藤子F不二雄先生没後も人気は変わりませんね・・・

ドラえもんメモリーズ
〜のび太の思い出大冒険〜

Produced by (c) エポック
2000.03.08 発売 (\.3980)

アニメに限らず多種多様なグッズで今も幅広い層に人気があるドラえもん。本作はコミック連載30周年を記念して作られたゲームである。


ステージ開始前のデモのグラフィックは良い味出してます

基本的なシステムはマリオライクなアクション。お馴染みのレギュラー5人 (ドラえもんのび太しずかスネ夫ジャイアン・・・ここでも出来杉は除外されてる (泣)) のうちの1人を選んでゲームを進める。ゴールまでたどり着けばステージクリアになり、御褒美グラフィックが見られる。このグラフィックを得る条件は、各キャラ毎に異なり (ドラなら集めたドラヤキの数、ジャイアンなら倒した敵の数) キャラの数だけ繰り返し遊べる。


コエカタマリンで攻撃だ!

・・・はずなのだが、肝心のゲームの完成度がショボ過ぎ。マップの構成が分かりづらく視界が悪いためアイテムを取り損ねたり、操作性が悪い&当たり判定があやふやなので、ストレスがたまる一方。少なくとも現在のGBのゲームのクオリティでは無い (表示されるキャラクタもショボイし、せっかくのアイテム=ヒミツ道具も上手く活かされてるとは感じられない)。いっそのこと、途中に出てくる (&アクションゲームクリア後に遊べるようになる) クイズゲームのみのカルトドラクイズゲームにでもすれば良かったのではないかと思う。この手のゲームを買うのは少なからずドラえもんに傾倒してる人だと思うので、ちょっとマニアックに走りすぎというくらいの方が良いと思う (コミックス主体ってことは、現在の低年齢層は対象ユーザーに入っていないと思うし)


記念すべき初登場シーン!

御褒美グラフィックはコミックスの名場面を集めたモノで、なかなか良く出来ている (ポケットプリンタで印刷も出来る)。また、ゲームの導入部分でのキャラクタの掛け合いの中にもファンならニヤッとする (逆にコミックスを読んでないと分からない) 会話が出てきたりして面白い。だからこそ、余計にゲーム部分の稚拙さが悔やまれる。


お買い得度:★★★☆☆(3)
御褒美グラフィックとクイズはナカナカ良いです