皆さん、こんにちは。
今回は、ちょっちデーハーな内容で。
さて。「外道」とは、何をさしていうのでしょう?
私とその回りの定義は、…
判定はシビア。シナリオは一本道ではなく、頭を使わないと、平気でアン・ハッピーエンドに突入。
とまぁ、こんな所です。
「んなもん、コンベンションじゃ出来ない」というあなた。
いえいえ、そんなことはありません。
外道のスキルは結構多岐多用にわたっていますので、全面的に外道にしないとしても、そのスキルの一部をうまく使うと緊張感のあるセッションが楽しめる、と言う物です。
又、コンベンション以外の時は。ぜひ、全面的に外道で攻めてみましょう。
今までに無い、新鮮なセッションが楽しめます。
さて。まず、外道をやる為に、最低限必要な事は。
・反論させない。
これに付きます。
何も、相手の話を聞かない、とは言っていません。相手に、きちんとした説明が出来るような技を使え、と言う事です。
言い方を変えると、「理にかなった事をやれ」という事ですね。
で、次に
・覆される事を考慮に入れる。
時々、自分が考えた罠に、どーしてもPCをはめ込みたくて、むちゃくちゃをやるマスターがいますが、あまり感心できる事例とは言えないでしょう。
外道マスターたるもの、自分の外道な罠から抜け出したPCを、拍手と共に祝ってあげられるくらいの心の広さが欲しいものです。
さらに、
・必要な時には、笑顔と共にPCを殺す
事も肝心です。外道マスターたるもの、判断ミスが続いた時に、PCを殺す事に躊躇してはいけません。
たとえ殺せなくても、マスターが本気でかかると、「やばい、馬鹿な事をやったら殺される」という緊張感が出るので、セッションにだれるところがなくなるものです。
さて。今までのは、まずは基本。通常のGMをやる時にも言える、いわば鉄則です(多分)。
次に、更なる外道へ向けての第一歩。未来の外道マスターへ贈る、様々なアドバイスです。
・すぐには殺さない
死ぬのは一瞬です。殺す事は誰にでも出来ます。「生き地獄」って、知ってますか?
やはり、外道マスターとしては、生かさず殺さず、で行きたいものです。
・やばい橋は、渡らせるだけ渡らせる
一度のミスで揚げ足を取るのは、まだ面白みがありません。そのミスに、まるで気付かないふりをしてあげましょう。プレーヤーは、つい、「ア、平気じゃん」とか思ってしまうものです。それが2度、3度と重なって…。状況が、致命的なところまでいってから、ゆっくりと料理を始めましょう。
少々外道な事をやっても、プレーヤーは、反論すら出来ないでしょう。
・常識の罠を張る
常識。人は、何にも聞いていないのに、「つい」勝手に判断してくれる生き物です。
そんな楽しいものを、逆手にとらない訳が無い。
ただ、ここで一言。必ず、ゲームのスタート時などに、きちんと説明しておきましょう。「常識が通用しないから、解らなければ、必ず聞いてね」、と。
これを言わないと、ただの口論に発展して、つまらない事おびただしい。
どうせ、これを言っても、「つい」常識で考えてしまうのですから。
外道は、お天道様の下、潔癖な態度で行いたいものです。
さて。各種外道な手段の概論を述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?
細かくいろいろな手法もあるのですが、それは又、そのうち、と言う事で。
でも、一番外道なのは、こういった手法を「相手に外道と感じさせずにやる」事かもしれませんね。