なAボタン連打が必要)。いたずらロビにエサを盗まれない様に注意!
第2話『ピンガの迷子』:海に流されてしまったピンガを救出する為に海の上に漂う氷を渡っていく。ジャンプのタイミングが妙にシビアで結構難しいです。
第3話『ピングーのアイスホッケー』:1対1でたたかうアイスホッケーというか、エアホッケー (昔のテーブルテニスといった方が良いかもしれないけど)。かなり手強く適当に動かしていてもまず勝ち目は無いです。。
第4話『ピングーの雪合戦』:友達ペンギンと雪合戦!ボタンを押す長さで飛距離を調整して雪だまを当てる。結構簡単 (笑)
どのゲームもルールが簡単な割に結構遊べるレベルのモノなのですが、操作に難があるというかクセがあるというか。制限時間があるのも気になりますが、とにかくタイミングや判定がシビアです。単なるキャラゲー=もっと簡単だと思ってたんですが。


底は浅いけど意外に楽しいピングリス

また、これらストーリー毎の固有のゲームとは別に4つのミニゲームで遊ぶことが出来ます (各ストーリーが始まった後、外にあるかまくら (とは言わないのかな?) の前でAボタンを押すと遊べる)。
1.さかなキャッチ:穴から飛び出してくる魚をタイミング良くキャッチ。たまに出てくるロビにぶつかるとタイムロス。レベルが上がると穴の位置が変わります。
2.かくれんぼ:かまくらの中に隠れているロビ・ピンガ・ピンゴを探し出す。なんか最初ピングーが表示されません。バグ!?
3.15パズル:バラバラになったピングー達の絵を元に戻そう。
4.ピングリス:なんと落ちモノパズル。フィールド上のブロックを全て消せばクリア。2個1組で落ちてくるコマは縦か横に4つ以上並べると消え、接しているブロックも一緒に消滅。


ピング・パパ・ママ・ピンガでサウンドモードに突入

ステージクリア後もデモがあったり、ストーリー間にはアイキャッチが入ったりなどナカナカ演出は良いです。コンティニューにパスワード方式を採用 (ピングー達の顔を入力する) しているのですが、ゲーム本編のパスワードだけでなく隠しモードやグラフィックのパスワードも色々と用意されていて楽しみも多いです。ただ、ゲーム自体に目新しさはないです。ミニゲームの中にはバグがあったりしますし (GBカラー特有の問題みたいです>情報サンクス、ドドさん) 作り込みがアマイなと思う所もあります。GBの解像度ではこれぐらいのグラフィックが限界です。まぁ悪くはないと思うんですが (動きとかはそれっぽいし)、抜群に良いと言う訳でもないです。そういったソフトに高い金を払うというのはいかがなものかと思いますが、まぁファンの人が欲しいという気持ちも分からなくはないです。個人的には買って損の無いゲームだったと思っています。


お買い得度:★★★★☆(4)
とはいうものの、入手は非常に困難