エンター

アフターレポート:JGC 2000

少し真面目な考察−告知関連−


私は、告知に関して色々とやかましく書いてある。さて、なんでこんなに告知をしろしろというのだろうか?

一つには、参加者に対する運営サイドの姿勢に関連するからである。
考えてみて欲しい。ろくな告知がないイベントや、告知がほとんどデマでしめられているようなイベントを。
イベントに参加する為に、まず必要な情報を自力で収集しなければならないとしたら。
単純に参加者に負担であるほかに、無駄な行動(スタッフに聞く(スタッフの仕事の増加)、動き回る)が発生する。全体が無意味に混雑してしまう。
当日に変更がある事を加味した「当日の告知を行う場所」の指定などもまた、最低限必要なものである。まぁ、その最低限がまったく出来ていないからこうして書いているのだが。

もう一つ。公式な告知がないという事は、相手からごねられる可能性がある、という事である。何の為に法律があり、それが明文化されているかを考えてみてもらいたい。ここで「ごねる客はクレーマーだし」と片づけるのは簡単である。それが端から聞いて正当なものでなかった場合、どちらのイメージが悪化するのかなど、考えなくてもわかると思うのだが?

告知というものは非常に重要であるし、またそれだけに、きちんと考えなければいけない。それがあまりにも軽視されている事に、私は疑問と不安を感じる。
その根底に流れるものは、よもや「予測されていない事態」「デバッグ(推敲)されていない注意事項」ではあるまいだろうが。が、欠落と嘘の多い公式ガイドブックにはそろそろうんざりである事もまた、事実である。



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